1844 大盛工業の臨時株主総会

平成22年2月5日(金曜日) 10時〜

場所 当社 3階会議室

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2月の1発目の株主総会は臨時です。上旬にやるから他の総会とダブらなくて〜良かったんだか悪かったんだか。

ダブっていたら行かない理由に出来たんですけどね〜。

大盛工業の株主総会は〜会場が遠い。最寄り駅からも遠い。10月にあった定時株主総会で懲りています。

大変だと思いますが〜このレポを読む前に定時株主総会のレポを読んでください。

10月の定時株主総会から、大盛工業VSウィークリーセンターの対決が続いているのです。

しかもウィークリー側は平成21年12月28日に「株主総会決議取消訴訟を提起する予定」との声明を発表しています。

この臨時株主総会で決着がつくのか?楽しみですね〜。


平成21年12月14日に大盛工業のHPに下記のようなIRニュースがありました。

★★★★★★★★★★★★株主による臨時株主総会の招集の請求に関するお知らせ★★★★★★★★★★★★

当社は、当社株主である株式会社ウィークリーセンター及び株式会社ワイピアより、臨時株主総会招集の請求に関する書面を、平成21年12月11日付で受領いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。



1. 請求の内容

(1)請求者

株式会社ウィークリーセンター
株式会社ワイピア

(2)総会の目的たる事項

取締役4名選任の件

(3)取締役候補者の概要

和田 明彦(株式会社ウィークリーセンター 代表取締役)
尾崎 忠弘(株式会社ウィークリーセンター 営業部長)
奥山 清彦(当社 執行役員)
加賀谷 誠(キャピタル建設株式会社 代表取締役)

(4)招集の理由の概要

業務執行全般の適正を確保するとともに、新規事業を推進する体制を整えるため。

2.当該請求に対する当社の対応方針

当社は現在、当該請求の法的要件及び請求の内容を慎重に検討しておりますので、対応方針を決定次第、別途お知らせいたします。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


ウィークリーセンターと株式会社ワイピアが臨時株主総会を開くように大盛工業に請求したって事ですね。

ウィークリーとワイピアはグループ会社です。

臨時株主総会をやるように言えるのは「総株主の議決権の3%以上を保有し、6ヶ月保有していなければならない」などの条件を満たしてないとダメみたい。

平成21年9月の時点で、ウィークリーは2203700株(2.84%)、ワイピアは1545200株(1.99%)の株を保有しています。

ウィークリー、ワイピアの持ち株を合わせて4.83%ですね。


翌日の平成21年12月15日に大盛工業のHPに下記のようなIRニュースがありました。

★★★★★★★★★★★★臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ★★★★★★★★★★★★

当社は、本日開催の取締役会において、臨時株主総会開催のための基準日設定について、下記のとおり決議いたしましたのでお知らせいたします。


1.臨時株主総会に係る基準日等について

当社は、平成22年2月上旬に臨時株主総会を開催する場合に当該株主総会において議決権を行使することができる株主を確定するため、平成22年1月4日(月)を基準日と定め、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主をもって、その権利を行使することができる株主といたします。

(1)基準日  平成22年1月4日(月)
(2)公告日  平成21年12月18日(金)
(3)公告方法  電子公告により行うものとし、下記の当社ホームページ・アドレスに掲載いたします。
http://www.ohmori.co.jp/
(4)臨時株主総会 開催予定日  平成22年2月上旬

2.臨時株主総会の付議議案等について

平成21年12月14日付の「株主による臨時株主総会の招集の請求に関するお知らせ」にて公表いたしましたとおり、現在当社は株主から臨時株主総会の招集を請求されております。
当社は現在、当該請求の法的要件及び請求の内容並びに本臨時株主総会の開催自体の適否を含めて検討中ですが、臨時株主総会が開催される場合に備えて基準日を設定するものであります。
本臨時株主総会が開催される場合の開催日、開催場所、付議議案、並びに当社の対応方針等につきましては、決定次第、別途お知らせいたします。

(ご参考)

株主による臨時株主総会の招集の請求内容

(1)臨時株主総会請求者

株式会社ウィークリーセンター
株式会社ワイピア

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平成22年1月4日時点の株主が、臨時株主総会に出席できるという事ですね。

基準日の発表があった平成21年12月15日に買っても臨時株主に出席できるし、賛成か反対か票を入れる事も可能という事です。

ウィークリーとワイピアは有利になるように株の買い増しはしたのかな〜?


平成21年12月28日にウィークリーセンターのHPに下記のような声明が出ました。

★★★★★★★★★★★★株式会社大盛工業の株主の皆様への重要なお知らせC★★★★★★★★★★★★

〜大盛工業の第1四半期決算の開示及び弊社らの来年度以降の行動について〜

1.大盛工業の平成22年7月期第1四半期の業績が公表されました

平成21年12月7日付の第1四半期決算短信によれば、大盛工業の同期間の業績は、受注高4億60百万円(前年同期比62.4%減)、売上高4億21百万円(前年同期比42.4%減)となり、収益面についても87百万円の営業損失、89百万円の経常損失となったことが明らかとなりました。

かかる受注高及び売上高の大幅減少は、東京都の下水道事業に依存する大盛工業の現在の手詰まり感を端的に示すとともに、新規事業に本格的に取り組む必要があることを明確に示すものです。

同業績は、弊社の予想を遥かに超える惨憺たる内容であり、弊社は、@経営意欲・能力が十分でない現経営陣を強化するとともに、A大きな成長が期待できる新規事業に取り組まないことには、佐藤社長が前回定時株主総会において約束した平成22年度決算の黒字化の達成はおろか、これ以上の大盛工業の企業価値の棄損を食い止めることはできないと判断しております。

2.弊社による臨時株主総会の開催請求

すでに大盛工業のホームページ等において開示されていますように、弊社及び弊社子会社の株式会社ワイピアは、大盛工業の現経営陣に対して、新たに4名の取締役候補者を取締役として選任することを目的として、臨時株主総会を開催するよう請求いたしました。

その理由は、上記1のように、これ以上、大盛工業の企業価値の毀損、株価の著しい低迷を放置しておくことはできないところ、新任取締役4名を選任して、@経営意欲・能力が十分でない現経営陣を強化するとともに、A大きな成長が期待できる新規事業たる不動産関連事業に取り組み、大盛工業の経営改革を推進するためです。

