6301 小松製作所の第141回定時株主総会

平成22年6月23日(水曜日) 10時〜

場所 東京国際展示場(東京ビッグサイト) 西展示棟 「西1ホール」

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今日は午前3件、午後1件あります。全部行くのは無理でしょう。ここが午前中最後です。


会社四季報には「建設機械で世界2位。アジア地域トップ。生産は多国籍。08年工作機械の日平トヤマ子会社化。会社計画は1ドル95円前提。急膨張の中国は春節商戦の一部が4月に期ずれへ。営業益減額。11年3月期は国内、欧州回復難。米国は後半底脱出。中国アジア続伸。在庫調整の完了を受け生産効率上昇。1円の円高は対ドルで営業利益25億円、対ユーロで同1億円を減殺。中国で金融引き締め懸念あるが、ファイナンス子会社が機能しており影響はほぼない」と書かれています。


重機の会社ですよね〜。ショベルカーとかブルドーザーとか。CM広告はメジャーリーガーの松井秀喜選手。


株主優待はありません。


召集通知に「新技術・CSRをご紹介する展示の場」を設けるって書いてあります。





2008年まではホテルで株主総会をやって総会終了後は料理付きの懇親会があったそうです。それが2009年から会場が東京ビックサイトになり展示だけになり・・・・今年もそんな感じでしょうね・・・・。

重機に乗せてくれないかな〜。


会場の最寄り駅は国際展示場駅。新宿駅からですと、山手線で大崎駅、りんかい線に乗換えて国際展示場駅。


到着は、10時50分。





大遅刻だ〜。





係りの人が多くて緊張する〜。





受付で出席票とお土産をもらいました。お土産の紹介は最後。





そして座席の案内の紙。





Dブロックに座れってさ〜。来た順で前の方から案内されるのでしょう。トイレが会場内にあるのが良いのか悪いのか。近いけど〜総会中に立って歩くのは目立つので、女性の場合は恥ずかしいかもね。





ドリンクコーナーは9時から10時まで・・・・。





出席株主はたくさんです。数えられません。600人ぐらいですかね〜料理付き懇親会が無くなってから出席者も減っているでしょう。


第2号議案の説明に入っているところです。11時から質問タイム。


中国でトヨタ、ホンダなどの賃上げのストライキがある。同じ事が小松にもあるか?労務管理は中国人を採用?日本人?

小松では起きていない。大きな問題は発生していないので安心していただきたい。社員と現場で働く中国人とのコミュニケーションが大事。ミーティングをして問題を把握する。現場で働く班長とかは中国人。中国に2箇所向上を集中している。組合と月に1回会議をしている。大きいものは半年に1回やっている。給与、福利厚生に問題があればディスカッションしている。将来昇格して幹部になれるんだという安心感を持ってもらう。


業績について。139期の売上が2兆2000万円で今期の141期は1兆4000万円。売上が36%減である。それに対して利益は80%も落ちている。物が売れても利益が上がらない体質になっている。為替の影響が大きいがヘッジはやっているのか?社債を100億円分と300億円分、2回発行した。何で円なのか?ドルで発行したら円高対策になる。真剣に為替対策をやるべきだ。中期で1ドル90円と考えているそうだが80円になったらどうするんだ。

売上も利益も減らしたのは申し訳ないと思っている。かつて経験した事が無い需要減で追いつかなかった。経費削減で固定費を1年で3000億円ぐらい減らした。それでも追いつかなかった。為替に一喜一憂する事が出来ない。コスト競争力をつけることで為替が80円になっても利益が出るようにしたい。3ヶ月以内で受注があるものについては50%分をヘッジしている。エンジンなどの重要な部品は日本で作って外国の工場に送っている。通貨がマッチングしない。円で入金されるよりも円で出て行くお金が多いので社債は円建で調達している。


松尾監査役は元検事総長。違和感を感じる。松尾氏と前任者の土井氏はアーバンコーポレーションという不祥事を起こした会社と関係があった。違法ではないがその事を考えても理解できない。天下りではないのか?

社外取締役3名、社外監査役3名に来てもらっている。現状抱えている課題に対してどのような人が最適か考えている。異業種の方からもご意見を頂いている。法律だけを守っていれば良い訳ではない。受身のコンプライアンスではなくて攻めのコンプライアンスをやる、という事で松尾監査役には監査役になる前からご意見を頂いている。


為替の話が出ているがデリバティブは慎重にやった方が良い。サイゼリヤとか大きな損失を出した。買ってないですよね?

大掛かりにはやっていない。基本的には為替ヘッジ。どこの金融関係でやっているかは相手のこともあるので言えない。


日本、アメリカなどで海外の国にも税品を払っている。

二重課税にならないように外国と日本の税務当局が話し合って事前に決めるので問題は起きない。利益配分によって日本、海外で適切に納税している。


新興国が市場になってきた。価格が問題になるが新興国向けの安い商品を出しているのか?アフリカは砂が多くて機械の故障が多いのでは?アフリカの奥地でも部品が供給できる体制が出来ているのか?

原価が安くて燃費が良い物を出している。粗悪な燃料対策としてフィルターを取り付ける事が出来る。アフリカは3%ぐらいのマーケット。現地にトレーニングセンターを作って現地の人がサービスできるように人材を育成している。アフリカが成長した時に大きな力となる。


無人で動かせる機械がある。最初から最後まで無人で出来るのか?売れそうか?

チリとオーストラリアで動いている。オーストラリアは鉱山を100年単位で開発する。気温が40度ぐらいの過酷な現場なのでオペレーターは2〜3週間働いて1週間休む。高い給料を払っても働き手がいない。そういう現場に使えないか積極的に売り込んでいく。


三井住友が小松の株を持っているが持ち合いか?

資金調達の円滑化の為に相互で保有している。


5860億円の有利子負債がある。余剰金で返済できないか?

余剰金は銀行で眠っているお金ではない。全部、現金であるわけではない。将来の投資のために使う。


4号議案のの取締役賞与の件。開示するのか?議決の結果は公表するのか?

1億円以上の場合は有価証券報告書で開示する。議決の結果は数日後にHPに開示する。


12時12分、質問タイム終了。


議案の採決、取締役、監査役の紹介があり、12時19分に株主総会終了。


展示でも見ますか〜。総会会場の後方のパーテーションが開けられ展示会場に行けるようになります。





展示会場に入る時にサンドイッチと紙パックの紅茶が配られました。





展示会場で1番目立つのはこれ↓





D85MS-15 ブルドーザーベース対人地雷除去機。全長8.6m、重量35トン。乗る事はできません。





中国がリーズナブルな値段の地雷を作り紛争地域に売りまくったのが元凶。





HB205-1ハイブリット油圧ショベル。これは乗れます〜動かすのは無理だけど。





女子柔道部があるんだってさ〜。





柔道部員が案内しています。だれもサインをもらっていないので有名な人ではないのでしょう。野中さんは09年講道館杯3位だってさ。





グッズの展示〜。





アテネオリンピックで金メダルを取った谷本歩実がプレーイングコーチで所属しています。





↑よくわからん。面白いものでは無い感じ。





↑昔、小松のお偉いさんが日本花の会っていうのを作ったらしい。





↑バイオエタノール的なもの。





↑太陽光パネル


↓ミニカー的な物の展示。





↓創立90周年記念事業で研修センターを作るんだってさ。





お土産は、





トミカ  コマツ ブルドーザー D155AX-6  1/109スケール
エコバッグ


次の総会へ〜GO!!


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