1928 積水ハウスの株主総会
平成21年4月23日(木曜日) 午前10時〜
場所 大阪市・梅田スカイビルステラホール
ジャンプ君さんから頂いたレポです。サンキュ〜!!
サイト内の情報の無断転載・無断転用を禁止します
会場は梅田駅から歩いて15分くらいのところにあるビルです。辺りはホテルやショップなどがあり、いわば副都心を狙ったところですが、いかにも場所が悪く、人は少ないですね。
駅からは沢山の社員が、看板を持って立っているので迷わずに行けるとは思います。
9時50分に到着、エスカレーターでホールに上がります。受付にも一杯の社員、何より株主も多い。いつもボクが行く総会とは違います。
受付で土産の袋を貰い会場へ。デカイ体育館くらいの広さで、株主で一杯です。後ろの方には喫茶コーナーがありましたが、かなり遠い・・・。
あきらめて、案内された前方の席に座ります。
まもなく役員が入場し、開会。株主は23249人、出席は5965人で、実際に会場にも600人くらいはいた感じです。
議長は会長で、報告事項は社長がスライドにあわせ行います。「環境重視とリフォーム」に力を入れていると言うこと、あとはローン減税について詳しく説明がありました。
業績は結構厳しい感じです。あと特徴としては、役員がめちゃくちゃ多い! それと給料が高いですね〜。5000万くらいは貰っている模様。さすがです。
10時26分から質問タイム。
発言は3人。
「フェンスの在庫は合っているか」→「監査法人立ち会いで棚卸ししているので正確」
「他の業者が材料を使うことがあるか」→「ない」
「近所で積水施工でないのに積水の材料が使われている」→「わずかな差はあるかもしれない」
「神戸支店は契約と違う建物を造ったのに、逆に訴えてきた。どういうことか」→「調べて対応したい」
2人目は老女性。
「頼んでいない住宅を建てられた上、欠陥住宅。体調も悪い。だれもまともに対応しない」→「円満に対応したい。調べる」
3人目。
「1軒の住宅に5本の木を植えると言うことだが、すぐに枯れた」→「なかには枯れた物もあるが、メンテナンスをしています」
3人目の株主が「デカイ会場でわざわざ前まで出てこないと発言できない。他の会社はマイクを席まで持ってくる」と言っていましたが・・・。まあそれは会社によって、両方あるのは事実ですが、ここの場合は明らかに発言をさせないためにしているようですね〜。
前の方には社員や関係者株主らしき人が一杯いるし〜。初めに会長が「株主の皆様、おはようございます」と言って、デカイ声で「おはようございます!」と言うなんて関係者でしょう〜。
意見と言うより、苦情は無理やり終わらされて、採決。「異議あり」の声を打ち消すように、物凄い拍手で承認。
役員紹介をして、11時に閉会。
久しぶりにすごい総会でした〜。それもこんな大企業で、抗議大会が見られるとは。
他の会社では、不満や苦情も出る場合もあるけど、あくまで「利用者、株主」もっといえば、「応援しているうえで、指摘する」という「愛情」みたいなものが感じられるんですが、今回は3人とも酷い目に遭っているようです。
細かい点は株主も具体的に住所を言わないから、イメージがわかないのですが、わざわざ株主になって総会で発言すると言うことは、よほど支店の営業の対応が悪いと言うことは簡単に分かります。
きっちりした、アフターケアをする会社ならこういうことにはならないはずで、おまけに発言者を周りの株主?が「もうええやないか」などと妨害するなど、信じがたいことです。
議案に関係のない発言をする株主にも問題がないとは言えませんが、役員の方は第3者の目で見てこんな総会をやっている会社と取引をしようと思うか、考えてほしいですね。
酷い総会だと思わなかったとしたら厳しいな。一般株主は、ここでは家を買うまい、と思ったんじゃないかな、と感じました。
お土産に
菓子折と「空中庭園招待券ペア」をいただきました。これはうれしいです。ありがとうございました。
サイト内の情報の無断転載・無断転用を禁止します