なお、下記4のように、佐藤社長の株主無視の違法な議事運営行為が明らかにされていると判断いたしましたので、近く株主総会決議取消訴訟を提起する予定ですが、大盛工業の現経営陣が、次回臨時株主総会に際して、大盛工業の前回株主総会における自らの選任に係る議案を再び議題として提出し、再決議しようとすることが考えられます。

仮に、このような行動に出た場合、前回株主総会における自らの違法行為を認めたも同然といえますので、株主の皆様には、そのようなご認識をいただければと思います。

3.皆様へのお願い

上記2記載のように、平成22年1月又は2月中には取締役選任に係る臨時株主総会が開催される見込みです。

つきましては、当該臨時株主総会においても、株主の皆様のご声援・ご協力を賜りたく、弊社は、委任状の勧誘をさせていただくことを予定しておりますので、皆様におかれましては、年明け以降、大盛工業から議決権行使書が送付されてきた折には、これをお手元に保管の上(大盛工業にも返送しないでください)、弊社に対して委任状に同封してお送りいただきたくお願い申し上げます。

4.株主総会決議取消訴訟提起(予定)のお知らせ

最後に、先日、東京地方裁判所に大盛工業の前回定時株主総会に関する総会検査役の検査報告書が提出されました。弊社は、当該検査役報告書において、佐藤社長の株主無視の違法な議事運営行為が明らかにされていると判断いたしましたので、近く株主総会決議取消訴訟を提起する予定です。

なお、上記2のように、次回臨時株主総会において、現経営陣が自らの取締役選任議案を再決議しようとした場合には、現経営陣が前回株主総会における違法行為を認めたことを意味しますので、その点についてもご注目ください。

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「株主総会決議取消訴訟提起(予定)」っていう所がすごいですね〜。今回の臨時株主総会で敗れたら〜訴訟になるのでしょうか〜。


平成22年1月20日に大盛工業のHPに下記のようなIRニュースがありました。

★★★★★★★★★★★★臨時株主総会招集及び付議議案決定に関するお知らせ★★★★★★★★★★★★

当社は、平成21年12月14日付「株主による臨時株主総会の招集の請求に関するお知らせ」及び平成21年12月15日付「臨時株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ」にて、当社株主より臨時株主総会招集の請求を受けた旨、また、臨時株主総会を招集する場合の基準日設定に関してお知らせいたしましたが、本日開催の取締役会において、臨時株主総会の招集及び付議議案について、下記のとおり決議いたしましたのでお知らせいたします。

1.開催日 平成22年2月5日(金) 午前10時

2.開催場所 東京都葛飾区水元三丁目15番8号 当社3階会議室

3.議案(株主提案) 取締役4名選任の件

(1)取締役候補者の概要

和田 明彦(株式会社ウィークリーセンター 代表取締役)
尾崎 忠弘(株式会社ウィークリーセンター 営業部長)
奥山 清彦(当社 執行役員)
加賀谷 誠(キャピタル建設株式会社 代表取締役)

(2)招集の理由の概要

業務執行全般の適正を確保するとともに、新規事業を推進する体制を整えるため。

4.提案株主
株式会社ウィークリーセンター
株式会社ワイピア

5.議案に対する当社取締役会の意見

当社取締役会といたしましては、本議案に反対いたします。

当社は、平成21年10月28日開催の第43回定時株主総会における第4号議案として「取締役6名選任の件」を上程し、当該株主総会において承認可決いただいたばかりであります。

また、当該株主総会において、株式会社ウィークリーセンターより、今回の取締役候補者である和田明彦、奥山清彦、加賀谷誠の3氏を含む同社推薦の取締役候補者を選任するとの修正動議が提出されましたが、当該修正動議は否決されております。

今回、株式会社ウィークリーセンター及び株式会社ワイピア(両社及びキャピタル建設株式会社はグループ会社であります。以下「ウィークリーセンター・グループ」といいます。)が提案している議案は、前回とほぼ同様にウィークリーセンター・グループの関係者を当社の取締役に選任するとの内容であって、上記のとおり、平成21年10月28日開催の定時株主総会において否決された修正動議の蒸し返しであります。

さらに、提案の理由中にあります「新規事業」とは、ウィークリーセンター・グループが行っている不動産関連事業を指すものと考えられますが、現況の不動産業界全般の状況を鑑みますと、現段階において当社が不動産事業に積極的に乗り出す状況にはないと考えます。

ウィークリーセンター・グループの狙いは、現況の厳しい不動産業界において同グループが生き長らえていくために、上場企業としての当社の名前と当社が保有する現預金を利用することにあると思われ、これらのことは当社の発展には繋がらず、むしろ、当社の将来を危うくするものです。

また、当社の取締役は定時株主総会において、既に6名を選任いただいており、これ以上取締役の人数を増やすことは、事業規模から見ても過大であります。

さらに、今回の取締役候補者である当社執行役員奥山清彦氏は、従前、株式会社ウィークリーセンターより当社に出向していた出向社員でありましたが、平成21年10月31日付で株式会社ウィークリーセンターを退職し、平成21年11月1日付で当社と雇用契約を締結し、当社直接雇用の正社員になっております。

同氏はウィークリーセンター・グループからは、今回の臨時株主総会招集の請求の件及び取締役候補者として自分自身が提案されることを事前に一切聞いておらず、当惑しているのが現状であります。

当社取締役会といたしましては、ウィークリーセンター・グループの提唱する不動産事業の危うさ及び前回株主総会における経緯等を考え合わせまして、同グループの関係者を当社取締役に選任するとの本議案に反対いたします。

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臨時株主総会をいつやります〜っていうお知らせと大盛工業は反対ですって事が書かれてますね。

気になった所は〜、

「平成21年10月28日開催の定時株主総会において否決された修正動議の蒸し返し」

確かにその通りですね〜。でも〜ウィークリー側は〜「株主無視の違法な議事運営行為」と〜声明を出しているんですよね〜。違法かわからないけど〜不誠実だったと株太郎は感じましたが〜。


「当社の取締役は定時株主総会において、既に6名を選任いただいており、これ以上取締役の人数を増やすことは、事業規模から見ても過大」

そりゃそうだ〜。ウィークリー側の出した取締役候補は〜無報酬でやるんですかね〜?


