6758 ソニーの第93回定時株主総会

平成22年6月18日(金曜日) 10時〜

場所 グランドプリンスホテル新高輪

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JA本日2件目〜。午後にも1件あります。


会社四季報には「AV機器最大手。海外でブランド力絶大。ゲーム・映画・金融等に多角化。テレビの黒字化が課題。カメラ、半導体低調。が、テレビは単価下落も拠点・人員減効く。営業赤字幅縮小。11年3月期は金融、映画着実。テレビは価格続落痛いが拠点減フル寄与、収支均衡まで改善。構造改革費消え利益急浮上。映像、電子書籍等配信プラットフォームを10年内に始動。アップルのアイチューンズの牙城崩す狙い。テレビ、放送機材など3D機器で12年度年商1兆円目標」と書かれています。


映画の「アバター」が3Dで大ヒットした影響なのか、テレビもゲームも何でもかんでも3D。メガネするのがメンドクサイよね〜。裸眼で3Dじゃないと〜一時的な流行で終わっちゃうんじゃないのかな〜。

携帯端末のエクスペリアはアップルのアイフォンと比べてどうなんでしょうかね〜?プリペイド携帯を使っている株太郎には使いこなせそうに無いので、高性能な物にはまったく興味がありません。

今月発売されたレンズ交換式のデジカメ、NEX-5NEX-3は売れてるのかな?ミラーレスでセンサーが大き目って所と本体の小ささが売りです。コンパクトのデジカメから買い替えする人にとっては良いらしいけど、一眼レフカメラを使っている人には物足りないらしい。

今のところ株太郎が使っているソニー製品はPS2だけ。そのうちα700の後継機が出たら買うかも。


3Dテレビの他に下記のような新しい物に挑戦するみたい。


★★★★★★★★ソニー、グーグルTVプラットフォームでインターネットTV開発★★★★★★★★

 ソニー株式会社 <6758> (以下、ソニー)は5月21日、“Google TV”プラットフォームを世界で初めて採用した、“Sony Internet TV”の開発を発表した。

 ソニーは、これまでに培ってきたAV商品に関する開発から、販売に至るノウハウと、Googleの将来的な発展性を持ったオープンなTV向けアンドロイドプラットフォームとを組み合わせて、“Sony Internet TV”の開発を進めている。“Sony Internet TV”は、先ず米国にて、2010年秋をめどにディスプレイ一体型と、ブルーレイディスクドライブを組み込んだセットトップボックス型の2タイプを発売する。

 ソニーは新たなビジネスカテゴリーの創出を目指し、これまでの視聴概念を覆す視聴スタイルや、ダウンロードによる拡張性、快適な操作性やマルチタスクを実現する「進化するテレビ」の開発を進めてきた。“Sony Internet TV”は、これらを実現し、インターネットとテレビを融合させることで今までにない楽しみ方を提供し、アプリケーションのダウンロードにより進化し続けるという、新しい時代のテレビとなる。このほか、Googleのオープンプラットフォームを活用することで、ユーザーに向けてより魅力ある豊富なコンテンツやサービスをタイムリーに提供することが可能となる。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


テレビにインターネットか〜ウチは当分買う事はないでしょう。


↓5月28日に撮影した写真です。





品川駅の構内で3Dテレビの動画を体験できるコーナがー出来ていたんです。株太郎も見てみましが、あまり飛び出して見えなかったな〜画面が小さかったからかな?


↓銀座のソニービルです。これも別の日に撮ったもの。





デジカメを見に行きました。ソニーはあまり好きじゃなかったんだけど、CP+というカメラの展示会でソニーの一眼レフカメラを借りてからファンになりました。


今日の株主総会はインターネットで公開されます。





質問もネットで受付けるみたいですね。


株主優待はありません。


会場の最寄り駅は品川駅。新宿駅からですとJR山手線で20分ぐらいでしょうか。


品川駅に到着したのは、9時35分。会場までは徒歩8分だけど、道は株主で渋滞しているのでもっとかかるかも。





品川駅の目の前にはソニーの高輪オフィスがあります。





入口ではマスコミが株主が入場しているところを撮影しています。





今年の3月31日に「企業内容等の開示に関する内閣府令」っていうのが改正され、1億円以上の役員報酬などを有価証券報告書で開示しなさいって事になったのです。

ソニーは過去に株主提案で「役員報酬を総額ではなくて個別に開示しろ!!」って議案になった事があります。その時は否決されました。

役員報酬を開示しなければならない有価証券報告書は株主総会後に提出するらしいのですが、その前にこの株主総会で発表するか注目ですね。





受付してお土産とストラップ付きの入場表をもらいます。お土産の写真は最後に。

ソニーファンにはたまらないかどうかわかりませんが、ファンじゃなくても結構しっかりと作られたストラップなので捨てるのがもったいないです。保存しておいても今日以外の日に使う事はありませんが・・・・。

