会社四季報には「上下水道・地中工事に特化した土木会社。葛飾、足立など都の関連が9割。再建中。大株主不安定。公共投資の縮減響き受注35億円弱へ減額見通し（前期36億円）。好採算案件の上下水道工事が下期以降に完工ずれ込む。ＯＬＹ（土木開削工法）機材リースも横ばい圏。営業赤字。特損圧縮。11年７月期は工期短縮などコスト削減一段強化。市況軟調な販売用不動産は営業活動繰り延べ、11年７月期以降葛飾区や松戸などで再開へ。ＯＬＹは営業一段強化」と書かれています。
株主優待はありません。
大盛工業VSウイークリーセンターの仁義なき戦いは過去に2回体験しています。2009年10月の定時株主総会と2010年2月の臨時株主総会。
いずれも大盛工業が勝利しているのですが、ウィークリーは引き下がっていなかったのです。
平成22年6月14日にウィークリーは臨時株主総会の開催を請求。今日の臨時株主総会の事です。
臨時株主総会の目的事項及びその概要は取締役4名選任の件と取締役4名解任の件。この議案は過去に2回否決されているんですよね。
取締役候補者
山口 伸廣 （株式会社総合企画 代表取締役）
栗城 幹雄 （有限会社オフィスケーエム 取締役）
和田 明彦 （株式会社ウィークリーセンター 代表取締役）
濱田 直人 （マイル・ハイ・キャピタル株式会社 代表取締役）
解任対象取締役
佐藤 進助 （当社 代表取締役）
八木橋 勝司（当社 専務取締役）
関 忠夫 （当社 取締役総務部長）
宮路 晴男 （当社 取締役経理部長）
招集の理由の概要は
取締役4名選任の件
業務執行全般の適正を確保するとともに、新規事業を推進する体制を整えるため。
取締役4名解任の件
経営者としてふさわしくないため。
大盛工業の取締役は6名なので2名は解任の議案の入っていませんね〜。
平成22年6月24日、ウィークリーは畳み掛けるように大盛工業に対し株主代表訴訟を起こします。
内容は大盛工業が行っている下水道工事の施工に関連して、大盛工業が都市技建株式会社に対して行った資金支援、及び、当社が新規事業として取組んだIP携帯電話開発会社への出資等の行為が当社に損害を与え、これらの行為が取締役としての善管注意義務違反行為及び忠実義務違反行為に該当するとして、大盛工業社長の佐藤進助氏や専務取締役の八木橋勝司氏など8名に連帯または一部連帯して大盛工業に対して合計3億円を賠償するよう求めたのです。
平成22年7月14日、大盛工業は今日の臨時株主総会の対抗策と思えるような必殺技を出しました。
ブライトン・インベスト・コープという会社に1株14円で第三者割当増資をすると発表したのです。これによりブライトン・インベスト・コープは24.19％の株を保有する事になり筆頭株主になります。
今日の臨時株主総会の議決権もあるのです。ライトン・インベスト・コープは大盛工業側でしょう。これでウィークリーセンターの野望は打ち砕かれたのでしょうか・・・・。
2日後の平成22年7月14日、ウィークリーセンターは第三者割当増資を差止める仮処分の申立てを東京地方裁判所にしたのです。
平成22年7月20日、大盛工業は第三者割当の中止を発表しました。割当先のブライトン・インベスト・コープより中止したい旨の申し入れがあったんだってさ。
これにより大盛工業VSウィークリーの仁義なき戦いは互角になったかも。
平成22年7月30日、平成22年2月に発表されたウィークリーが大盛工業に対し起こした訴訟の判決が出ました。
内容は平成22年2月に開催された臨時株主総会でウィークリーセンターが集めた委任状について、大盛工業が下した有効・無効の判断に疑義があるので、臨時総会で決議された第4号議案の｢取締役6名選任の件｣の決議の取消し等を求める訴訟を東京地方裁判所に提起したのです。
議案の取り消しの他に臨時総会における委任状勧誘等のためにウィークリーセンターが負担した10,085,938円の支払いをしろ！！ウィークリーセンターが立て替えた臨時総会検査役に対する報酬1,800,000円の支払いを大盛工業がしろ！！という裁判でした。