「上場企業としての当社の名前と当社が保有する現預金を利用することにあると」

現預金が狙いか〜?貸借対照表には〜「現金預金」14億5000万円って書いてあるな〜。


「今回の取締役候補者である当社執行役員奥山清彦氏は、従前、株式会社ウィークリーセンターより当社に出向していた出向社員でありましたが、平成21年10月31日付で株式会社ウィークリーセンターを退職し、平成21年11月1日付で当社と雇用契約を締結し、当社直接雇用の正社員になっております」

平成21年10月28日に株主総会があったんですよ〜。数日で何があったのでしょうか〜?ずっと前から決まっていたのかな?
二重スパイじゃ〜ないでしょうね?でもちょっとカッコイイかも〜。


平成22年1月22日にウィークリーセンターのHPに下記のような声明が出ました。

★★★★★★★★★★★★大盛工業の株主の皆様へ緊急のお知らせD★★★★★★★★★★★★
                      
 拝啓 貴殿/貴社におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 

さて、直近四半期の決算も大幅な売上減少及び赤字となった大盛工業ですが、来たる2月5日に、臨時株主総会を開催することが決まりました。

弊社は、改めまして株主の皆様にお力添えいただくべく、委任状の勧誘及び株主の皆様に差し上げる御礼のご用意を進めており、近日中に、臨時株主総会に際してのお願いをさせていただく所存です。

つきましては、大盛工業に対する議決権行使書のご返送を一切お控いただけますよう、お願い致します。大盛工業の企業価値を向上させることができるのは、大幅な売上減少及び赤字経営を続ける現経営陣ではなく、ウィークリーセンターです。敬具

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


気になるのは〜「委任状の勧誘及び株主の皆様に差し上げる御礼のご用意を進めており」 の〜「御礼のご用意」

前回の株主総会の前にウィークリー側は、大盛工業に議決権行使書を返送した株主等に対して、1000円のクオカードを配布することを差し止めるため、東京地方裁判所に違法行為差止仮処分命令を申し立てしたのです。

理由は、

「大盛工業の現経営陣によるクオカードの配布行為が、「株主の皆様から白紙の議決権行使書が返送されると、会社提案に賛成したものと扱うことができる」という法律上の規定(会社施行規則第66条第1項第2号、第63条)を不当に利用する形で、会社財産の流失のもと1000円のクオカードを広く配布することによって、取締役選任議案についても、より多く白紙の議決権行使書をもらうことにより、取締役の地位と報酬を維持しようという現経営陣の保身の顕れとしか考えられません。」

でした。

それと大盛工業の財産を流出させるなっていう理由もありました。それで〜クオカードの配布は中止になりました。

大盛工業は今回の臨時株主総会で何かお礼を出すとは書いてありません。

今回の臨時株主総会でウィークリー側がお礼を出しても大盛工業の財産が減るわけでは無いので大盛工業の株主にとっては別に問題ないです。

法的にも問題ないのでしょう。

前回の株主総会のときに裁判までしてクオカード配布を止めさせたのは〜取締役の保身、大盛工業の財産の流出、の他にハッキリとは書いてないけど、

物で買収するような卑怯なマネはするなよって事も含まれていたんじゃないのかな〜?

ま〜小株主の株太郎にはウィークリー側から勧誘される事は無いでしょう〜。

でも〜お礼ってなんだろ〜?気になるよね。

大盛工業のヤフー掲示板には「5千円の商品券」が届いたと書かれていますが本当?

買収されても良いよ〜(笑)


大盛工業から送られてきた臨時株主総会の召集通知と一緒に「ウィークリーセンターグループに対する注意」と書かれた紙が入っていました。





召集通知にも同じような事が書かれています。絵のオッサンは大盛工業の佐藤社長?





これほどの喧嘩になっている企業って他にあるのかな?


会社四季報には「上下水道・地中工事に特化した土木会社。葛飾、足立など都の関連が9割。再建中。大株主不安定。主力の上下水道工事中心に受注38億円目標(前期36億円)。OLY(土木開削工法)機材は横ばい程度。赤字の販売用不動産前期ほぼ一掃に加え資材費安定、工期短縮化も進む。営業黒字浮上。特損ない。スーパーウエルポイント・ケーソン工法上水道工事(町田)が完工、同実績ベースに営業強化。パイプインパイプ工法の上下水道(葛飾区)も10年3月完工へ」と書かれています。

株主優待はありません。


株太郎の議決権行使書は2枚あります。1つは株太郎の物で〜もう1つは家族名義のもの。

前回の総会のときは100株株主で出席しましたが〜今回は買い増しして〜5100株の株主になっているんです〜。





議決権の数が51個と1個と書かれています。100株で1個なので〜51個は5100株って事です。

この臨時株主総会の為に買い増ししました〜冷やかしで。

1万株まで買っちゃおうかと思ったんだけどね〜さすがに冷やかしで〜1万株以上は買えませんでした〜。

1万株だと〜1円下がれば1万円の損失。冷やかしで1万円の損失は〜ちょっと笑えない・・・・。


会場の最寄り駅は金町駅。家の最寄り駅から小田急線で代々木上原駅、東京メトロ千代田線に乗換えて北千住駅、JR常磐線に乗換えて金町駅。代々木上原駅から直通で金町駅に行ける電車もあります。

そして金町駅から20分も歩き・・・・。


到着は、9時30分。





入り口にはガードマンが立っています。ガードマン必要ですかね?車の誘導しかやること無いでしょ。周りは住宅地〜車も人もあまり通らない静かな所です。





受付をして3階の会場へ。





飲み物はありません。





会場はテーブル付きが36人分、イスのみが45人分。定時株主総会の時よりテーブル付きが減っていました。





今回も裁判所から選任された検査役っていうのがいます。株主の方から見て右の前の方。定時株主総会の時とは違う人。前回は30代後半ぐらいでしたが今回は50代後半ぐらい。





会場の1番後ろには、ビデオ撮影を担当する検査役補助者。定時株主総会のときは若い美人の女性でした。今回はオッサンでした〜残念!!