どうせなら、ソニーにはサイバーショットという人気のあるコンパクトデジカメを売っているので、カメラのストラップに使えるように作ってあると良いかもね。





会場に到着したのは9時45分。第2会場の案内がはじまっていましたが、第1会場の後ろ方には少しだけ空いている席がありました。

会場は第3会場まであるらしいです。出席株主は7827人とHPの方で開示がありました。


↓壇上の方々の並び方はこんな感じ。





トヨタの張会長が社外取締役になっているんですよね。





↑召集通知には取締役候補者の写真付き〜ソニーは昔から写真付きですが他の会社ではあまり無いです。


ストリンガー会長兼社長が議長です。冒頭の自己紹介的な挨拶の他は英語で進めるので通訳が付きます。日本語は上達していないようです。





ストリンガー氏の挨拶、株主数議決件数、監査報告、召集通知の説明は副社長の大根田氏、各部門の責任者が3Dテレビ、PS3などの今後の戦略の説明、議案の説明があり、10時53分から質問タイム。

質問タイムは中鉢副会長が仕切ります。





(日本人株主が英語で質問)製品に含まれている有害物質の対応は?ヨーロッパは有害物質の規制が厳しい。中国も厳しくなる。有害物質の規制に遵守する為のコストはいくらか?下流部門で対応するより上流部門で対応する方が良い。

2000年代初め頃から有害物質の管理をやっている。コストについては集計していないので、数字については答えられない。確実に管理が出来る体制をこれからも続ける。さらに効率的に出来るように再度見直しも必要。最上流の部分から有害物質を入れないという事でメーカーに徹底をお願いしている。全世界で管理している。


ソニーのブランドが世界的に棄損されている。サムスンと比べて差を開けられている。ソニーとしてシェアNo.1の物はいくつあるのか?LEDのテレビにしてもソニーがかなり早く開発していたが市場投入の時期のタイミングを間違ってサムスンにやられた。ソニーの輝きが失っている。どうやってシェアトップをねらうのか?

ブランドや製品のあり方についてだが、サムスンはわれわれが編み出したもの、設計したものを利用するというところがある。イノベーションで明らかにソニーが先行しても、デジタル社会ではまねることが簡単で早くできる。ですから、どこをとっても常にずっとナンバーワンはありえないし、ソニーはずっとナンバーワンだったわけでもない。しかし、ソニーのテレビは大変見事な美しい見栄えで、必ずナンバーワンにいざなってくれる。3D対応テレビは、世界で最高の3D経験をさせてくれる。ソニーの3Dテレビはちらつきも画面の乱れもなく、見ていてめまいがする事はない。テレビの再生につながっていると思う。また、ソニーインターネットテレビが今後の復活上昇の基礎の仕事になる。ワールドカップで日本のゴールが決まった時、ピッチの看板がソニーの3Dであることに気が付かれたと思う。明日の試合でもゴールが決まれば同じものが見られると思う。


取締役会の構造が変わらない。取締役会に出席できない人がまた選ばれている。指名委員会はどういう風に選んでいるのか?ソニーのDNAの継承は?トヨタの張さんに聞きたい。ソニーの運営方針についてどう思うか?

委員会制度はアメリカ、欧州で多く採用されている。取締役会について、ソニーのコーポレートガバナンスは欧米で多く採用されている委員会設置方式をとっている。取締役の構成要員の多くは経験豊かで成功を収めた企業経営者で、その英知を組み合わせることができる。その助言は大変大きな助けになる。張さんのような人を利用できるのは大きな利点である。取締役会が経営をするわけでは無い。


業績について。当初の目標を大きく上回ったと胸を張っていたが、エレクトロニクス部門は1300億円ぐらいの営業赤字。昨年も2000億円ぐらいの赤字。金融事業が黒字でトータルで営業黒字になっている。金融はグループの一部門であるが、ソニーは金融の会社では無い。何年のエレクトロニクス事業で赤字を出すのはおかしい。コアビジネスで何年も赤字を出して、どういう責任を感じているのか?どう責任を取るのか?