その判決は・・・・ウィークリーの負けでした〜。
大盛工業から送られてきた議決権行使書と一緒に「ウイークリーセンターグループに対するご注意」という紙が入っていました。
ウィークリーの狙いは大盛工業の名前と現預金を利用する事だと書かれていますね。ウィークリーセンターグループは大盛工業の株を101万株も売却しているらしいです。
株の売却はどうしてでしょうね？売却したら臨時株主総会で勝てないじゃん。
7月27日にウィークリーセンターから委任状の勧誘が来ました。
株太郎は5100株保有しています。何株以上だと勧誘があるのかな〜？
マニュフェストなるものも入っていました。
100株単位から1000株単位になるのは反対かな〜。
株太郎の下した判断は・・・・。
過去2回は大盛工業側でしたが今回はウィークリー側にします。
会場の最寄り駅は金町駅。自宅の最寄り駅から小田急線で代々木上原駅。東京メトロ千代田線で金町駅。金町駅から徒歩25分です。
到着は、9時35分。ゆっくり歩いたので30分かかった・・・・。今日は曇っていたから良かったけど、夏の暑い時期に往復1時間も歩きたくない・・・・。
受付で出席票とボルヴィック500ｍｌをもらいました。
水は〜去年の質問タイムでお茶ぐらい出せって株主が言ったから今回は出したのでしょう。
今回も裁判所が選任した検査役がいるんですね〜。こんな株主総会は他に無い・・・・。
会場は前6列がテーブル付き。後ろはイスだけ。早く来ないとテーブル付きは無くなっちゃうよ〜。出席株主は70人ぐらいでしょうか。
総務の関取締役から裁判所で選任された検査役が同席している旨の説明、社長の挨拶、株主数議決権数出席の状況はウイークリーが委任状を大量に持ち込んだので集計できないので議案の採決の前に発表する旨の説明があり、10時6分から議案の説明。
議案はウイークリー提案なのでウイークリー社長の和田社長から説明します。和田社長の説明が10時11分に終わり株主から質問！！って声が上がるが、無視して大盛工業の佐藤社長から反対する理由の説明。
10時19分から株主数議決件数の説明。議決権を有する株主数は9716名、その議決権の個数は774735個、ただいままでに議決権行使した株主数は2989名、その議決権の数は536138個。
10時20分から質問タイム。
（株主・1）
質疑応答の後に議案の採決されるが、過去2回の株主総会において正確な賛否の集計がなされなかった。正確な議決権の集計と運用を行う為、議長を株主出席番号69番のクリキ氏と交代する、議長交代の動議を提出します。新議長が意義を述べない範囲で現議長の佐藤社長を議長補佐役として議事の進行を任せたいと思います。（賛成！！パチパチパチ！！）
↓
（佐藤社長）
定款の定めによって私が総会の議長を務めます。したがいまして動議は取り上げません。私が議長をやります。続いての質問は・・・・。
（株主・2）
取締役の解任の提案されている現議長である佐藤社長が議長交代の動議を採決しないのは違法です。議長を株主出席番号69番のクリキ氏と交代し、新議長が意義を述べない範囲で現議長の佐藤社長を議長補佐役とする動議について採決させてもらいたいと思います。賛成の方拍手をお願いします。（パチパチパチ！！賛成！！賛成！！）
↓
（佐藤社長）
定款の定めによりこのまま議長を続けます。その他、質問はございませんか？
（株主・3）
大変暑い中、どれぐらいの株主が来るかなと思った。前回よりかなり多く集まっている。注目されている事である。注目されるのはいいが何回も何回も株主総会をやって費用がいったいいくらかかっているのか？非常に心配している。
↓
（総務の関取締役）
こまかい数字は手元にございませんのでわかりません。1回について何百万円の費用がかかっている。
↓
（株主・3）
テキトーすぎると思います。せめて、100万とか200万とか300万とか400万とか500万とか600万とか700万とか800万とか900万とか、そういった形でお答えいただけないでしょうか？