出席株主は50人ぐらいでしょうか。

太字はヤジって事で。

まずは社長の挨拶や議事の進行方法の説明。(説明の後に賛成、パチパチパチ)

次に事務局から株主数議決件数の説明。議決権を有する株主数9944名、その議決権の数は774959個、議決権行使した株主数3430名、その議決権の個数は569761個。


議案の説明は提案株主のウィークリーセンターの和田社長から。説明の時間は議事進行の都合上10分以内と議長から。


和田社長「大盛工業はご存知のとおり慢性的な赤字経営を続けています。今期につきましても先ほど発表された第1四半期の実績は約1億円の赤字。このままでは通期の数値も見込めないと心配をしている。

当社側としては大盛工業が継続的な赤字経営となっている原因は4点ある。

1点目は大盛工業の経営者の経営能力にかけているところがある。

東京都の下水工事、公共事業の削減などにより構造的に行き詰っているにもかかわらず公共事業に執着し、なんら有効な措置をとらないまま、赤字経営を続けてきた。

今の経営陣の方々は新規事業に取り組む必要があって、本来なら新規事業として、私どもが提案しているような、利益を出す事が可能な不動産関連事業等、新たな収益源に積極的に取り込む姿勢が見られない。

こういった観点から、本来の損益改善、事業の発展の為には不動産事業に精通している取締役を選任する事が必要。(その通りだ!!)

2点目は大盛工業の経営には上場企業として相応しくない不透明さがある。

例を挙げれば佐藤社長の親族会社に発注の疑惑があったり、別の例を挙げれば、前回の定時株主総会で選任された宮路取締役の出身会社と同名の都市技建株式会社に対する詳細不明の5億円を超える長期貸付金、こういった存在。

これは有価証券報告書を見る限り最近では、長期貸付金が固定営業債権とか訳のわからない金額で残っていて、不透明な経営によって資金が流失してしまっている。

こういった不透明な経営を監視、抑制する為に外部からの新規の取締役が必要だと考える。

3点目は現経営陣は経営責任を明確にしようという姿勢が欠けている。大盛工業は過去に相場操縦事件と絡んで詐欺被害者となって損失を出している。

上場企業にはあってはならない不祥事に多額の損失をこうむった当時の取締役が現在も2名いらっしゃり、それが佐藤社長と八木橋専務である。

こうした異常な事態については株主代表訴訟出責任を追及する手もありますが、現在の経営陣では自浄作用が期待できない。よって新規取締役の選任が必要不可欠である。(その通り)

最後に4点目、大盛工業の現経営陣はコンプライアンスに対する意識が欠けている。コンプライアンス委員会がある事は知っている。

例えば前回の株主総会に関連しても、議長である佐藤社長の違法行為を理由として決議取り消し訴訟を提起していますが、今回の臨時総会におかれても法定期間ギリギリで臨時総会の召集通知を発送され臨時総会を開催する例は上場企業としては異例だと思う。

さらに私どもの方で株主名簿閲覧を請求したが拒絶されました。異例な日程と合わせて当社と大盛工業の株主様に対する委任状関与を是が非でも防ぐという意図が見え見えなんですけれども、株主名簿の閲覧請求を拒絶するという事もこちらとしてはコンプライアンス上、問題があるのではないかと考えている。

こういった形でコンプライアンスに欠けるような経営陣では将来的には上場廃止の危険性さえあると考えている。コンプライアンスの強化の為にも新規の取締役を選任する必要があると、こういった観点から私どもが提案させて頂いた。

特に株主名簿すら見せて頂けないと、こういう状況の中で臨時総会が行われますと、こちらとしては正々堂々とまだ戦って行きたいと思っていますが、それがなされないという事であれば、この株主名簿が見せて頂けないというような事態が続くのであれば引き続き何度でも臨時株主総会を召集し、こういった不正を正していきたいと考えています。(不正は止めろ!!)

以上が新規取締役を提案した理由でございます。ありがとうございました。(パチパチパチ)


次は大盛工業側の言い分ですが、ほとんど召集通知に書いてある内容と同じ。


10時14分から質問タイム。


(株主A)第1四半期で約1億円の赤字と発表していますが第2四半期は黒字になるのか?

(佐藤社長)第2四半期までは大変厳しい状況。工事が1部中止になったところもある。昨年の12月に中止になり、本年1月より順調に工事が進められる事になっており、次年度では当初の目標を達成できるという状態。

(株主A)通期は黒字になるって事とですか?

(佐藤社長)そうです。

(株主A)もし赤字だったら責任をとりますか?

(佐藤社長)仮定の話には回答できません。

(株主A)前回の株主総会でも一生懸命がんばりますという事だけ言って責任はとらない。こんな無責任で良いのか?(そうだ!!)

(佐藤社長)きちんと利益が出るような体制で頑張ります。(頑張らなくても結果を出せ!!)

(佐藤社長)はい、結果をだします。(出なかったら辞めろ!!)


(株主A)佐藤社長の親族が経営する会社に業務発注しているのは事実か?

(佐藤社長)それは事実です。

(株主A)他の下請け業者と違う条件で発注していたりしないか?

(佐藤社長)そのような事はございません。

(株主A)例えば先払いであるとか、単価が違うとかありませんか?

(佐藤社長)公正な単価で持って契約をしている。

(株主A)私が聞いたところによると建築の請負をやって、単価が原因で利益が上がらなかったと聞いているがいかがですか?(先払いがあるんだろ!!)

(佐藤社長)水道の業者ですが、そのような事はございません。


(株主A)都市技建に貸し付けた5億円。平成15年の有価証券報告書によれば都市技建という会社に5億円を超える長期貸付金が記載されているが、これは貸付をしたのか?

(八木橋専務)平成9年から13年にかけて取引していた元受先の企業でございます。当時は大型工事を私どもが請け負っていて、そんな関係で大手ゼネコンから未集金が発生したというものがありました。その発生によって当社も被害を受けたということで。取引関係は平成13年に無くなっている。貸しているという事で載っているが、とにかく解消をはかろうということで貸付金に切り替えたが実際には未集金。

(株主A)今の話ですと都市技建という会社は元受という話ですが、私が調べた所によりますと昭和56年から平成6年まで大盛工業が本店所在地にしていた葛飾区南水元1-10-8に都市技建が平成8年から10年まで本店を置いている。関連会社じゃないのですか?

(佐藤社長)その当時は当社にかかわる工事の家屋の被害調査関係会社として設立した会社でございます。

(株主A)大盛工業が設立した会社ではないのか?

(佐藤社長)そういうことではありません。

(株主A)誰が設立したんですか?

(佐藤社長)業務の必要上、家屋の被害が業者負担になってまいりましたので、その会社の負担を極力少なくする為には専門の調査会社が作られた。当然当社の要望もありましたが、その時に発起人がいまして、それらによってお願いをしたということです。

(株主A)じゃあ実質的には大盛工業の主導で出来た会社ですよね?その会社に5億円の損金というか営業債権があって、回収できたんですか?

