会社四季報には「ＡＶ機器最大手。海外でブランド力絶大。ゲーム・映画・金融等に多角化。テレビの黒字化が課題。融、映画着実。ゲームはＰＳ３の赤字漸減。テレビ、デジカメ等は拠点・人員大幅削減で採算改善。ただ構造改革費用（約1100億円）が残り、営業連続赤字。為替差益見込まず。税効果。減配。部品取引先を半減、価格交渉力強化。購買額を09年度末に２割削減（前期2.5兆円）へ。社債発行等で手元流動性高め、不振の携帯合弁への投融資等に備え」と書かれています。
今年2月にこんなニュースがありました。
★★★★★★★★★★★★ソニーの中鉢社長退任、ストリンガー会長が兼務へ★★★★★★★★★★★★
ソニーは2009年2月27日、4月1日付で中鉢良治社長（61）が副会長になり、ハワード・ストリンガー会長兼ＣＥＯ＝最高経営責任者＝（67）が社長を兼ねる人事を発表した。巨額の営業赤字を見込む中で、中鉢氏は当面のリストラに道筋をつけたとして経営の陣頭から離れ、ストリンガー氏が主導する。
27日の記者会見では、主力のゲームや電機事業のトップ級に若手執行役らを登用する新体制を紹介。ストリンガー氏は、新しい社長を置かない理由について「官僚的な層を中に置く必要はなく、今後は直接協力していく」と述べた。
一方、中鉢氏は「固定費削減の道筋はついた。新しい市場に対応した新しいチームをつくる必要がある」と発言。今後はストリンガー氏の支え役に徹するという。引き続き代表取締役の地位は保つが、直接事業をみる立場ではなくなる模様だ。
ソニーはやはり経営不振にあえいでいた05年に、出井伸之会長兼ＣＥＯ（当時）と安藤国威社長（同）が退任し、副会長だったストリンガー氏と副社長だった中鉢氏がそれぞれの後任に就いた。生え抜きの中鉢氏を中心に電機事業の立て直しを図り、08年3月期では売上高と純利益で過去最高を更新した。しかし、昨年来の市場収縮や円高で、一気に業績が悪化。09年3月期に過去最大の2600億円の営業赤字を見込む。
4月からは、ストリンガー氏が問題視してきた事業分野ごとの連携不足を解消するため、ゲームやパソコンなどネットワーク関連事業と、テレビやデジカメなどの製品事業の2グループに事業を再編。ソフトウエア開発や部材調達、生産のコスト削減を全社横断的に仕切る体制もつくるという。
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株主優待はありません。
会場の最寄り駅は品川駅。
到着は、10時15分。
案内されたのは第3会場〜。お土産は先渡し〜飲み物はなし〜。
第3会場だけでも1000人ぐらい入れそう。ほぼ満席だし〜出席株主は何千人って感じ〜。
家に帰ってニュース見たら8329人って書かれていました〜。
召集通知の説明が始まっていました。その後、議案の説明があり10時41分から質問タイム。
先ほど会長から組織改革、今後の経営方針について説明があった。4/1に中鉢社長が副会長になり、ストリンガー会長が社長も兼任とニュースがあった。こういった形は中央集権なのでは？
↓
（会長）ご指摘のような中央集権という形の物ではない。むしろCEOとそれぞれのビジネス、事業の距離を短くしようと試みです。現在、2つの課題に直面している。1つは世界的な経済危機、もう1つは競争が激化して、その競争に対抗していくのが難しくなっている。株主様に対するソニーに対する責任は成長と繁栄をしなければない。ハードウエアート、ネットワークの連携を強化。そういう観点から2つの組織を作った。中鉢さんは副会長として私を助けてくれる。
ソニーが目指すビジョンは？1〜3年後、日本において、またお客様にどのような物をもたらしてくれるのか？
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20世紀にチャンピョンといえるものを作った。プレイステーション、ウォークマン、バイオ。21世紀になるとソニーが生み出した物から、たとえばアイポットのような付加価値を物が出て来た。最近ヨーロッパで行われた消費者アンケートでソニーの製品が3つ入っていた。ウォークマンXはアイポッドより上だった。新しい世界を作り出していき、そこでリーダーになる。
株主になって9年。今のソニーは描いていたイメージと違う。ソニーの強さは別にあると思う。おもちゃ屋に投資した覚えは無い。
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今まで作ってきたテレビなど今も作り続けている。
取締役の持ち株が少ないのでは？
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日本の会社法では取締役が株を持たなければならないと書いていない。ソニーとしては株を持つ事を進めているが強制ではない。外国人役員の場合は禁止されている事例がある。
人種や性別に関係なく働いていると思うが、女性役員がいない。
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壇上をじっくり見ていただければ女性の役員が2人いるのがわかると思う。そういう意味では多様性の努力をしている。
中鉢さんが社長から副会長になった経緯は？
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回答済みです。
毎年出てくる問題。ストリンガー会長の報酬は？株価下落で株主は痛みを受けている。役員報酬総額で10億円。そのうちストリンガー会長はいくら貰っているか？会長は生活の拠点はイギリスで仕事の時だけ社用のジェット機で日本に来る。
↓
社用ジェット機は使用していない。取締役報酬を総額で開示している。それで十分な情報開示だと思っている。常に役員報酬のあり方を見直している。
アメリカのGMが国家管理の会社になってしまった。大きな会社は変化が難しいのでは。ソニーも大きい会社なので変化するのは難しいと思う。GMと同じ道を行かないか？
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私どもはGMとは違う。負担できないような債務にあえいではいない。ご安心ください。