↓
（総務の関取締役）
先ほど申し上げたとおり手元に数字がございません。ですので、あやふやな数字を答えるよりかは今のような回答・・・・（取って来いよ！！何回もやってるんならデータぐらいあるでしょう！！取って来い！！）
↓
（株主・3）
わかりました。後日、定時株主総会で質問します。何回も総会をやって費用がたくさんかかっていると思う。経営的にも心配だ。数字を把握していないというのは経営能力に少し欠けていると思う。（大幅に欠けてるよ）大盛工業から送られてきた文章に、ウィークリーが大盛工業の株を売却していると書かれている。ウィークリーはどうして売却したのか？
↓
（ウィークリーの和田氏）
株の売却は事実でございます。ウィークリーセンター80万株、私どもと共同歩調をとっているスモークシグナルが101万株。これは実は言うと深い意味のある売却ではなかった。その後、この臨時株主総会の基準日には全部ではないが買い増ししている。大盛工業から送られてきた紙にウィークリーセンターグループのキャピタル建設の純利益の推移のグラフがある。2009年3月期は赤字に転落しているようにグラフはなっている。これは事実でございます。ただし、この時はキャピタル建設が持っていた大盛工業の株をスモークシグナルに売却した。大盛工業の株を売ったことにより経常利益までは黒字だったが、特別損失が2000万円ぐらい出て赤字になった。本業で赤字になったわけではない。ウィークリーセンターは私が社長になって7〜8年ですが1回も赤字になっていません。前期も黒字でございました。
↓
（株主・3）
なぜ赤字を出してまで売ったのか？
↓
（ウィークリーの和田氏）
決算の時までここまで赤字が出るとは思っていなかった。たかをくくっていた。言い方は変ですがキャピタル建設とはウィークリーセンターの100％子会社でして、キャピタル建設単体が赤字になっても本体のウィークリーの黒字で吸収できるから問題もなく事業を続けていけるという事でこの時のキャピタル建設の赤字は容認して赤字にした。赤字の次の期は黒字になっている。
↓
（株主・3）
いまのウィークリーの説明を聞いて大盛工業の意見は？
↓
（八木橋取締役）
新規事業の固執しすぎ。今の不動産不況の中で不動産事業が成り立っていくのか疑問。不動産業界のアンケートを見ると、97％ぐらいが悪い・やや悪いと言っている。その事からすると新規事業は会社にとってはリスクである。
（株主・4）
7月14日にブライトン・インベスト・コープに増資すると発表があった。我々株主にとっては2割の株が急に増えて希釈されてしまうわけで株価が落ちる。ウィークリーが異議の申し立てをして止めた。東証の会社が株主に無断で増資をします。酷いな〜って思っていたら1週間もしないうちにやっぱりしませんと。判断は誰が間違えて、いくら損をして、だれが責任を取ったのか？
↓
（八木橋取締役）
第三者割当増資については相当以前から財務の健全化という事を考えながら、当社の債務を圧縮しよう借金を減らそうという事で、以前からブライトンと信用金庫などと交渉していた。その中で金融機関の同意がなかなか得られなかった。その話し合いの中でブライトンが合意して7月14日にその内容を発表した。去年の6月から話を詰めていた。急にこの臨時株主総会の為にした話ではない。この事が会社の保身であるとかまったく無い。債務が圧縮すると会社の点数が上がる。点数が上がればこうじの受注機会が増大する。ですが最終的に先方から今回中止したいと申し出があった。いままの経過があってようやく合意にたどりついたので非常に残念だが向こうの申し出に従った。
↓
（株主・4）
誰がミスをしたのか？わずか数日間でなぜ撤回をしたのか？一歩間違えば管理ポストに入ったかもしれない。こういったミスを誰がしたのか？費用はいくらかかったか？ハッキリ言ってください。
↓
（佐藤社長）
