会社四季報には「NECの持分法適用会社。情報通信機器が約8割、NEC関連6割強。ファイナンス事業拡大。営業資産減。が、資金原価減で貸倒費増吸収。デリバティブ評価益乗り増益幅拡大。有証評価特損は減る。11年3月期もリース会計基準変更差益を引き続き計上だが、営業資産伸びない。貸倒費や資金原価が減るがデリバ益反動減。営業益後退。リサ・パートナーズ提携による企業再生融資好調。検討案件は12月末120件強。保有デリバティブは圧縮方針」と書かれています。
数年前はNECリースという社名でした。
株主優待は、100株以上で2000円相当の「選べるカタログギフト」です。1年以上株主になっていると1000円UPして3000円相当の「選べるカタログギフト」になります。
株主優待が必要ない人は「緑の募金」に寄付する事も出来ます。
その為のハガキが入っていました。最近は地球温暖化問題や環境問題とか注目されているので寄付する人もいるでしょうね。
会場の最寄り駅は浜松町駅。新宿駅からだと山手線で25分ぐらいでしょうか。他にも地下鉄の大門駅、芝公園駅があります。
去年のレポを見ると芝公園駅でコケて太ももとヒジとアゴを負傷って書いてあるんですよ。思い出しましたよ〜その日は6件も回る日で焦っていたんですよね。今年は2件しかない日なのでコケる心配は無いかな。
到着は、9時45分。
去年もこの会場でした。
受付して〜入場票とお土産をもらいます。お土産の写真は最後に。
株主控え室へ。
飲み物はお茶、水、コーヒー。
お菓子もありました〜。
パネルもありました〜。
会場に用意されていたイスは200席ぐらい。出席株主は100人ぐらいでしょうか。
社長の挨拶、株主数議決件数、監査報告、召集通知の説明、議案の説明があり、10時39分から質問タイム。
会計処理について。リース債権とリース資産とあるが、リース債権については新しい会計基準ではどのような会計処理になるのか？
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2008年に会計基準が変更になった。国際会計の統合の動きもある。リース債権についても時価会計を行うようになった。
損益計算書の営業外費用のところに投資事業組合関係費が1億3000万円ぐらいある。どのようなものか？
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数年前に投資ファンドに投資した。パフォーマンスが上がればもらえる配当も上がる。リーマンショック以降ファンドの成績が良くないので一部損が出ている。10年ぐらいの投資になるので見守りながら適切な対応をしたい。
新規公開以来の株主。昨年からリサパートナーズという会社の名前が報告書に出てきた。なぜ業務提携をしたのか？
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紹介があったわけではない。金融ソリューションの拡大には私どもだけでは限界がある。リサパートナーズは色々な機能を我々が役立たせてもらう。リサパートナーズにとっては我々と取引する事で信用が増す。お互いに利益がある。よって資本業務提携をした。昨年の4月から活動を始めた。
地銀と20行と100億円ぐらいの取引をしていて順調に拡大していると説明があった。当社とリサパートナーズとどのように連携をしているのか？
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リサパートナーズは全国の地銀との連携が強い。レンケイしてアプローチしていく。去年は我々の会社の事を説明してメリットを提案した。リサパートナーズの業種は不動産であるが我々はそこに関心があるわけではない。彼らのグループの様々の機能を使いたい。
会計に関する質問。リースの会計基準の変更で上乗せされている利益があると思うか？
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39期は16億円。昨年度の40期は32億円。今期41期は38億円ぐらい。
1号議案の取締役選任の件。5名から2名増やして7名になる。どうしてか？株主になってからいまの社長で3人目。なぜころころ変わるのか？
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取り巻く環境が厳しい。山積する課題がたくさんある。スピードを高めて適切に経営する為。体制の強化、営業力の強化、リスクマネジメントの強化など一定の課題で成果を上げた。メーカーであるNECがサービスのNECに変化している。これから我々はどうやってNECとビジネスをやっていくか？NECと新しい枠組み作る経営体制が必要。
CSR、学校を作ったり環境の事をやっている。世間に伝わっていない。株主優待も良いと思う。株主優待は三越伊勢丹のギフトだが取引をしているのか？
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CSRは積極的に取り組んでいる。小学校に池を作ったり自然教育をしたり。IRを含めてアピールが足りていないと思う。ご意見を参考にする。
不況で厳しいはわかるが、中長期的にはどのように発展するのか？
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リースだけでは成長は難しいと思う。金融ソリューション、資産ソリューションの2つの新しい事業を起こした。リース、金融、資産は重なり合っている。真ん中に物、金融サービスをからめて新しい提案をしていく。新しいビジネスの場を作る事が我々の成長に必要不可欠。
経営者がNECで活躍してきた人が多い。NECの影響力が大きすぎて新しい事にチャレンジする精神に欠けているのでは？
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金融業会からこの7〜8年で100名近く採用している。多種多様な人がいる。それを生かして新しいビジネス展開をしていく。チャレンジ精神が無いという事は無い。
年金会計について。予定の利率と実際の利率の差が大きくて一括計上しなければならない。
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リーマンショックの年度はに3億円のギャップが出た。単年度消却をしている。今年度は2億円程度の益が出ている。他社は10年間で消却しているところもあるが、我々は1年間でマイナス分は消却している。
海外に出て行くときはどこの企業とタイアップするか？
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海外はやっていない。リースはアジア、特に中国は法制度が難しい。海外はお断りしていた。しかしNECや他の企業が海外に積極的に出て行っているので我々に色々な話は来ている。食わず嫌いにならず我々にも出来る事があるのであれば取り組んでいく。軸足は日本。
11時18分、質問タイム終了。
議案の採決、新任取締役の紹介があり、11時22分に株主総会終了。
お土産は、
ホテルニューオオタニ リーフパイ 12枚入 （1995円）
帰りは松屋フーズグループのチキン亭で昼食〜。「チーズとまとチキンカツ＆唐揚げ盛り合わせ定食」 680円。
25日に東京に泊まるので、26日の株主総会で使う物や着替えを宅急便で送らなきゃ〜。
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