(佐藤社長)いや、それは回収できていません。

(株主A)まったく回収できていないのですか?

(佐藤社長)すべてではございません。回収できなかった分については引き当てをした。

(株主A)元々5億円あったのが去年の有価証券報告書では、2億円に減っていますがどうしてですか?

(佐藤社長)これは損金処理によるものです。

(株主A)結論から言うと、大盛工業が主導して作った会社に5億円が流れて、それが損金にしたという理解で良いですか?

(佐藤社長)そういうことじゃないですね。

(株主A)意味がわからないんですけども。

(佐藤社長)当初、ウチが家屋の調査会社として設立をお願いしましたけれども、実際に未集金になっている部分については、都市技建が工事を請け負って、その下でウチがやった物件について未集金が発生したということでございます。ウチからお金が流れていったという話ではありません。

(株主A)未集金って事は、損失は損失ですよね?

(佐藤社長)そうです。

(株主A)今現在、都市技建という会社が本店を移転して三里(?)という所にありますが、今は回収はしているんですか?

(佐藤社長)いまはですね、社長さんがちょっと病気になりまして回収の方は進められない状況です。

(株主A)社長が病気っていうのは関係ないと思いますが?

(佐藤社長)あの〜なかなか回収が進まないという状況です。(誰の責任なんだよ!!)

(株主A)そういった責任は誰がとるんですか?

(佐藤社長)これはですね、あの〜会社として、過年度の事でもありましたので、その辺もかんがみながら引き当てをして来たという事であります。

(株主A)最終的には株主の損害になるんですけど、その辺はどう考えていますか?

(佐藤社長)まあ、これはホントにえ〜・・・・

(株主A)申し訳ないじゃすまないと思いますけど。5億円を超える金額ですけど。

(佐藤社長)・・・・・。

(株主A)今の経営陣じゃダメなんじゃないですか?

(佐藤社長)いやいや、あの〜頑張ってまいります。(笑い)

(株主A)頑張ってまいりますじゃ〜ぜんぜん答えになってないですけど。

(佐藤社長)質問が長くなりましたので〜その他の・・・・。

(株主A)じゃあ次の質問に行きます。


(株主A)ジャパンメディアネットワークって会社に平成14年11月に出資して翌年の平成15年9月には撤退して、わずか10ヶ月の間に10億円の損失を出している。その当時取締役だった八木橋専務と佐藤社長、責任はとらないのですか?

(八木橋専務)関与したのは平成14年の11月からで、その当時、なぜそうしたかというと、新しい技術を取り入れて当社の業績に反映させようという意図でもって、これはIP電話の新技術という事で投資をしたんですけども結果的にはダメになった。その間の経過を行政当局、マスコミ、その他に誠意を持って説明して、契約を解消したということで、結果的に損失を出したという事は確かにそうなんですけれども、これを色々な検証をその当時しました。しかしながら色々な方面の方の了承を得て現在に至っています。

(株主A)説明になってないですけども。10億円の損失を出したのは事実ですよね。

(佐藤社長)はい。

(株主A)聞こえません。

(佐藤社長)はい。

(株主A)平成14年の11月から平成15年の9月まで、わずか10ヶ月で10億円ですよ。平成14年11月に出資をするときに調査は誰がしたのですか?

(佐藤社長)調査は事前に書面関係を頂きまして、取締役会でおきまして、取締役会の中で決定しました。

(株主A)取締役会の決議を得た事はわかっています。誰が調査したのか聞いているんです。

(佐藤社長)それはですね、我々関係者が調査をいたしました。

(株主A)誰に、どこに責任があるのか聞いているんですけども。

(佐藤社長)当時はですね・・・・

(株主A)10ヶ月ですよ。10ヶ月で撤退したって事は調査が甘かったんじゃないですか?

(佐藤社長)調査が甘かったというよりも資金がですね、当時20億円から30億円ぐらいの事業規模をお願いされたわけですけども、ウチはとてもじゃないがそんな資金は出せませんという事で、相手方は他の会社から資金を調達して事業を成功させますと、言う事でございましたので、ウチは出来る範囲以内の金額として10億円を出しまして、そしてショートしたという事でございます。

(株主A)その事実はわかっているんですけども、10ヶ月で10億円の損失ですよ。その責任はとらないのですか?

(佐藤社長)あの・・・・

(株主A)取締役は辞任しないんですか?

(佐藤社長)当時はあの〜我々は出来ると思ってやりました事業で、その辺については確かに反省はございます。(ごめいなさいだけか!!)

(株主A)反省してるんだったら辞任して頂けないですかね?(株主なんか関係ないよな!!)

(佐藤社長)そんな事はございませんが・・・・。業績を回復をするという事で理解して・・・・

(株主A)ちょっとですね、佐藤社長の利害関係にかかわる問題なので議長の不信任、交代を動議します。(賛成!!)

(佐藤社長)当社定款23条の定めにより私が議長を務める事になっていますので・・・・。(動議!!動議だよ!!多数決とれよ!!)

(株主A)それは誰の判断ですか?

(佐藤社長)それは我が社の判断でございます。

(株主A)検査役の弁護士の先生がいらっしゃいますが適法ですか?お答え頂けますか?

(佐藤社長)え〜と・・・・

(株主A)弁護士の先生に聞いております。

(佐藤社長)この場は総会の場でございまして法律を論議する場ではございませんので回答は控えさせて頂きます。(多数決してくれよ!!)

(株主A)そしたらもい1回都市技建について聞きたいんですけども・・・・

(佐藤社長)質問が長くなっておりますので別の方を・・・・

(株主A)取締役会決議をしてるんですか?長期貸付や未収に関して。誰かが単独でやったんじゃないんですか?

(佐藤社長)そのような事はございません。

(株主A)じゃ〜取締役会決議をしているという事ですね。5億の金額で。

(八木橋専務)9年ぐらいたっているので、決議したかどうかの資料は手元にありません。

(株主A)5億円っていう金額で、なお且つ去年2億円に会計処理してるのに覚えていないんですか?5億円を2億円に会計処理するときに昔の資料を見ると思うんですけど覚えていないんですか?(やめろやめろもう!!)

