駅からの案内などはなく、会場前にも誰もいません。ちょうど選挙中でポスターをチェック。自分の地区ではありませんが、応援している人がいたので撮影。
エレベーターで４階に上がり、受付です。
沢山の社員が迎えてくれます。会場の横に、株主控え室があり、飲み物があります。受付ではお土産の展示があり、会社案内のパンフレットももらえます。
会場は狭くもなく広くもない大きさ、パイプ椅子が並んでいます。ここの特徴はとにかくスーツ姿が多く、おそらくほとんどが会社関係者だと思われます。
定刻に開会。株主は６７７７人、単元株主は５０７９人で出席は１２０２人、会場には１００人くらいです。
報告は社長の読み上げと、モニターの表示で、簡潔で分かりやすいと思います。今期は期末無配になってしまいました。今後は中国頼みって感じですね。
１０時２０分頃に終了して、続いて議案説明。１０時２４分から質問タイムです。
発言者は５人でした。
「赤字だったが今期はどうなるか」
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「１００億円マイナスだったがすべて下期の分。工場閉鎖で５億ほど。去年１０月から役員、今年４月から社員の給料をカット、賞与もカットした。今期は売り上げ６５０億円、純利益４億円の予想だが堅めの数字で最悪期は脱したと思う」
２人目は６問。たぶん組合役員だと思う。
「在庫圧縮が進んでいない」→「在庫は増えているが攻めていく姿勢。アメリカの受注が増えている。いい意味での在庫」
「住江帝人テクノの数字がトヨタ紡より少ない」
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「１２月１日に立ち上げた。トヨタは２００億だがグローバルな数字。当社は垂直統合でスピード感があるし、競争力はある」
「住江小松の提携解消について」→「先方がアパレルをやりたいと言うことで方向性の違いから解消した」
「３か年計画の見込みについて」→「まずは今期を乗り切る。今は先が見えないので」
「役員数が多いのではないか」
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「資料の報酬欄を見て欲しい。報酬は少ない。従業員と一体となってやっている。責任もあり、数を減らせばいいという物ではない」
「配当方針は」→「上期は雇用を優先するので見送る。下期には配当したい」
３人目はいつもおなじみの元従業員で揉めている人。この人はホンマに難儀です。
「希望退職者の内容について」→「大阪工場の閉鎖に伴い８２人、年齢は限定せず」
「顧問弁護士は山口組と関係がある」→「そういうことはないです」
この辺りからおかしくなります。自分の退職金が少ないとか、家をつぶされたとか、会社に入れないとか言い出します。「個人的なことがらは遠慮ください」と議長が言っても、「個人的じゃない」とか言い出してやめません。どう考えても個人的にしか聞こえませんが・・・。
初めの頃は、会社も円満にまとめてやったらどうかと思っていたのですが、今年辺りの社長の発言を聞くと、裁判でも判決が出ているようなので、会社としては誠実に対応しているのでは無いかと思います。あんまり無理言うたらアカンよ、Ｓさん。
場内からの「議事進行」の声も出て、ようやく打ち切り。次の人へ。
「北米子会社の収支改善について」→「生産は現状低下しているが、将来は堅調と見ている」
「ＢＲＩＣＳへの進出は」
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（担当役員が回答）「インドは本年現地会社と業務提携がスタート。ロシアは直接はないが、ヨーロッパの会社と提携している」
最後にやっと一般株主らしき人。
「関東から来た。京都工芸所に言ったが見学できなかった。できるようにしてもらえないか」
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「伊勢神宮の仕事を受けており、社長の私でも自由に出入りできない。社員が案内する形でできないか検討したい。貴重なご意見ありがとうございました」
１１時８分から採決。１１時１０分終了。役員の紹介がありました。
関西は元々繊維会社が多かったのですが、今はつぶれたり、事業が変わったりして少なくなっています。老舗の数少ない会社として頑張って欲しいと思います。
ＨＰを見たのですが、工芸関係で高価ですが、なかなか良い物を作っていて技術力は高いと思います。厳しい状況を乗り切るのではないかと期待しています。
お土産に社員公募のキャラクターを使った品物をいただきましたが、たぶん若い女性が作ったようで、カワイイ物でした。伝統と若い力が上手くかみ合っていけばいいと思います。
お土産にオリジナルキャラクター「スミノンちゃん、オリモンくん」のクリーナー付き携帯ストラップと保温マグをいただきました。
マグは欲しかったのですが、なかなか良い物が無く、早速使っています。ありがとうございました。
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