エレベーターで上がり、受付へ。出席票を受け取り場内へ入ります。
到着は９時５０分。多分１０００人くらい入るホールですが、去年よりかなり少ない印象です。株価も冴えないし、来ないのかな〜。
定刻に開会。株主は４５９７１人もいますが、出席は７６９７人、会場には１００人くらいしかいません。出席率低いです。
報告はスクリーンと社長の読み上げです。まあ普通に分かる内容です。
売上高、営業利益ともに過去最高を記録、特損で経常利益はわずかに減っていますが、最終利益も２４％増加で絶好調のようです。スキー場も利益を上げるようになったみたいです。
なぜ株価が冴えないのか分かりません〜。
１０時２６分から質問タイム。発言は８人。
１人目。「増益なのになぜ減配か」
↓
「中長期の成長のための資金に充てる。カーシェア事業の車の購入、スキー場への投資、海外タイでの事業展開のため」
２人目。「現金に比べて長期借入金が多い」
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「安い金利で資金を調達している。資本を小さくして、低金利で調達という考えから自己資本充実を図る。借り入れの多様化も求められる時代になった。ただ借り入れは減らしていきたい。現状自己資本比率３０％で健全な範囲」
３人目。「株価が下がりっぱなしだ」
↓
「株価は残念な結果だ。安全性と利益の向上、１人でも多く採用して社会に還元することしかできない」
「優待が無料券から割引券に悪化したし、自己株の買い取りもしないでは」
↓
「無料券がネットに流れ、本来の趣旨から外れ、収益も圧迫。贈与に当たり税金も発生する。自己株買いは３回実施した」
４人目。「来期の１５０円配当を２００円に出来ないか」→「不安定な世の中で借り入れを増やしたくない」
５人目。このおじさんが同じことを繰り返し、長い発言で参りました。だいぶんソンしているみたいで分からないでもないけど、自慢話や文句ばかりでまとまってません。
「社長の方針が中途半端、配当なんかしなくていい。長期的な視点でベンチャーらしくやってほしい。三井出身の役員は海外調査をしっかりやって欲しい。情報を社員にも共有すべき」
↓
「参考にして経営に生かす。配当を期待する株主もいる。マインドはベンチャー精神、東証上場企業としての安定も考える」
６人目。「スキー場以外への進出は」
↓
「有効に使われていない資産を使うようにしたい。スキー場はマーケティングの徹底とコスト意識が利益につながった。他分野にも生かせると思う」
７人目。「配当方針は」→「配当性向は非開示。可能な範囲で出す」
「アジア事業、カーシェア事業について」
↓
「海外も成長できる。タイは人口増、安定成長、都市への人口集中が高く、料金もある程度取れる。カーシェア事業は８都市で７０台。法人売り上げを増やしたい」
８人目。「地方への進出は」→「現在１１拠点。リスク分散のため地方にも出したい。最近は岡山に進出した」
１人で３０分近くマイクを握った自己中株主のためずいぶん長くなりました〜。しかし問題は社長にあります。とにかく我慢して聞いていればいいという態度で、嵐が過ぎるのを待っている感じです。長い発言は途中でもまとめるとか、１人１問とか進行を考えないとイケマセン。
長くても内容があればいいのですが、単なる不満や他社の話などを始めたら、中断することも必要です。株主はどんどん中途退席していきます。
１１時３６分から採決。１１時３９分閉会、役員紹介をして１１時４７分終了。
ここから休憩して説明会ですが、ロビーでドリンク。
しかし、数が少なく、トイレに行って戻ったらもうお茶しかありません〜。コーヒーくらい十分用意して貰いたい物です。
１２時５分から会社説明会。担当役員４人の出席です。しかし、肝心の株主が２０人ほどしか残っていません〜。内容はなかなか面白く、ボクの興味のあったタイ事業についても詳しく聞けたのですが、もったいない話です。
業績は好調で、将来性もある若い会社だと思いますが、株価は低下の一途。なぜなのか？
結局は信用されていないというひと言なのでしょう。ワンパンチ足りないというか、社長の熱意みたいな物が感じられないのが、痛い。減配や優待悪化なんて、１株単位の会社がやってはいけないのではと思います。株価は市場が決めるではなく、出来ることはしっかりやると、将来もあると思いますが・・・。
お土産に「信州生ソバ３人前」と「竜王スキー場リフト券」をいただきました。
ありがとうございました〜。
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