先方から一方的にお断りの申し出があった。我々も慎重に進めたが成約しなかったという事でございます。
↓
（株主・4）
だから誰の責任でいくらかかったのか教えてください。交渉したりしたでしょ。
↓
（佐藤社長）
ここにデータはありません。
↓
（株主・4）
お金の管理がわからないという事ですか？
↓
（佐藤社長）
はい。
↓
（株主・4）
我々にとってはとても大きい事なんですよ。2割増資をボンっとやられて株価が下がって、それでいくらかかったかわからない。増資のタイミングが8月6日に株主総会をやる、7月10何日に増資してあなたたち経営陣は身を守る為に7月の終わりに増資先に議決権も出しますという事だった。保身の為にやった事じゃないですか・それを何で失敗したのか？きちんと謝ってください。
↓
（佐藤社長）
あの〜我々の保身というよりもですね、先ほどお話したとおり経営審査上の点数が去年の994点から見直しになると1000何点になるはずだったので（失敗した理由を聞いているんですよ！！金額と責任を！！）なんとしても7月中にやりたかったという事であります。ただ先方から破談という形になった。
↓
（株主・4）
こういうふうにドタバタやって、自分たちの保身の為ならなんでも良いというふうな事で増資するのは止めてください。今回大株主上位10社でウィークリーに支持したのは何社か？何％ぐらいか？
↓
（総務の関取締役）
ウィークリーセンターがお持ちだった株を、適切な言葉かわかりませんが知り合いを含めて関連会社に分散させた。よって上位の方に何社か入っているのだと思います。
↓
（株主・4）
今回の株主総会で上位何社、何％がウィークリーを支持したのか教えてくださいと聞いているのです。
↓
（株主・4）
和田社長からお答えいただけますか？
↓
（ウィークリーの和田氏）
↓
関さんがおっしゃったウィークリーセンターが持っていた株を分散させたという話は一部は正しくて一部は正しくないのですが、大盛工業の筆頭株主のウィンベーステクノロジイスは我々と共同歩調をとっていただけると承諾いただいた。その他、ベスト10のうち6社が共同歩調。合計の株式2151万株。全体のシェアは27.7％。これが私どもと共同で大量保有させていただいて、共同歩調をとらせていただいている株主でございます。
↓
（株主・4）
最後の質問です大盛工業から送られてきたチラシにはウィークリーが赤字では無いのに赤字のように書かれている。ウィークリーの子会社が赤字だからウィークリーグループがさも赤字のように書かれている。それは良いんですけども、このチラシには大盛工業は粗利益が増大している、いかにも利益が上がりそうなカラクリを作っていますけども、今期は本当にあのグラフのような利益が出るのか？赤字を出すような事は絶対にないのか？それを教えてください。
↓
（佐藤社長）
決算はこれから集計に入ります。（逃げてるぞ〜）決算の事は申し上げられません。（予想もつかないで経営出来るのか！！）9月の中旬には決算短信で報告します。（月次計算してないのかよ！！試算表でわかるじゃないか！！それでも経営者か？）それでは次の質問をお願いします。
（株主・5）
大盛工業は株主が多いという感じがする。単元を100株から1000株にするとどれぐらいの費用の削減になるのか？株主総会のたびに莫大な費用がかかるのは株主が多いから。この会社の規模で1万人弱もいる。以前はクオカードを配っていたわけですから。このあたりの費用についてあまりにも感覚が薄いように感じます。次回の定時株主総会までに聞かせてもらいたい。
