9861 吉野家ホールディングスの第52期定時株主総会

平成21年5月28日(木曜日) 10時〜

場所 中野サンプラザ サンプラザホール

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本日は4件あります〜。ココが最後になります。お土産を回収する1日でした。


会社四季報には「牛丼売上高首位。子会社に京樽など。07年末にラーメン、08年夏ステーキのどん買収し多業態化。10年2月期は客数増で既存店微増。前期80、今期100の新店寄与。前期の不採算子会社売却と京樽回復で採算向上。光熱・人件費低下し営業増益。資産売却益見込まないが、減損特損減少し最終増益。子会社設立し日本と米国を除く地域の事業統括。10年末に日米以外で400店体制目標(08年12月末261店)。テーブルサービス店形態で郊外出店に積極的」と書かれています。


株主優待は1株だと3000円分の優待券が貰えます。


株太郎はいつも「牛丼並、ツユダク、味噌汁」です。たまにジェフグルメカードが手に入ると牛鮭定食かな〜。グループにはなまるうどんとか京樽がありますが利用するのは吉野家だけですね〜。


会場の最寄り駅は中野駅。新宿からだと中央線快速で5分ぐらい。


到着は、10時25分。





お土産は先渡し〜。入場票の下の所にくっついています。





一緒にCSR報告書2009とマスクを貰いました。飲み物は無し〜。吉野家って聞いただけでもよだれが出る牛丼中毒者にツユだけでも飲ませろ〜。





1階席は満席って事で2階席に案内されました。株太郎は高い所の方が良いので、たまには遅刻するのも良いかも〜。





10時28分から質問タイム。


2009年度は前年度比20%改装費を抑えて吉野家はカウンター席からテーブル席に変更している。京樽の業績やファミリーレストランが撤退するなか、テーブル席はダメなんじゃないのか?どのような考えjか?

昔の牛丼単品だけだった吉野家の時は1人様で来店する人が85%。グループ客に対しては単品やカウンター方式はマイナスだった。2004年以降牛肉がストップしメニュー拡大したとともにカウンター方式からテーブル方式にとりわけ郊外の店舗ではファミリー層の獲得のためにテーブル席は必要。事実、テーブルサービス型に切り替えた店舗は土日の売上は12%ぐらい良い。まだ実験段階だが売上を押し上げる効果があったので郊外の店舗を中心に切り替える。他のファミリーレストランと吉野家の意図、動機、効果は少し異なるので効果は十分にある。


アールワンは2009年2月期赤字。ダメなようなら売却すると言っていた。上海エキスプレスは売却する。子会社が足を引っ張っている。牛丼以外の多角化戦略を見直したら?これでは株価も上がらない。

1億円の赤字から3000万円まで赤字を圧縮した。R1については第2四半期をみて進退を決めたい。中華宅配の上海エキスプレスから撤退したが、はなまるを代表にして成功した物もあるが、人材などを未来に向けて多方面に生かす。成長に向けてのスタンスは変わらない。昨今金融事情が変化して優良のものが安く買える状況なので我々はそのチャンスを生かしていく。


