ニイタカはごく普通の総会ですのでそれほど行きたくはないのですが、ちょうど時間があったのと、会場が新しくできた本社に変わったので行くことにしました。
最寄り駅は阪急の三国駅。「さんごく」ではなく「みくに」と読みます。
ａｉｋｏのヒット曲「三国駅」はここをテーマにした曲です〜。もっとも最近高架化されたため、ａｉｋｏが通っていた頃とは違います。
改札を出ると、看板を持った社員がいます。交差点ごとに立っていて、迷わずに行けました。
この辺りは小さな工場や、マンション、商店がたくさんある下町風の場所なので、慣れない人は行くのが難しいかも、ということで多めにいるようです。都心から近いわりには、静かで便利なので住むのにはいいかも〜。
新しい社屋は、幹線道路から細い道を少し入ったところにあります。周囲では目立つ新しい清潔な感じの建物です。
入ると社員がたくさん迎えてくれ、会場の３階まで案内してくれました。
受付で、お土産とペットボトルのお茶を貰います。暑い中を１０分くらい歩いたので、ありがたいです。
会場は小さな机と一体型の椅子が並んでいます。
定刻に開会。株主は４０６５人で、出席は５３人、行使書郵送が１１００人。ほとんどが関係者という印象でした。
監査報告の後、スライドと音声で報告。「対処すべき課題」のみ社長が読み上げました。
１０時２０分から質問タイム。３人が質問しました。
「増収減益の理由」
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「営業努力で増収。減益は設備投資が増えたことによる減価償却、原油など素材高、人材の補充によるもの」
「今期の見通しは」
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「売り上げ１２０億円、税引き利益２億円。１斗缶は３００円くらいするので、ポリ容器にして原価を下げる。値上げは難しいが価格改定とコスト削減を図る」
「環境対応製品について」
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「４キロで従来の１８キロの洗浄力がある製品を出した。水で薄めて使って貰う。ポリ容器に変えたので鉄より二酸化炭素排出が少ない。運送費も安い。コストの良い無リン洗剤を発売、コストもよく、リンによる富栄養化も防ぐ」
「利益が年々減っている」
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「原材料など先行きが読めない。４８期には反転させたい」
「農産物事業はどのような物か」
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「食料自給率が低下しているのをチャンスとして、安心安全な野菜工場やりたい。長期的な物」
議案の採決と、役員紹介をして１０時４０分頃終了。
お土産に「ジェフグルメカード５００円」をいただきました。ありがとうございました。
日本人は衛生に敏感なので、ニイタカの製品はこれからも需要が見込めると思います。競合がどれだけあるか分かりませんが、製品はシンプルながら、内容のいいものを中心にしているようで、堅実な社風がうかがえます。
長期に投資したい会社だと思いました。