僕も２０年くらい前から家族亭はよく利用しています。ソバ弁当や、木の葉ウドンが好きかな〜。
会場は阪急線の梅田駅直結、便利ですね。他線からだと少し歩きますが、それでも駅前には違いありません。駅につながっているため、案内の社員がいたかはわかりません。
ホテルの２階宴会場に行くと、沢山の社員の出迎えで受付。出席票とお土産引換券を受け取り入場です。
オーエスとは違い、縦長に使って椅子がたくさんあります。
定刻に開会。株主は３１５２人、出席は９７４人、会場には３００人くらいいます。関西でこの規模の会社ではかなり沢山参加していると思われます。
初めに、社長から震災の被災者の方へのお見舞いの言葉がありました。
報告事項は、社長の読み上げと、スライドです。「品質・サービス・清潔」をモットーにしているそうです。また関東での高速道路への出店と、タイなど海外への進出に力を入れているとのこと。業績は増収増益です。
今回の決算には入っていませんが、震災の影響についても説明がありました。
店舗は東日本の４２店の内、休止が２９店、停電による営業短縮が30店、ＦＣ店では29店中、休止が１０，短縮が３、3月28日現在では休止が０，短縮が30店。
また地震後直ちに社内募金を開始、3月22日からはユニセフを通じた店頭募金を開始、名取市の得々により、うどん3000食といなり寿司の炊き出しなどを実施。
10時20分から質問タイム。発言は3人。
1人目。
「増収増益は役員の努力のたまもの。株主として感謝します。従業員の方にも配分して欲しい」→「ありがとうございます」
2人目。
「震災に対する取り組み」→「社員と家族の被害はなし。店舗もつぶれたところは無し。直接の影響は少ない。ただし、停電の影響は大きい。利益の大きい駅ビルが営業短縮する。関西にも影響がある」
3人目。
「役員の持ち株が少ない。0株の人もいる」→「役員の責任と株数は関係ないと考える。ライバル社で役員が５０％以上持っているところもあるが、業績がいいとは限らない。経済的利益のために役員をしているわけではない」
10時41分から議案の採決。
4号議案役員退職金で質問1人。
「算定の基準はどうなっているのか」→「報酬月額×年数。例えば月給100万円で、役員を1年すると、100万円×１で100万円」
こういうのはっきり言う経営者は初めてですね。すばらしい〜。
すべて可決し、役員紹介をして、10時52分閉会。
続いて「第2部」が始まります。会社紹介と事業内容の説明です。
乾社長から「震災支援と店舗数について」、担当役員から「高速ＰＡ／ＳＡ店舗の展開」「海外展開」の説明がありました。説明会はイマイチなのが多いのですが、ここはよく準備していたようで、コンパクトに分かりやすくまとまっておりました。
この「第2部」の間に、試食会の準備がされているようで、隣の部屋からダシの匂いが〜。
30分ほどで説明会が終わり、社長から今日のメニューとお土産の説明。至れり尽くせりです。
メニューは「ごまラー油味のたれを使ったそば」「季節の野菜天ぷらソバ」。ラー油は温冷があり、ソバアレルギーの方のためにうどんも用意されています、とのこと。
さあ、戦争の始まりです〜。と思ったら、社長から、入場の説明。会場を6ブロックに分けて、順番に試食会場に入ります。
初めに1ブロック目。その人たちが終わってから2ブロック目。ぼくはここでした。社員の方が、沢山出て列を整理しており、とても順序よく、テキパキと気持ちよく進みます。
株主も関西人にしては珍しく、整列〜。列のバランスで冷たいソバが多少早いです。お代わりも出来ますが、「すべての株主が1周りしてからでお願いします」。
そうなんだよな〜。社長がこうやってひと言言えば済むことなんですよね。
僕はラー油ソバを冷で。
これは美味い！ 場所の関係でどんぶりは使い捨てですが、量も多分店で売るのと同じくらいあります。同じテーブルの紳士は、「野菜天そば」を試食。「おいしい」。こちらも「それほど辛くなく美味いですよ〜」。いや〜和やかだ。
続いて「野菜天そば」を試食。
これもいけます。さらに「ラー油」をもう一杯。このころになるとみんな満腹で列はありません〜。麺マニアの僕もさすがにもう無理〜。ごちそうさまでした。
そばうどんの会社だけにボロもうけは出来ないでしょうが、国民食ですので、安定はしていると思います。
ただ最近はコンビニやセルフうどんの安い店も増えていて、競争は激しいかもしれません。
家族亭はほんとくせのない味で、店も入りやすいので、これからも海外も含め堅実にがんばって欲しいと思います。
お土産に
「得々カレーうどんレトルトパック」2パックと「お食事券500円分」を頂きました。ほんとにありがとうございました。
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