株を2株持っている。11万と19万で買った。儲かっている株主は手を上げて欲しい。あ〜非常に見る目がございますね。9割以上が損をしている感じ。質問はまず、写真見本の件。いつもお店に行くと非常に美味しそうな見本が出ている。GWの5月5日の日に千葉のいなげ店で豚丼を購入した。肉が少なかった。ご飯が1/3ぐらい見えている状態で。店員に見本と違うと言った。そしたら店員さんはマニュアルどおりにやっていると言う回答を頂いた。でも写真とぜんぜん違いますよ!と言ったらお客様相談室の方に電話かけますんでって事でかけていただいて、お客様相談室の上原さんって方が出ました。役職を聞いたら室長だと。写真とぜんぜん違いますよと申し上げたら、店長さんと電話を代わって店長さんが上原さんにマニュアル通りにやっているって言ったんでしょうね、上原さんからマニュアル通りにやっているので特に問題ありませんって回答でした。でも私は写真と違いますよと言ったら、ご飯が260gでお肉が85gで問題ないと。じゃあ店長さんにご飯260g、お肉85gで写真の通りに出来ますか?と聞いたら、よく見せすぎている、現実としては難しいと言っていた。これまで写真見本と同じ物が出てきた事がほぼありません。多分、みなさんも同じだと思う。そしたら上原さんは公正取引委員会に言ってくださいと言う回答だった。私がそんなところに言っても取り合ってくれるわけはありませんし、松屋とかすき家は見本どおりに出していますよって言いました。そしたら次は何て言ったと思いますか?ではそっちに行ってくださいと言われた。こういう回答で良いのか?と言う事を申し上げたい。写真見本と違うということ、上原室長の態度で良いのかと言う事を聞きたい。もう1つの事例ですがね。1月10日の1時30分ぐらいにあさがだい店の方に行きました。私はまた豚丼を頼みまして、豚丼は330円で50円の割引券があったので280円、280円の支払いに300円の株主優待券を使った。それを豚丼が来た時点で渡した。そしたら店員さんはどうしたと思います?なんとそのままポケットに入れた。食事済ませて帰る時にさっきの清算しないんですか?と聞きました。普通だったらここでおつり出ないけど宜しいですか?って回答が普通はくるんですね、これはどういう事だと聞いたら、別のアルバイトの責任者の方が来てよく教育しますんでと言う回答でした。私は納得できなかったのでお客様相談室の方にメールをした。中山さんって方から返信があり、調べた所こういうことは数店舗で見られた。ここで皆さん株主の方に聞きたいのですが、店員さんが優待券をポケットの中にという事を経験された事はありますか?そういう方はいないと思うんですね。おかしいと思ってまたメールしましたが回答が無かった。最後私も腹が立ちましたので、社長、専務に文章を送りました。そしたら別の室長からメールが来まして社内のことは回答できないと言う事だった。サービス面において大変なことじゃないかと思うんですけど、そういう回答で宜しいのか?社員教育で宜しいのか?写真見本はこれで良いのか?3点聞きたい。

HT様のご要望、ご意見は先日来私の方にも来ている。そのやり取りもつぶさに伺って確認しております。大変に店での対応のまずさ本部での応対のまずさと言う事についてご指摘の通りでございまして謝罪する限りでございます。今後のこれらの教育あるいは現場での資質の問題、風土の問題ですから日ごろ何十年もこのことを1番大事な文化習慣としてくずさないようにやっていこうという思いでやり続けてきたものでございまして大変残念な事態でございます。写真見本という事でございましたけれども、過剰な商品を多く見せたりしていると認識はぜんぜんございませんで、今回の事例で申しますと、現場とのやり取りの中で大変失礼なお話があったかもしれませんけども、本当の重量と見た目とは多少違う事がございまして、言い訳をしているわけではありませんが、写真見本についていは規定量で盛り付けをして、多少たまねぎの配置とかを綺麗に見えるようにしたりするが、量を多くしたり見せたりはしていない。すべての商品にマニュアルがありまして、これを全部徹底させる事に日々努力しているわけですが錬度、スキルといった教育の問題も含めて現場で若干バラつきがあると素直に認めざるを得ない。したがってホッタ様以外のクレームと申しますかご意見は多数頂いていまして、それについて真摯になって取り組む。ホッタ様ご懸念の金銭事故について今回の金銭管理は不適切な行為があったのは事実でした。その場ですべて処理していくというのが当然。一時的とはいえ他の場所に置いたとかはルール違反。該当の店舗に確認調査した上で金銭管理マニュアルを守るように徹底した。今回の件で申しますと、そういった行為がございましたが、実際の事故にはつながっていないという事で、厳重注意、反省書の提出という事で処分した。現場で起こっている様々な問題でお客様から色々な声を頂いていて、それにたいして真摯に取り組んでいく決意。株価については我々の意のままにならない相場の動きがある。日経平均の動きと私どもの株価の動きを1つの評価バロメーターにしていて、その意味ではおおむね日経平均と同じ関係である。残念ながら以前の水準に戻すというのは我々の意のままにならない。


リピーター確保が必要。方策は?