たしかにコアビジネスは赤字。金融が2000億円ぐらいよくなる一方で、コンシューマービジネスも減損を除くと1000億円ぐらい前年より改善している。基調としては赤字だが、だんだん良い方向に向かっている。赤字の理由は、為替と価格下落の影響。特にテレビ関係の価格下落は1兆円の売上に対し、二千数百億円ぐらいが価格下落でもっていかれる。デジタルカメラも価格下落にコストダウン効果が追いついていない。しかし、今年は競争力のあるテレビが出てくるので良くなると思う。ゲームはトータルで見れば赤字。しかし2009年下期は黒字になっている。PS3のコストと売値の逆ざやも第4四半期で解消し、これからはハードウエアでも利益が出てくるし今年は大きく期待と思う。逆に金融は黒字であるが、今年は悪い方向に行くと思う。私どもは現在、まさにアナログ時代からデジタル時代への移行の渦中にある。難しい経済状況にもかかわらず、新経営陣は大幅なコスト削減を実施してきた。円ドルユーロなど為替の問題もあるなかでも、めざましい変革を遂げた。3D、インターネットテレビを打ち出し、創業者が思い描いたコンテンツとハードウエアの融合を達成しつつある。


コンテンツ事業について。ソニーミュージックとソニー・コンピュータエンタテインメントがある。別にするのはなぜか?管理を統合した方が良いのでは?アイチューンズのような利便性に欠ける。

10年ぐらい同じような事を気にしてきた。コンテンツの会社が行っていることがハードウエアの管理に大きく貢献していると思う。例えば3Dの成功はソニーピクチャーの社員が一丸となった努力の結果である。ブルーレイもすべてのソニーのあらゆる要素が一丸になったからこそできたといえる。そういう意味で実質的に統合されているといえる。コンテンツとハードウエアは車の両輪のようなもの。ソニーは両方持っているからグーグルがソニーを選んだ。たくさんのコンテンツを持っていたからこそブルーレイのフォーマットの戦いに勝つ事が出来た。


3Dテレビ、デジカメ、グーグルとの提携でマスコミに取り上げられて嬉しい。グーグルとの提携でどのような商品開発をするのか?ソニーはものづくりの会社。今までにないものを他社に先駆けて画期的な商品を世に送り出してきた。最近はこの姿がみえてこない。どれぐらい力を入れているのか?

今年、どんどん打ち出している製品ラインアップでは、物づくりの精神に裏打ちされたクリエイティビティー(創造性、独創性)が現れている。たとえばネットテレビは明らかに物づくりの精神、情熱を反映したものだ。グーグルのオープンなプラットホームによるコンテンツの配信を実現したい。昨年の11月の経営説明会でも触れたが進化するテレビ。進化したテレビをグーグルのプラッホームで実現したい。新しいサービスもネットテレビで提供していく。みなさんにお楽しみいただける商品を提供していきたい。


海外では報酬を開示している。内閣府の開示に関する指針が出た。有価証券報告書には1億円以上の報酬については開示することになった。役員報酬額はいくらか。業績に相当して支払われているのか。この開示があって株主は(議案の)賛否をするはず。有効な判断するための基本的な材料として報酬、ストックオプションの額を有価証券報告書ではなく株主総会で明らかにしてほしい。