株価の先行きは？
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私たちからはコメントは控える。私どものビジネスは改善してきている。株主価値を上げるようにしたい。
社外取締役が多い。社内取締役の席は3つしかない。
↓
取締役会は経営を執行する役割ではない。監督する役割も持っている。
週刊誌にソニーの事を悪く書いてあった。いい加減な記事なのか？当たっているのか？
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（会長）20年間ジャーナリストをしていた。ソニーに愛着を感じているのだと思う。よって憶測と推測の対象にされている。
最近、リチウムイオン電池のニュースがよく出るが、ソニーの名前が出てこない。ソニーが最初に作ったのでは？
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ソニーは世界に先駆けて1990年に開発した。3年前に大きなリコール事件を出してから、そのあと必死になって品質の改善、安全性の改善を行ってきた。電気自動車、太陽光発電などビジネスの可能性があるがまだ発表段階ではない。
デスクトップパソコンに外部出力端子が無い。
↓
外部出力端子を使うお客様が少ないと判断した。次の製品に生かしたい。
などなど。12時18分、質問タイム終了。
採決、役員の紹介をして12時25分、株主総会終了〜。
今年も商品展示があるので見に行こ〜。でも移動が大変なんだよね〜。
いつも第一興商の総会をやる所、今年で言うとF＆Aアクアの総会をやった所が展示会場になっています。
飲み物を貰いました〜。いぶき 250ｍｌ、濃くてニガイ。去年はコーヒーもあったな〜。
正面にステージと大きいモニターがありオネーさんが会場の展示の説明をしています。説明が無い時は映画の予告や所属歌手の宣伝〜。
前のスクリーンを操作する人達がステージの脇にいます〜。
サクサカーには御馴染みのデパペペがライブをするってさ〜。
1回目は11時45分から・・・・まだ総会中だったよ〜。展示会場は10時から開いているみたい。
2回目は13時30分から〜早く帰りたかったけどさ〜見なきゃ損だよね〜。
今年の展示はショボイ〜！！経費削減なのかな〜。去年の総会レポと見比べてよ〜。
ネットとつないでダウンロードとかそういうのがメインで紹介されていました。
PSPの展示も4台ぐらい・・・・ショボ。この前発表があった新型のPSPの展示もありましたが物は撮影禁止〜。
左は3Dメガネで見るコーナー。右は最近流行っているらしいフォトフレームの展示。フォトフレームの展示が1番物が多かったな〜。
デジカメは1種類しか置いてないし、一眼レフはまったく無いし〜α700の後継機が発表されたらペンタのK-7と比べてどっちか買おうと思ったのにさ〜一眼なんてそんなに売上、利益に貢献するわけじゃないから片手間なんでしょうね〜。
デパペペのライブは10分早い13時20分から開始〜。写真撮影は不可〜なので2人が座る椅子を撮りました〜。
曲は「START」「FLOW」とあと1曲で合計3曲〜15分ぐらいのライブでした〜。やっぱ！！生は良いね〜。
ギターだけで歌は無いんですよね〜。歌は下手だって言っていました〜。
お土産は、
焼き菓子詰め合わせ 6個入り
乾電池のセット
マスク
経費削減なのかな〜お菓子は、箱じゃなくてビニールに入っていました〜。
それと、お土産に袋にマスクが入っているなんて・・・・この写真を撮る時に気がついた〜。
第一会場で前の方に座って騒いでいる株主は今年は一段とうるさかったですね〜議案の採決のときずっと怒鳴りっぱなしでした。3年連続で指名されなかったみたいでキレたようですが、何を言ってるのか聞こえないんですよね〜。
ヤフーニュースに今日の総会の記事が2件出ていました。
★★★★★★ストリンガー会長批判が噴出…ソニー株主総会★★★★★★
6月19日18時9分配信 読売新聞
ソニーの株主総会が１９日、東京・高輪のホテルで開かれ、過去最多となる８３２９人が出席した。
ソニーは、２００９年３月期連結決算で営業利益が過去最大の赤字に転落しており、株主からは「ソニーらしい楽しい製品が無い」「事業の選択と集中を進めるべきだ」など批判の声が相次いだ。
ハワード・ストリンガー会長兼社長は、赤字に陥っている薄型テレビ事業のコスト削減策や、ゲーム機「プレイステーション（ＰＳ）３」を使って音楽や映像の配信サービスを強化していくことなどを説明。「（ハードとソフトを）うまく結婚させ、ワンツーパンチで勝利する」と強調した。
一方、４月にストリンガー氏が会長と社長を兼務する新体制としたことについても、出席者から「中央集権だ」とする意見が出た。ストリンガー氏は「最高経営責任者（ＣＥＯ）と事業担当との距離をできるだけ短くするためだ」などと理解を求めた。
★★★★★★ソニー、電機トップをきって株主総会★★★★★★
6月19日17時28分配信 産経新聞
今年３月期決算で巨額赤字の計上が相次いだ大手電機のトップを切って、ソニーの株主総会が１９日、都内ホテルで開かれた。総会では、ハワード・ストリンガー会長兼社長ら１５人の取締役選任など会社提案の議案などを決議。同社は主力のテレビ事業が円高や価格下落で収益が悪化し、平成２１年３月期に９８９億円の最終赤字に転落、２２年３月期も１２００億円の赤字見通しを示している。
ストリンガー会長兼社長は「競争力強化と収益力回復を目指し、４月に抜本的な人事、組織の改革を行った。機動性の高いグローバルカンパニーへと変革する」と述べ、株主に対して改革に理解を求めた。
株主からは「ソニーらしいワクワクする製品がない」「技術のソニーを復活させてほしい」との質問が相次ぎ、ストリンガー会長が社長を兼務する理由を問う声などもあった。
去年の総会まで７年続いた大阪の市民団体「株主オンブズマン」からの取締役報酬の個別開示を要求する株主提案は今年はなかった。この日、出席した株主数は８３２９人と過去最多だった。
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