郊外型の店舗でテーブル席を増やしたのは新規の顧客の増加とリピーターを増やすため。快適な店作り、美味しい商品、出来れば安いと言う価格で販売したい。


色々な事業をやっているが、牛丼以外は赤字。他の事業をどうしたいのか見えない。牛丼という強いブランドがあるのに他に生かしていない。たとえば今日の入場票に牛丼の件が付いているが吉野家だけしか使えない。株主優待券にしても他の会社が使えるようになってきたが、どん、はなまるでは使えない。こういう所から考えても他の事業にてこ入れしていないと思う。

まず第1に国内の吉野家。第2に海外の吉野家。3番目に他の事業展開。同時平行して成長させたい。海外は中国を中心に成長発展している。京樽は再建して上場するまでにしたが、昨年は集中と選択の中でたくさん持っている事業の中から有望な物にもう一度集中しようという事で、競争力の弱い郊外の和食ファミレス事業からは撤退しようという意思決定で減損会計をした。うどんのはなまるは増収増益で活力をもってやっている、成長軌道にのせられているので有望。国内の吉野家だけで良いとは思っていない。優待券は技術的に可能な場合はそうしたいと思っている。どん、京樽は個別に優待を持っているので、システム的にも意思決定すればただちに出来るということでは無い。可能な限り出来る所からやる。株主優待が業績に影響しているとは思っていない。


吉野家の良い所のうまいくて、安くて、早いが崩れているのでは?

今は牛丼単品じゃない。他品目の新しいフォーマットになっている。メニューミックスになっている。牛丼の輸入制限があって規制の前の10〜15%ぐらいしかアメリカから供給されていない。量的、価格的に以前とまったく違う中で活動している。他のメニューへ進化させないといけない。いずれ規制が緩和され制限が無くなったら、新たな牛丼吉野家のフォーマットが多岐にわたる可能性が、量的に価格的に質的にある。クイックサービスということについては以前と劣っている劣化していると自覚をしている。劣化させた部分については日々改善向上を続けたい。


株価が日経平均と連動とかじゃなくて、ハッキリした指針を示して欲しい。

数字目標は連結売上2000億円、経常200億円が目標として進めている。


地方でもすき家はメニューが豊富だが吉野家は牛丼と豚丼しかない。

1品1品の価値は品質、価格において他社よりも高くしようと思っている。メニューが多くなる事が客数増になるとは思わない。いかに品質を高めるか価格を下げるかサービスを高めるかだと思う。基本的な価値を高めたい。


営業利益が26億円減少。吉野家で6億、京樽で6億、他は??

他はアールワン。13億円の赤字。


去年の今頃は株価18〜20万円あった。ステーキのどんを買ってから株価が下がった。ステーキは今の時代にあっていないのでは?「どん」という名前じゃなくて「吉野家アメリカンステーキ」にしたら吉野家が新しいステーキ屋を始めるということで試しにお客が来ると思う。吉野家に入ったんだから「どん」は過去の物にしたら?

帰りましてどんの社長に伝えるが社長以下従業員、お客様もどんという名前に愛着がある。大変貴重なご意見として承る。ただどんは3期連続赤字から前期は黒字になった。株価についてはほとんどの人が損をしていると認識している。業績を高めて株価に反映できるように今後とも問題意識としてふまえたい。


株価の問題は私たち株主は応援団なので損した得したと言う人は総会に来ないで欲しい。肉の盛が少ないという人、300円400円のもので文句を言わないで3000円の株主優待券が貰えるんだから2倍3倍食べろ言いたい。会計をレジ方式から食券を買う機械にしたら?アルバイトやパートは計算が鈍いですから、私も勘定を間違えられた事がある。ラーメン屋みたいに先にチケットを買って注文した方が仕事をする人も楽だと思う。キムチとかお持ち帰りで今テレビの通販でやっている牛丼のレトルトを店頭で売れると思う。

手渡し計算から機械化にとだんだんそういう雰囲気になっていると認識している。昔の築地で生まれた吉野家の江戸前の手渡しの粋な部分を機械に変えたくないという考えもあったが、最近の若者たちやらは違う思考も増えているので、かつての考えを未来永劫やるわけにはいかないと思う。レトルトの牛丼は通販やテレビショッピングでやっているが出せば全部売れる状況。販売チャネルは増やしたいが現在は牛肉の輸入制限があるので優先順位に沿ってやっていかなければならない状況。元々はお店が無いところにも利用してもらう考えから出発した。検討はするがただちに店頭で販売する状況には無い。


11時31分、質問タイム終了。



議案の説明をして質問タイム。


2号議案の取締役選任について質問。千葉さんが0株。1株でも良いから持ってもらいたい。

本人に伝えて可能であれば買ってもらう。


11時39分、質問タイム終了。


はなまるなどグループの相談コーナーがありました。たぶん総会前もやっていたんでしょうね〜。





会社説明のパンフレットが置いてありましたが、株太郎は吉野家以外については知らないのでメニューも置いてあれば良かったかな〜。


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