三星食品の株主総会

平成18年1月26日 10時〜 ホテル日航姫路


三星食品株主総会 1月26日10時、姫路日航ホテル

会場は姫路日航ホテル、沢山のホテルがある観光都市姫路の中でもトップクラスです。
神戸市からはJRを使えば、50分くらいなんですが、山陽電鉄の優待を使うため朝7時半には家を出ました。途中、2回乗り換え9時半くらいに姫路に到着。

会場に着くと小さな案内板があり、3階の会場に上がります。



会場は大きめの宴会場。受け付けに女性社員が3人くらいいて、出席票とお土産入りの紙袋を受け取り、入場です。席に着くと、ホテルの人がお茶を持ってきてくれました。寒い日だったので、おいしかったです。議案書や会社案内を見ながら開会を待ちました。出席者は80人くらいです。席の間も余裕があって、荷物や書類も楽々置けます。



定刻に開会。初めに湯本社長が「終了後、懇談会を用意しておりますので、お時間のある方は、ご参加ください」と言ってから、議案に入りました。内容は議案書を読み上げる形ですが、かなりゆっくりで、事前に読んでいなくても十分理解できるのは良かったです。ここは単独決算のうえ、飴しか作っていないので、内容は分かりやすいです。

質問は2人。会計の内容と、新任取締役についてのものでした。出席者数から考えると上々。社長も質問を促す感じの余裕の進行でした。

議案が全部可決されると、引き続き同じ会場で懇談会です。ホテルの人がケーキとコーヒーを持ってきてくれました。でかいイチゴのケーキでした〜。
懇談会ではまず社長がスライドを使って、会社の歴史や商品、財務、経営方針などを解説、そのあと株主が意見を述べて、会社が答える形式です。
三星は、かなり歴史のある会社で、元々はカバヤのOEMから始まったそうです。飴だけで勝負することや飴業界の現状では、大手の明治やカンロでもシェアは大きくなく、成長の余地はあるということも話されました。また主力のキシリはグラム単価ではほかの飴よりかなり高いので、こういう付加価値の多い製品をつくる技術力で差別化を図る。ブランドや固有ノウハウ、人材など「無形資産」を大事にして、数ではなく質を重視する経営方針でやっていく。
ヘラクレスに上場しているが、伝統ある会社であっても、ベンチャー的な精神を大切にしていきたい。販売ルートはスーパー、コンビニ、ドラッグストアのほか、スティックタイプを作って鉄道売店向けに進出した。配当性向は30%(今より10円増配)を目指しているが、今期の状況は十分達成できる感じ(これはかなり自信がありそうでした)。このようなことを説明されていました。
なお「医学部外品」については試験販売したがあまり成績がよくなく再度チャレンジするとのことです。

結局12時前に終了しました。全体に個人株主を、会社のサポーターとしてとらえている感じが強かったです。また総会はあくまで議案の審議で、一般的な意見は懇談会で、という進行もいいんじゃないでしょうか。参加人数が少ないこともあり、アットホームな会で好感が持てました。

せっかく姫路まで来たので、終了後姫路城を見て、オーエスの優待券を姫路OSで使い映画を見て帰りました。



お土産はキシリなど袋飴5個とスティックタイプ2本。ちなみに一番売れるのは「フルーツ」だそうです。



ジャンプ君さんからのレポートです。ありがと〜。


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