個々からは質問ですが召集ページの6ページ、2号議案の取締役解任の件の大盛工業側の反対意見に書かれている「夜間工事に対する現場周辺の住民の協力が得られず、住民の抗議行動により再三工事が中断し、それに伴い発生する費用に対して、官庁から十分な補償が得られなかった工事もありました。」これってただたんに経営責任を問われるべきダメな工事をしただけじゃないですか？（そうだ！！その通り！！）あるいはＩＰ電話に関しては「事業の実現性、将来性を十分に検討した上で出資し、事業進捗について定期的に報告を求め、出資先の管理もしていた」と書いていますが、その挙句、あれだけ大きな詐欺事件に巻き込まれ大きな損失を出した。本当にそう言えるんですか？この件は株主代表訴訟になっていますが、この件の取締役会の議事録や資料が出てこない。まったくずさんであったのではないか？このあたりをお聞きしたい。
次に取締役解任の議案に名前がある、佐藤社長、八木橋専務、関さん、宮路さんはこの会社に大きな損害を出した戦犯です。その当時から佐藤さん八木橋さんは取締役でしたが、関さん宮路さんはこの会社に大損害を出した戦犯と言っても良い人がなぜ出世して取締役になっているのか？
カワハラ弁護士に聞きたいのですが、議長が定款によって動議を受け付けないのは適法なのか？適法かどうかキッチリお話していただきたい。
第三者増資の話ですが、財務体質を良くしたいというのは良いですが、この臨時総会の議決権を駆け込みで与えるといったら、これは保身と思われても仕方ないんじゃないですか？これについては意見として聞いといてください。
↓
（佐藤社長）
質問の中に法律論議の件もありましたがそれについてはご解答しかねます。夜間工事の件ですが夜間のバス通りなものですから23時からしか工事が出来ないという縛りがあった。しかしながら、23時以降騒音が出ると住民の人達は騒音で眠る事はできないと抗議行動。夜間工事から昼の工事にした。夜間工事の方が単価が高いのですが、昼の工事にしたので減額された。昼の工事は通勤時間を避けるので朝9時から16時までしかできない。非常に困った状況で工期が10ヶ月延長になってしまった。それによって大幅に費用が増えてしまった。
↓
（株主・5）
それを見越して予算を組むのが経営なんじゃないですか？（経営能力が無いって事だよ！！）
↓
（佐藤社長）
予算は役所が・・・・ようするに・・・・役所の仕様にあわせて・・・・。
↓
（株主・5）
大変な赤字になるぐらいならですね、もうちょっと適切に下水道工事事業をした方が良いのではないですか？
↓
（佐藤社長）
まぁそういう場面もございますが、我々はそういう形の中でキチッとやってきていますが、たまたまこういう事があった事は事実でございます。
↓
（株主・5）
たまたまでずっと赤字なんですか？
↓
（佐藤社長）
たまたまです。（ハハハハ〜5億も赤字出してたまたまはないだろう。
↓
（株主・5）
もう結構です。次にＩＰ電話についてお聞かせ願いたい。
↓
（八木橋取締役）
ＩＰ電話は当時、業界で取り上げられていた。開発は可能だという雑誌も出ていましたし、そういった事で早くやった方が勝ちなんだという事もございまして、画期的な新規事業という事で決定した。管理は月に何回か何名か行って書類などを検分、管理していた。最終的には携帯電話に接続するモデムがどうしても小型化出来ないという事があって、これ以上お金が必要だと言われたが、当社はそこまでは出来ないという事で身を引いた。当時は実現できるという事で決定した。
↓
（株主・5）
マスコミの報道ではまるっきり詐欺にあった被害者と書かれている。当時の担当部長だった関取締役に明確にお答えいただきたい。どういう調査をして、それが実現可能か判断して、どうして下水道工事の会社が大金を突っ込んだのか説明していただきたい。
↓
（総務の関取締役）
ただいま八木橋取締役が説明したとおり、適当、適切に事業の診断をして、なおかつ実際の事業がはじまった段階では管理をしていた。
↓
（株主・5）
専門家を入れてやったんですか？たとえば特許の判断とか。あるいは事業の実現可能性とか。下水道事業関係者じゃわかりませんよね？
↓
（総務の関取締役）
しかるべく事前調査とか、日々の管理をやっていました。先ほどから説明している内容でございます。何度も同じような事をお聞きになりますけども、私どものお答えする内容はそういった内容でございます。（ちゃんと答えてないからでしょ）