開示に関する内閣府の指示の中で取締役、執行役の報酬が1億円以上を超える場合は有価証券報告書で開示するというのがある。今月28日に提出する有価証券報告書には内容を記載する。事前に頂いた質問の中でもこの件について多く頂いた。株主の皆さんの関心が高いので、報酬、方針、プロセスについて説明をします。報酬委員会は3名の社外取締役で構成されている。取締役、執行役、業務執行役、グリープ役員の報酬の額、内容を決定している。適正かつ公正、フェアな報酬は売上高、従業員数の事業規模、事業領域の複雑さ、グローバルな広がり、ミッションや解決すべき課題、その達成度などさまざまな要因に照らして決定されるべきものと理解している。一般的には報酬額は定額報酬と賞与のような業績連動報酬から構成される。定額報酬は企業の事業規模、グローバルな広がり、課題などから算定し、業績連動報酬はその達成度を算定する。ソニーのビジネス規模は7兆円。従業員数17万人 世界140カ国で事業を展開している。その商品数はエレクトロニクス分野だけでも数万点になる。事業領域はエレクトロニクスだけでなく、ゲーム、映画、音楽、金融といった複数の分野に広がっている。競争相手は日本のエレクトロニクスメーカーだけでなく、サムスン、ノキア、アップル、マイクロソフト、タイムワーナー、ディズニー、任天堂、などと激しく競争を展開している。グローバルに展開し海外売上げ7割を占めるソニーにおいては海外の現地法人経営者や海外事業所責任者に優秀な人材を配置することが出来るかがその事業の成否を大きく左右される。アジア企業とのグローバル人材の獲得競争が激しくなっている。ソニーの執行役は広範囲な業務執行を行う中核で、グローバルで通用する優秀な人材であることは必須であると考える。こうした背景を考慮し、グローバルな観点で優秀な人材をソニーの経営者を確保する事、短期、中長期に業績向上を強く推進する上で有効に機能する事。2009年度の3人の代表執行役の報酬額は、ハワード・ストリンガー会長兼社長が基本報酬約3億1000万円、業績連動報酬約1億円、合計約4億1000万円。それとストックオプションが50万株。中鉢良治副会長が基本報酬約8000万円、業績連動報酬約7000万円。合計約1億5000万円。それとストックオプションが8万株。大根田伸行副社長が基本報酬約5000万円、業績連動報酬が約4000万円、退職金が約5000万円で約1億4000万円。それとストックオプションが3万株。ソニーは日本企業の中ではいち早く海外に進出した。事業はグローバル、多岐にわかり複雑化している。こうした事業環境なので世界中から優秀な人材を確保する必要がある。


中鉢副会長から「かなり時間が経過したのであと1人の株主さまからの質問をお受けします」と説明がある。


利益率は1%に満たない状況。昨年の11月に新経営方針の説明会がありましたが、その中で中期目標をROE(自己資本利益率)10%としたが達成できるのか?株主がソニーに対する夢や希望、期待をもてるようにしっかりやってほしい。

2012年に営業利益5%、ROE10%については今のところ変えるつもりは無い。今年の営業利益は構造改革とか減損を除くと3.2%は達成できると信じている。全部差し引いても1.5〜1.7。5%は無理な数字では無い。ROEについても10%は達成可能な数字。一丸となって継続的に大変困難な状況の中でコスト削減をしている。新しい世界を創造し達成していきたい。


ストリンガー「それではこれで審議を終了し、議案の採決に入りますがいかがでしょうか?」

株主(パチパチパチパチ)


12時14分、質問タイム終了。


強制終了に近い状態だったので株主から「反対」との声があがりましたが、株主に「審議に入っても良いか?」と聞いて拍手で承認を得た形になったので反対の声は届かず・・・・。


