7453 良品計画の第30期定時株主総会

平成21年5月27日(木曜日) 10時〜

場所 本社ビル 3階特別会場

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今日は5件も株主総会があります。なのでお土産貰うだけの総会がほとんどですね〜。ココは3件目で午前中最後の総会です。


も〜疲れました。乗換えやらで筋肉痛だし。


この会社、良品計画と名乗っていますがお店の名前の「無印良品」の方がわかりやすいですよね。

地元のジャスコにテナントで入っています。買い物はした事ありませんが・・・・。


会社四季報には「西友の事業部が独立、『無印良品』の企画・卸売り・小売り。アジア・欧米など海外でも展開。10年2月期は国内出店20程度、退店5。海外はアジア軸に30前後。仕入れ値上昇一服、海外直貿比率向上で粗利率改善。が、既存店は高単価の家具、衣料が足引き減退。広告宣伝費増も重い。弱含み。販管費率30%目指し(現在35%前後)専門の委員会が再発足。人件費など見直し。海外はアメリカ出店を凍結。アジアは中国に物流センター設置し効率化」と書かれています。


残念ですが株主優待はありません。


会場の最寄り駅は池袋駅。駅から徒歩10分はキツイな〜。


到着は、10時35分。





10時から開始の良品計画が11時から開始のドトールより後にした理由は良品計画は懇親会があるからです。

懇親会終わってから11時から開始のドトールに行くのは無理っぽいもんね〜。午前3件は大変なのでドトールを欠席って事も考えましたが、ドトールのお土産は良いので捨てがたいし〜。





飲み物、豚インフル対策はありませんでした〜。遅刻したからかな??


出席株主は250人ぐらい。ほぼ満席です。議案の説明をしているところでした。

10時37分から質問タイム。


今期以降の店舗展開。地域は?

中国を中心としたアジア。中国は昨年度好調。18店舗出店予定。国内は都心のターミナル駅が相性が良い。投資回収も早い。


連結損益計算書に投資有価証券評価損が44億円と記載がある。内容は?

取引先とのパイプを強くするために保有している。提携の効果が出ていると思う。株式市場の低迷で50%割り込んだ株を計上した。約5社が該当した。基本は長期保有で投機目的ではない。


連結貸借対照表に投資有価証券96億円と記載がある。先に質問した評価損44億円を引いた数字か?

96億円は評価損を引いた数値。


連結貸借対照表に差入保証金、敷金がある。合計すると131億円になる。大きい金額だが?

三井不動産、イオンなどの大手のデベロッパーに出店。個人のオーナーの出店はほとんど無い。


保障債務残高が8億円。そのうち関連会社である株式会社イデーの家賃支払いに対する保障で5億円ある。どういう必要性の会社で何で家賃を保証するのか?

イデーは2006年に事業譲渡を受けた会社。もともと青山に本店があり、日本では新鋭的な家具、デザインの会社。無印のようなベーシックな家具にたいしてもう少し物足りないと思うような部分を開発する会社。オフィスなどトータルコーディネートもできるのでシナジーがある。昨年の3月に自由が丘に250坪の旗艦店を出した。そこの家賃の保証と本社の保証金。2008年下期に黒字転換の予定あったが昨年の不況で法人需要が落ち込み黒字化できなかった。まず本日コストを削減して黒字転換に持っていく予定。経理財務をこちらと統合して経費削減する。


定期的にコンプライアンスリスク管理委員会をしているそうだが。具体的には?形骸化していないか?

毎週、全役員会、関連の部門長とやっている。監査役もオブザーバーで参加している。どういうリスクがあるか、まず法令とか規則を知らないと話にならない。部門ごとにどういうリスクがあるか知らないと話にならない。これでいかなるリスクに対応できるわけではないので随時見直し改善しなければならない。


販売管理費削減に向けた構造改革とは?成果は挙げているのか?