(佐藤社長)5億円を2億円にした事は2億円は回収可能であるという事で3億円を処理して2億円を残したという事です。

(株主A)いや、覚えていないんですか?って聞いているんです。そしたらですね、都市技建の出身で前回の総会で選任された経理担当の宮路取締役、覚えていると思うんですけどお答えください。

(佐藤社長、他)・・・・・。

(株主A)宮路取締役お答えください。

(佐藤社長)現在は資料がございませんのでお答えできません。

(株主A)え〜と、去年2億に処理しているのに覚えていないと、そんな記憶力で取締役が務まるんですか?そういう取締役だからこそウィークリーセンターは4人の新規取締役を提案しているんだと思うんですけども、それで良いんですか?

(佐藤社長)きちんと法にのっとった形で処理をしております。質問が長くなりましたので別の方の質問を・・・・(ちゃんと答えろよ!!)

(株主A)答えてないじゃないですか。

(佐藤社長)別の方の質問をどうぞ。適切にの処理していますので。

(株主A)適切にじゃなくてですね、質問しているんで答えて欲しいんです。他の株主の皆さんもみんなそう思っていると思っているんですけどどうですか?他の質問方に変えたほうが良いと思う方は手を上げてください。(ハーイ)1人だけですね。(ハイハイハイ、議事進行!!)1、2、3、4、5残りは私の質問に答えて欲しいと思っています。(そうだー!!パチパチパチ)

(佐藤社長)あの〜多数の方が変わってくれと言っているので変わって下さい。

(株主A)多数ではありません。(議長交代、議長交代)議長交代の動議します。(パチパチパチ)

(佐藤社長)当社定款23条の定めにより私が議長を務める事になっていますので・・・・(議長交代!!多数決をとってください!!決議を取れ!!議事進行!!)


(佐藤社長)それでは質問がありませんので議案の採決に・・・・(手を上げてますよ!!)はいどうぞ。


(株主B)こちらにはじめてきた。お願いした事があるバスで来たがここがわかりづらかった。案内の方とか立たせるとか、そういう配慮が何で無かったのかそれを聞きたい。はじめての人にはわかりづらいと思います。(株主大事にしてないからね)

(佐藤社長)いやいや、あの〜案内図を入れてありまして・・・・

(株主B)もちろん拝見しました。

(佐藤社長)わかりやすくなっているかと思っていましたけれどもご指摘があれば案内についてはわかりやすいようにします。

(株主B)あと、若造が生意気を言うようで恐縮なんですが、お茶の一杯も出ないというのはいかがなもんかと(株主を甘く見てるでしょ)

(佐藤社長)気をつけるようにいたしたいと思います。

(株主B)議案について聞きたい。召集通知にウィークリーセンターを事業提携関係があると書いてありますが、その数行下には期間満了で終了してありますと書いてあるので説明してください。

(佐藤社長)事業関係はあったが今年になってから解除になったので業務関係は解消されてあります。。

(株主B)取締役候補になっている奥山氏。ウィークリーセンターグループから取締役候補者に自分自身が提案されている事に当惑していると書いてある。奇妙だと思う。

(佐藤社長)奥山氏は昨年の10月でウィークリーセンターを退社し、11月より大盛工業の社員になった。現在は大盛工業に席を置いている。

(株主B)もし選任されたら取締役になるのか?

(佐藤社長)確認はしていない。

(株主B)受けるかも知れないし、受けないかもしれない?

(佐藤社長)はい。

(株主B)それもまた奇妙ですね。何で確認してないんですか?

(佐藤社長)当社の従業員ですから、当社としてこの提案に反対しているわけですから、この件の確認をするまでもないという事です。

(株主B)先ほど和田氏がまた臨時株主総会を開くかも知れないと言われていたが、どういう意味かわからなかった。

(ウィークリー和田氏)では、お答えします。元々一定の株式を保有する株主には株主名簿を閲覧する権利がある。前回の株主総会の時は見せてもらいました。

それで株主様に私どもの提案に同意してくれないかというお願いをした。今回は同じように株主名簿を見せてくださいとお願いしたが、見せないと拒絶された。

見せないというのはこちらとしては法的におかしいのではないかと、ただ今回臨時株主総会が決まった期日が2週間しかなくて、その間、裁判所に訴えようにも時間的に間に合わない。ですから今回は株主名簿というのがわからないままですね、臨時株主総会をやっていると。

本来なら正しい株主様の名簿を閲覧して、こちらはこちらでこちらの意見で株主様に働きかけることが出来るはずなのに今回は出来ていない。

ハンディキャップを負っているわけです。きちんとした株主名簿を見せてもらって臨時株主総会を開きたいという意図であります。(フェアーにやれ!!名簿閲覧させないなんておかしいんじゃないの?)

(株主B)会社として名簿を見せなかったのはなんでなんですか?

(佐藤社長)法律上、拒否できる事に該当するという事でやったわけです。(具体的に!!筋が通ってないよ!!)法律の論議になりますのでこの場では・・・・(わかってないんじゃないの)

(株主B)私も株主の1人なので大切にしてもらいたいので、案内人の方とかお茶とか検討して頂けますか?

(佐藤社長)わかりました。それ以外にご質問はありませんか?


(株主C)株主名簿を見せなかった。で、去年の8月から12月まで17%の株の移動があった。それを見せねーよ、日にちもこんだけにしてしまえ、それで株主総会だ。どうしてアンフェアな事をこの間の株主総会もそうですが同義をあげても動議を取り上げない。

何でそこまで不正が続くのか?さっきウィークリーの和田氏が言っていたように株主名簿を見せないというのはですね、ウィークリーからすると83%の株主にしか話が出来ない。

17%のハンディキャップというものを佐藤社長はどのように考えているのか?意図的に考えているのか?またその結果でダメだったらもう1回株主総会をやる。永久に株主名簿を見せないつもりなのか?

(佐藤社長)株主名簿の閲覧に関しては法律上、拒否できる事案に該当する為、そのように対応した。(誰が判断したんですか?)会社でございます。

(株主C)それはきちんと弁護士に相談してやったほうが良いと思います。臨時株主総会の提案をした会社にですね株主名簿を見せない、こんな馬鹿げた事があってそれでまた17%為にウィークリーセンターの意見が通らなかったらまた総会をやる。

それでまた見せない。見せない見せないで続けば大盛工業の株主は入れ替わっていくから大盛工業のいまの取締役は安泰でしょう。でも会社というのは利益を出して株価が上がる為にあると思う。

佐藤社長や他の役員の保身の為に給料の為にあるのでは無い。正々堂々とやってみんなの意見を問う。その上でウィークリーの話がおかしいというのであれば辞めれば良いし。

正しい事をコンプライアンス委員会もちゃんと発揮してやっていただきたいと思います。以上です。


(佐藤社長)・・・・。他に。


(株主A)いま言われたように、不公正な株主総会をやっていることが東証に知れたら万が一管理ポストに入ってしまったら佐藤社長は責任を取りますか?