↓
（株主・5）
了解しました。それはそれで結構です。あと確認なんですけども、株をの単元を100株から1000株にしたときにどれぐらい経費削減できるのか？いま1万人ぐらいの株主がいるが1回の株主総会でどれぐらいの費用がかかっているのか？これについて次回の定時株主総会までに教えて頂きたい。（何で今わからないんだ？）
↓
（佐藤社長）
はい、わかりました。
それでは、いかかですか？十分に審議を尽くしましたので議案の採決に入ってもよろしいでしょうか？（了解！！弁護士さんの話は？答えてないじゃないか！！）法律論議をする場ではございませんので控えさせていただきます。
それでは採決は投票によって行います。事務局の方、準備をお願いします。
10時53分に質問タイム終了。
総務の関取締役より採決の仕方の説明。
賛成の人は出席票の下の方に付いている1号議案・2号議案と書かれた部分を切ってを議長の前に置かれた透明な箱に入れます。
まずは1号議案に賛成か？反対か？
今日ここに来た株主の議決権行使は受付で提出した議決権行使書の賛否ではなく、この投票で決めるって事かな？
半分ぐらいの人が入れた感じ〜。
そして集計です。不正が無いように検査役も参加して集計します。
左側が解任されるかもしれない佐藤社長。右側の取締役は解任の議案に名前が入っていないので気が楽でしょう。
その後ろで集計中。機械と手作業の2種類で集計するので時間がかかります。
11時・・・・11時10分・・・・11時20分・・・・
あまりにも集計が長いので株主から「ウィークリーセンターが持ち込んだ委任状は35％を超えています。本日の総出席株主が70％を切っているので可決だと思っている。正確な票がでなくても、その確認が出来るのであれば採決の結果をお知らせいただきたい。これだけ多くの方が忙しい中来ていただいているのに、これだけの時間をかけるのは不本意であります。結果が明確であるのではお知らせいただきたい。」（何べん数えても同じだよ）
11時29分にやっと集計が終わって結果の発表！！1号議案の取締役4名選任の件は過半数で可決になります。
山口伸廣 賛成299452個 賛成率55.8％ 可決！！（パチパチパチパチ！！）
栗城幹雄 賛成299379個 賛成率55.7％ 可決！！（パチパチパチパチ！！）
和田明彦 賛成299658個 賛成率55.8％ 可決！！（パチパチパチパチ！！）
濱田直人 賛成299165個 賛成率55.7％ 可決！！（パチパチパチパチ！！）
11時31分から2号議案の投票。1号議案の時と同じやりかた。
11時49分、集計が終わって結果の発表！！2号議案の取締役4名解任の件は2/3以上の賛成が必要なのです。66.7％の賛成があって解任になります。
佐藤 進助 賛成300462個 賛成率55.9％
八木橋勝司 賛成300389個 賛成率55.9％
関 忠夫 賛成300618個 賛成率56.0％
宮路 晴男 賛成300615個 賛成率56.0％
総務の関取締役「本議案は2/3に満たない為に否決されました。」（了解！！パチパチパチ）
佐藤社長「以上をもちまして本日の会議の目的事項は終了いたしましたので臨時株主総会を閉会いたします。本日は株主の皆様ご協力、誠にありがとうございました。」
他の総会では新任取締役の紹介があるのですが、議長や大盛側の取締役、事務局はあっという間に退室して、株主総会は11時50分に終了。
お土産は、
銀座風月堂 パティスリー・フランセスS 1050円
・パピヨット6本 ・ゴーフレット6枚 ・トロアシャトン3枚 ・パリジャン3枚
JRがやっているポケモンのスタンプラリー。金町駅はプリン〜。
お昼は金町駅の吉野家。
いつもの牛丼並みツユダク味噌汁〜。今日は肉が少ないような・・・・。
平成22年8月10日にウィークリーから委任状のお礼のハガキが届きました。
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