厳しい経済環境だが既存店が前年比95%、5%ぐらい下ブレしても利益が出る体質にしたい。各店舗から困っている事、無駄だと思う事を本部に上げてもらって無くすようにしている。本部業務、諸経費に対しも切り込んでいく。新規店舗の内装コストの見直し。賃料の見直し。在庫とセンターの作業軽減。商品の生産調達の合理化。例えば本部では部門を統合して生産性をあげている。


既存店の売上が減少している。客数が減ったのか?客単価が下がったのか?来店してもらう秘策は?

全店昨対96%。客単価はほぼ100%。レジを通過するお客様の数が96%。認知度はほぼ100%ある。ところが来店するお客様が比較的コアだと思う。名前は知っているけど以前はよく使ったけどというようなお客様が増えていると思う。昨年は宣伝費にお金をかけるより商品に反映させるという考え方だったが、せっかく作った商品をもっと知ってもらう事も重要だと思っている。


昨年、ニトリに客を奪われているのでは?と聞いた。学生が減って学生の需要が減っているのでは?

20〜30年前は花柄とか模様がある布団しかなかったが、最近はどこも無印に似ていると思う。低価格の競争が激化していると思う。20年前と比べると20歳人口がダウン。全体のパイは縮小していると思う。そう少し上の団塊の世代に商品を作る事にウエイトを置いている。お客様の平均年齢は34歳。


雑貨市場について。丸井新宿は雑貨を重要視してきた。

丸井は見てきた。各売り場に雑貨を置くという感じだった。衣料品の差別化が難しくなってきた。


有楽町店で重曹を使った染み抜きの実演をやっていた。効果は?

全店では出来ないが取り組んでいる。成果も出ている。


ライバルと言って良いかわから無いがファーストリテーリングのユニクロだと思う。どのような見方をしているか?5年ぐらい前はユニクロより良品計画のほうが脚光を浴びていた。

ユニクロはヒートテック、ブラトップなど圧倒的なマスメディアに乗せて売る戦略だと思う。毎週チラシを入れてお客様にわかりやすく伝わっていると思う。品質、新素材、低価格事に対する執念が大変すばらしいと思う。ユニクロ、ニトリと共通のお客様が多い。お客様目線の商品を開発したい。


社長や取締役が気に入っている商品は?

(社長)昨年発売された商品でアロマデュフューザーという商品。癒してくれる商品。5000円ぐらい。おかげさまで年間20万ピース売れている。


海外の状況。イギリスが前年比52%。

イギリスは為替の影響があった。現地通貨ベースだと87%。あとは店舗の閉鎖。それを考慮すると100%近い。アメリカの出店は凍結している。


為替対策は?

従来はあまり変動がなくて問題なかったので期末の数値で年間を出していたが、平均値にした。半分は予約、半分は時価。1年以上の予約はしない。


などなど。11時34分、質問タイム終了。


議案の採決、新任取締役の紹介をして、11時37分、株主総会終了。


1階に移動して懇親会〜。残念ながら豚インフルの影響で軽食を出すのは止めたようです・・・・。





お菓子3種類と飲み物だけ〜。





飲み物は、烏龍茶500ml(105円)、アールグレイ微糖350ml(126円)、スパークリングカベルネ350ml(158円)、カフェオレ195g(110円)

お菓子は、柚子のマフィン(126円)、ほうれん草のパウンド(126円)、黒ごまと竹炭のマフィン(126円)


お菓子はみんな鞄の中に入れてしまうので、あっという間に無くなってしまいました。続いて飲み物も・・・・。

株太郎は総会のはしごで疲れていたのと鞄がパンパンだったので醜い争いには参加せず。

疲れて気持ち悪いのでお菓子は見ただけ。飲み物2本だけ飲んで午後からの総会へ。


お土産は、





フィットするネッククッション  16.5cm×67cm 1900円

ファミリーセールご優待チケット 各10枚  有効期限2009年6月1日まで
無印良品 3000円以上で衣服雑貨20%割引、生活雑貨15%割引、食品・めがね10%割引
IDEE カタログ掲載商品及び店頭商品10%割引


また、かさばるお土産だ〜。何とか鞄に詰め込みましたよ〜。手に何か持つの嫌いなんですよね〜。

あと2件〜ガンバロ〜!!


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