(佐藤社長)今回の株主名簿の閲覧については法律上、拒否できる事案に該当した為、そう判断した。

(株主A)法律上のことを誰が判断したんですか?

(佐藤社長)それは会社です。

(株主A)会社は法律の専門家の方はいらっしゃるんですか?

(佐藤社長)株主総会はですね、法律の解釈を協議する場ではございませんので回答は控えさせて頂きます。


(株主D)今回不正があってやってもおんなじ議題でまた臨時株主総会が開かれる。佐藤社長はそれを望んでいるのか?正しい事をやるという気持ちは無いのか?企業人として不正は止めませんか?(そうだ!!)

(佐藤社長)不公正な事はありません。臨時株主総会は仕方が無い話。なるべくそういうことにならないようにしたいですが・・・・

(株主D)不正の堂々巡りは止めて利益をあげる事に専念しませんか?不正を止める気はありませんか?

(佐藤社長)いやいや・・・・

(株主D)また臨時株主総会のときに見せないんですか?見せるか見せないかだけ教えてください。

(佐藤社長)それは我々としましても拒否できる場合であると判断したのでそのように対応した次第でございます。

(株主D)こういう事が続いていると代表訴訟とか個人責任の問題になっても仕方がないですね。もう少し株主の事を考えていただきたいと思います。(パチパチパチ)


10時45分、質問タイム終了。


(佐藤社長)それでは十分に審議を尽くしましたので議案の審議に入りたいと思います。(了解)それでは取締役4人選任の件、採決いたします。賛成の方はご起立お願いします。

(立ったのは12人ぐらい。1/3ぐらいですね〜)

(賛成!!反対!!賛成!!反対!!賛成!!反対!!賛成!!反対!!)


(佐藤社長)本議案は(ちゃんと議決権を数えてください!!)否決されました。(人数じゃないでしょ!!株数でしょ!!)そうです。(バカじゃないの!!)


(佐藤社長)以上を持ちまして本日の臨時株主総会を閉会いたします。ありがとうございました。(パチパチパチパチ)


(と言って大盛工業側の連中はさっさと退場〜)


(数えてないでしょうよ!!ちゃんと数えてくださいよ!!また臨時株主総会ですよ!!いい加減にしとけよ!!オイ!!株数だろ!人数じゃないだろ!!佐藤さんいい加減にしとけよ!!会場にサクラ株主を入れておいただけじゃないか!!弁護士の先生いらっしゃいますか?これで良いんですか?話になんないよ〜ありゃ!!ヒデーよ!!ダメダネ〜。この会社おしまいだね。株数を数えないなんて考えられないね。何の為の議決権なんだろ?)


(株主A)
大盛工業を良くしたいと思っているので皆さんまたお願いします。


10時46分、臨時株主総会終了。


一部の株主は検査役の人に何か聞いたりしていますが検査役は記録をとるだけなので、この総会の判断やアドバイス的な事は言ってくれません。


帰り道・・・・背中が寂しい感じのウィークリーセンターグループ。





お土産は、





銀座風月堂  パティスリー・フランセスS     1050円

・パピヨット6本 ・ゴーフレット6枚 ・トロアシャトン3枚 ・パリジャン3枚


今回も超ドイヒー株主総会でしたね〜。

議決権を数えたのか数えていないのかはわかりません。議案に賛成の方は拍手とか挙手してというのは株主総会の定型文のような文言であるので、どこの株主総会でも言います。ここは起立でしたが〜起立は珍しいです。

会場の賛成反対の人数で議案が決議されるなら、郵送、インターネットで投票した議決権行使書は無意味になってしまいますので議決権は数えているでしょう。

だた、大盛工業のやり方を見ると議決権を正しく数えているのか疑問に思うのも確かですね。

今回は〜ウィークリーセンターから委任状の勧誘が来なかったのでスネて、大盛工業側の味方をしましたが次回、臨時総会か定時総会かわかりませんがウィークリー側の味方をしたいと思います。



臨時総会の中でウィークリーが話していた訴訟について平成22年2月12日に大盛工業からIRがありました。


★★★★★★★★★★★★当社に対する訴訟の提起に関するお知らせ★★★★★★★★★★★★

当社は、平成22年1月22日付(訴状送達は平成22年2月12日)で訴訟を提起されましたので、下記のとおりお知らせいたします。



1.訴訟提起に至った経緯

当社は、平成21年10月28日に第43回定時株主総会(以下「本総会」といいます。)を開催し、第1号議案「定款一部変更の件」、第2号議案「準備金の額の減少の件」、第3号議案「剰余金の処分の件」、第4号議案「取締役6名選任の件」を付議し、当該株主総会において、第2号議案から第 4号議案について承認可決 いただきました。

このたび、当社の株主である株式会社ウィークリーセンターから、同社の集めた委任状について、当社の下した有効・無効の判断に疑義があること等を理由として、本総会においてなされた第4号議案「取締役6名選任の件」の決議の取消し等を求める訴訟が東京地方裁判所に提起されました。

2.訴訟を提起した者

(1)名 称 株式会社ウィークリーセンター
(2)所 在 地 東京都千代田区内神田2-3-10東ビル3階
(3)代表者の役職・氏名 代表取締役 和田明彦

3.請求の内容

(1)本総会においてなされた第4号議案の決議取消し
(2)本総会における委任状勧誘等のために株式会社ウィークリーセンターが負担したとされる10,085,938円の支払い
(3)株式会社ウィークリーセンターが立て替えた本総会検査役に対する報酬1,800,000円の支払い

4.今後の見通し

当社といたしましては、上記株主総会における決議は適法かつ適正に行われたものであって何ら問題はないと考えており、本件裁判において、決議の適法性等を主張してゆく所存であります。
また、本総会における委任状勧誘等のために株式会社ウィークリーセンターが負担したとされる金銭について、当社が負担する理由はないものと考えております。
なお、本総会検査役に対する報酬は、法律上当社が負担すべきものであり、当該報酬を支払うこと自体については異存ありませんが、事前に何らの請求もなく突如訴訟においてその支払いを求めるというプロセスについては強い違和感を覚えております。

