夏と言えばロック・フィールドの総会です。今回は２年ぶりに本社開催に戻ります。
最寄り駅はＪＲの摂津本山駅。
駅前から沢山のバスで本社まで連れて行ってくれます。本社が工場でもあり、市バスはありますが、本数も少なく、歩くと１時間はかかるちょっと不便な場所ですので送迎がないと厳しいです。
ボクは送迎場所まで幸い歩いてでも行けるのでラッキー。９時半くらいにボクが乗ったバスが発車、乗車時に工場のリーフレットを貰い、女性社員の方が説明をしてくれます。
建物は安藤忠雄氏の設計で、もとはそごうの倉庫。
それをラッピングするように外壁を工事しています。ちゅうことは、今の壁をめくると、そごうのマークが出てくるのかな？
などと考えていると１０分ほどで到着。沢山の社員が迎えてくれます。受付は３階ですが、そこまでは外にあるスロープを上っていきます。
やたら無駄に長いのが安藤忠雄らしいかも。
受付は「関係者」と「一般」に分かれています。たまにこういう会社があるけど、これは問題ないのだろうか？といつも思います。
出席票とお茶をもらって、会場に向かいます。途中には自慢の中庭があります。
会社には珍しく、廊下にも沢山の応接セットがあるなど、余裕のあるスペースが目を引きます。
案内されたのは第１会場。今年は懇親会＆試食会がないので、多少少ない感じ。開会前に来た人は全員第１会場に入れたみたいです。開会前はスクリーンでＮＨＫでの社長インタビューが流れています。
定刻に開会。司会の女性社員もおなじみです。プロのアナウンサー並みにキレイな話し方が出来る人なのでちょっと代わりはいないでしょうね〜。
初めに社長から「懇親会中止」についての説明がありました。「案内の通り、今年から懇親会を中止した。毎年私たちも楽しみにしていたが、昨年は１２００人の参加があり、今年は１４００〜１５００人の参加が予想され、会場、運営の問題でスムーズに行うことが難しいので中止させていただいた。それでもこれだけの株主に出席していただき、感謝しています」
株主は１５３６４人、出席は５６７４人、会場は３００人くらい、他に第２会場。
報告は湯浅常務が画面の写真や表を使って説明します。財務諸表は別として、事業面は書類とは全く異なるスタイルで分かりやすく説明します。売り上げは上がったが、材料費が上がったので利益は減りました。配当性向は４０％台ですが、来期は減配予想です。
今後の課題については岩田社長が説明。サラダについてはキット化して、翌日でも販売できるようにする。売り上げが増えると、店が混雑し、チャンスを失ったり、サービスが悪化している。このためパックサラダにも力を入れる。利益は量り売りの方が多いのだが・・・。
今年は神戸コロッケ２０年なので神戸の中華街に安藤忠雄先生設計の店を出す。
１０時５０分から質問タイム。
１人目はまたまた関東から来た人。最近は多いですね〜。遠くから来たからかは知らないけど、共通して長くて何言っているのか分からないんですね。疲れているのかな？
「地球健康家族、ベジテリア、が不振だが」
↓
「地球健康家族は苦戦している。路面店はきつい。ベジテリアは野菜にしては高いイメージがあるかも」
あとは一般株主。
「そうざい券は現金処理しているが」→「デパートで使うのでそうしている。持ち出しは原材料費だけです」
「中食の将来性は」→「１５兆円くらいまで成長する」
「ブランドがたくさんあって、年寄りにはわかりにくい」
↓
「いとはんは和総菜、融合はアジアなどだが、神戸コロッケは分かりやすいが、確かにそういう面はあるので分かりやすくしたい」
最後に
「阪神沿線から送迎がない。ナッツ会社はやっている」と文句を言う株主がいました。このオッサンは以前のボクのレポにも出てきたおなじみの苦情おじさんです。
発言すると文句ばっかり。それなら株主をやめればいいのではないでしょうか？ それも議案に関係のない話。恥ずかしくないのかね？
ぜひこのおじさんを知っている人は、２度と来ないでと伝えてください。
議案の採決をして１１時１５分閉会。このあと、また長いスロープを渡ってバスに乗ります。
帰りはみんな同時に乗るため、なかなか列が進みませんでした。当日は晴れだったからいいのですが、雨だったら大変でした。どうするつもりだったのか・・・。
ここ２年くらいは異常とも言える総会だったので、やっと普通に戻ったという感じでした。懇親会中止の決断は大変だったと推測しますが、誠意を持って説明された社長の姿勢はすばらしい。
社長の説明にもあったのですが、ＲＦ１は混雑がひどく、並ぶのがイヤな人は買いにくいので、その辺の改善が出来ればいいなと思います。
お土産に
「そうざい券１０００円分」をいただきました。ありがとうございました。
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