2266 六甲バターの株主総会

平成22年3月30日(火曜日) 午前10時〜  神戸市・兵庫県民会館ホール

ジャンプ君さんから頂いたレポです。ありがとうございます!!

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3月も終わりだというのに寒い関西です〜。寒さが苦手なボクは出かけるのも苦痛です。

今日は12月期株主総会の集中日で、ボクの所有株でも関西だけで4社が重なり、いずれも会場が離れており、掛け持ちは不可能! 

ソバか、菓子か、文具かチーズか迷ったのですが、一番近くて好物であるチーズに決定! 毎年同じ会社のルポで申し訳ないです〜。


会場はいつもの県民会館。





各線三宮駅から地下鉄で1駅の県庁前駅が最寄りになりますが、乗り継いでいる間に歩いても着いてしまいます。





小さいエレベーターが3台しかないので、会場まで上がるのが結構混雑。





エレベーターを降りると直ぐに受付があり、出席票を受け取り、会場に入ります。





入り口では地元企業のコーヒー牛乳をいただきます。お茶とかもあります。





会場は多分2番目に大きい部屋。山陽電鉄とは違う部屋です。16席が10列の椅子。その後ろにパイプ椅子が7列あります。7割くらいは入っている感じです。

サラリーマン風の人よりも地元のオバサン風がかなり目立つのも地元企業ならではです。


定刻に開会、株主数は分かりませんが「会社情報」によると4358人、出席は1575人で会場には200人ちょっとです。


報告はスライドを使いながら、社長が書類を読み上げます。価格改定や為替、原料費、販促、新製品などが上手く行き、この不景気の中、増収増益です。配当も増えて10円。嬉しいです。


10時25分から質問タイム。発言は5人。


「オーストラリアから原料輸入しているが、国産を使う企業との違いは」

「国産は雪印、森永、明治のことかと思うが、チーズについては変わりはない。もっとも有利な仕入れを図る。国産が有利なら国産を使う」


「繰り延べ税金資産の計上で利益が大きく上下している」→「1昨年の取り崩しは原料暴騰のため」


「配当方針について」→「安定配当第一。配当性向という考えよりも額で考えたい」

他の取締役及び監査役からの補足として、
「オーストラリアについては干ばつや中国インドの需要動向もあり、不透明な部分もある」
「当期より翌年の見通しにより、繰り延べ税金資産を取り崩したが、好転したため繰り入れた」


2人目。

「ラジオCMを始めたが効果は」

「ラジオを去年9月、テレビを今年2月から実施。効果については不明だが、売り上げは好調です」


「ナッツとチョコ部門が不振」

「チーズが95%。チョコはスイスからの輸入で販売政策が難しい。努力が足りない部分もあった」


3人目からは1問ずつ。

「病人向けの塩分の無いチーズはないのか」→「完全ゼロではないが、塩分やカロリーを低くした製品を作っています」


「工場見学は出来ないか」→「歓迎しています。ぜひお越しください」


「今後の価格政策は」→「高い、安いではなく、利益の出る製品を作っていきたい」


10時54分から議案の採決をして、10時55分に閉会しました。


堅実経営の地元企業です。毎日食べるものだけに、地元でこういう企業があるのは嬉しい限りです。配当も高く、大阪2部と地味なのですが、光る面があり、いい意味で大企業化していないのがいいですね。

地元密着でこれからも発展して欲しいものです。


お土産に




自社製品をいただきました。ありがとうございました。


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