5.その他

当社は、平成22年2月5日付の「臨時株主総会における決議結果に関するお知らせ」にて開示いたしましたが、株式会社ウィークリーセンター及び株式会社ワイピア(両社はグループ会社であります。)から「取締役4名選任の件」を株主提案の議案とする臨時株主総会の招集請求を受けたため、平成22年2月5日(金)に当該議案を審議する臨時株主総会を開催いたしました。
なお、当該株主提案の議案は、当該臨時株主総会において否決されております。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


泥仕合って感じですね〜。裁判を傍聴してみたいな〜。


平成22年2月17日、ウィークリーセンターのHPが更新されました。


★★★★★★★★★★★★株式会社大盛工業の株主の皆様への御礼とご報告E★★★★★★★★★★★★

〜株主総会での経営陣の暴挙及び今後の当社の方針について〜

1.株主の皆様への御礼とご報告

平成22年2月5日に開催された大盛工業の臨時株主総会(以下「本株主総会」といいます。)の開催にあたって、当社の「大盛工業の経営改革を推進する会」の活動につき、委任状の勧誘から約10日間という短い期間の中でも、前回の定時株主総会(以下「前回株主総会」といいます。)と同様、数多くの株主様よりご声援を賜りましたことにつきまして、厚く御礼を申し上げます。

株主の皆様のご声援を受けて臨んだ本株主総会でしたが、またもや、下記2及び3に記載する佐藤社長を筆頭とした経営陣の稚拙かつ姑息な行為により、当社提案の取締役選任議案は否決され、経営改革への明確な一歩は踏み出せませんでした。

もっとも、本株主総会で、当社は大盛工業の経営陣がこれまで株主の皆様にほとんどまったく説明を行ってこなかった重大な問題事項について釈明させることができ、経営責任を追及するための大きな手掛かりを得ました。
これもひとえに株主の皆様のご協力のおかげです。その内容につきましては、下記「大盛工業臨時株主総会の状況報告」をご参照ください。

2.前回株主総会に関する決議取消訴訟の提起のご報告

当社は、平成22年1月22日に、前回の定時株主総会における佐藤社長ら経営陣の違法行為に関連して、現取締役選任議案に係る決議取消訴訟を提起しています。今後にご注目ください。

3.本株主総会に先立つ経営陣の不当行為

大盛工業の経営陣は、本株主総会の招集決定から招集までを2週間強という上場企業においては異例の短期間の日程設定を行った上、当社が本株主総会について議決権を有する株主様を把握するために行った株主名簿閲覧請求を、正当な理由もなく拒絶するという暴挙に出ました。

かかる経営陣の稚拙かつ姑息な行為により、当社は、前回の基準日(平成21年7月末日)における株主の皆様に勧誘を行わざるを得ませんでした。これでは、とても株主総会において株主様の真の意思が反映された公正な結果など望むべくもありません。
ここまでして、大盛工業の経営陣が正々堂々と株主総会を開催することを避けるのは、@自らの保身を優先していること、A不透明な経営及び経営能力の欠如から、株主様の厳しい審判が下ることをおそれていることの表れに相違ありません。

4.当社の決意表明

当社は、大盛工業の経営陣が、正々堂々と株主総会を開催・運営し、株主の皆様の正しい意思が反映されるまで、大盛工業の経営を刷新するため、再度の臨時株主総会の招集請求を含めて、従来どおり活発に活動を継続していく所存です。株主の皆様におかれましては、変わりない盛大なご支援・ご声援を賜りたく、宜しくお願い申し上げます。

【大盛工業臨時株主総会の状況報告】

本株主総会の重要な点を、以下のようにご報告いたします。

1.佐藤社長が再度の違法行為に及びました

佐藤社長は、当社関係者の提出した議長不信任・交代の動議に対して、前回の定時株主総会と同様、会社定款に反することを理由として採決をしませんでした。

完全な開き直りともいうべき暴挙であり、改めて大盛工業の経営陣のコンプライアンス意識の欠如が明らかになりました。

2.佐藤社長がファミリー企業との取引を認めました

佐藤社長は、大盛工業と自らの親族が経営する会社との取引の存在を認めました。大盛工業の業績は散々たるものですが、利益率の低さは同業他社に比べて顕著です。

そのようななか、先代社長である故佐藤盛氏の頃から存在するファミリー企業優遇の疑惑が拭えないようでは、大盛工業の経営陣を刷新する必要性が高いといわざるを得ません。

3.株主に秘していた3億円の不良債権処理が明らかとなりました

当社の追及により、八木橋専務は、都市技建株式会社という約5億円の貸付先(前回株主総会で選任された宮路取締役の出身会社)について、@当時の大盛工業の経営陣が関与して設立したこと、及びA昨年度において約3億円の貸倒を見込み、不良債権処理したことを認めました。

 そもそも、大盛工業の経営陣は、前回株主総会において、約3億円という多額の不良債権処理をしたという事実及びその詳細について、株主の皆様に何ら説明を行いませんでした。

やましいことがあっての態度とも考えられますが、いずれにしても現経営陣が自らの保身のみを優先し、株主軽視の姿勢を続けていることは明らかです。

4.佐藤社長は、経営上の重大な決定について、記憶にないとの回答をしました

大盛工業が、平成15年にIP電話事業と絡んだ詐欺事件に関連して、多額の損失を被ったことは、大盛工業のプレスリリースなどで広く知られています。

かかる詐欺事件と関連する多額の損失について、佐藤社長の経営責任を追及すると、佐藤社長は、かかる損失の原因となった経営支援の際、取締役会決議を行ったかどうかについてさえ覚えていないと回答しました。

株価操作事件と関連して社会的問題にまでなり、大盛工業にも大きな損失を与えた事件について、最大の責任を負うべき経営者の言葉とは思われません。

かかる経営者としての自覚も能力もない者が、無責任経営の結果、現在の大盛工業を慢性的赤字会社としていることは明らかです。

当社は、上記3の事実と合わせて、大盛工業の無責任経営について、きっちりと責任を追及していく所存です。

以上のような出来事があり、本株主総会は、閉会を迎えました。

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