通訳が入ったりして時間は1時間以上経過しましたが質問数、質問できた株主数は少ないと思います。


議案の採決、新任取締役の紹介があり、12時18分に株主総会終了。


展示を見に行きますか〜。徒歩5分ぐらいの場所にあります〜。

展示会場は10時から開いているので株主総会に出ないで展示だけ見て帰るのもありかも。





マスコミはいなくなっていました。





一般の宿泊者はソニーの株主がウジャウジャいて邪魔だったでしょうね〜。





展示会場の入口で「いぶき250ml」と「3Dメガネ」をもらいます。





↑会場はこんな感じ〜。





3D World〜3Dは初めて見た。スッゲー。





3Dブラビアのテレビでスポーツ、ゲーム、映画、ドキュメンタリー、ミュージックなどが3Dで見れます。





正面のでっかいスクリーンではバイオハザードの映画の予告、いきものがかりのビデオクリップなどを3Dで流しています。写真ではよくわからないけど。

ネットワーク関連↓





商品の写真撮影は禁止されていたので看板だけ撮影。





トルネはPS3用の地上デジタルレコーダーセット。地上デジタル放送の視聴、録画が簡単に出来るんだってさ。ウチのテレビはいまだにアナログ〜まだ使えるし〜。





いくら高性能で楽しいものが発売されても株太郎には使えないでしょう。説明書を読むのがメンドーだし使う時間がない。


↓参考出品





今月発売されたNEX-5やサイバーショットの展示は無し〜。カメラ部門はあまり期待されてないかな〜。


↓環境・CSR





リサイクルとか、水銀ゼロの電池とか、エネループみたいに充電して使う電池とか、環境に配慮した製品とか〜。


今年もミニコンサートをやるってさ〜。





小松亮太っていうバンドネオン奏者。知りません・・・・。去年はデパペペだったな〜その前は超美人の宮本笑美





THE世界遺産っていうテレビ番組の〜オープニングテーマになってるらしいけど〜見てないし〜聞いたこと無いな。





12時40分、司会のオネーサンが登場して〜はじまりはじまり〜。





4曲ぐらい演奏しました。後方のスクリーンは3Dになっています。生放送でも簡単に3Dに出来ちゃうって事だね。こりゃスゲーや。

終了は12時57分。


次の株主総会が14時からなので株太郎もこれにて終了。


お土産は、





マキシム・ド・パリ(フリアン 1個、フィナンシェ 2個、塩キャラメルラスク 6枚、メープルラスク 6枚)

アルカリ乾電池  単三8本、単四4本


次の株主総会前にドトールの株主総会のお土産の無料券を使って昼飯〜。





エクセルシオール品川イーストタワー店

タンドリーチキン  450円
アイスロイヤルショコラ Lサイズ  500円

アイスロイヤルショコラは〜甘くて〜良い感じ〜。


今日の株主総会の事は下記のように報道されました。


★★★★★★★★ソニーのストリンガー会長、09年度報酬は4.1億円★★★★★★★★
6月18日13時45分配信

ソニー<6758.T>は18日、東京都内で株主総会を開き、ハワード・ストリンガー会長兼社長ら代表執行役の2009年度の報酬を開示した。株主からの質問に答えたもので、ストリンガー会長の連結報酬は約4億1000万円で、このほかストック・オプション50万株が支給された。

 ソニーが総会での役員報酬の開示に踏み切ったことで、今月末に相次ぐ他社の総会にも影響しそうだ。

 ストリンガー会長の連結報酬の内訳は、基本報酬が約3億1000万円、業績連動報酬が約1億円。ストック・オプションの行使価格は2595円で、行使期間は2010年12月9日から2019年12月8日まで。ソニー株の17日の終値は2564円だったが、ストック・オプション行使期間の株価が2595円を上回ると利益が出る。

 中鉢良治副会長の連結報酬は1億5000万円だった。内訳は、基本報酬が約8000万円、業績連動報酬が約7000万円。このほか、ストック・オプションとして8万株が支給された。

 同日の株主総会で退任となった大根田伸行副社長の連結報酬は約1億4000万円で、約5000万円の基本報酬と約4000万円の業績連動報酬のほか、約5000万円の退職金が含まれる。ストック・オプションは3万株だった。

 金融商品取引法の内閣府令の改正で、09年度から上場企業に役員報酬の開示が義務付けられるようになり、有価証券報告書には1億円以上の報酬を受けている役員を個別で記載するよう求められている。役員報酬の個別開示は、厳密には株主総会での開示は義務ではないが、ソニーは株主からの質問に任意で応じる形で開示することにした。

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★★★★★★★★<株主総会>ソニー会長、総報酬8億円 開示義務付けで公表★★★★★★★★
6月18日21時31分配信

 10年3月期決算企業の株主総会が18日、本格的に始まり、ソニーや住友金属工業、HOYAが1億円以上の報酬を受けた役員の名前と金額を公表した。今年から総会後に提出する有価証券報告書で1億円以上の個別報酬開示が義務付けられたことを受けた措置。今月下旬にかけて開かれる各社の株主総会で報酬開示の流れが広がりそうだ。

 ソニーはハワード・ストリンガー会長兼社長が、基本給約3億1000万円、賞与約1億円にストックオプション(自社株購入権)の評価額約4億650万円を加えた総報酬が約8億1650万円と開示。中鉢良治副会長は約2億1500万円、18日付で退任する大根田伸行副社長は退職金を含めて約1億6400万円。

 総会で公表を求めた株主に、ストリンガー氏が応じた。ソニーは高額報酬について中国や韓国メーカーと人材獲得競争が激しいと理解を求めた。

 株主からはゲームなど赤字続きの事業に関する厳しい質問もあった。ストリンガー氏は3D(三次元)映像事業や米検索大手グーグルと発売予定の「インターネットTV」を挙げ「成功への準備は整っている」と強調した。

 一方、住友金属工業は下妻博会長が約1億3400万円、HOYAは鈴木洋最高経営責任者が約1億5300万円などと開示した。

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毎年、宝くじが当たってる感じだね〜。


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