今日は金融機関向け会計システム販売の情報企画に出席です。ここは関西では珍しい午後開催が恒例になっています。重ならないので株主は参加しやすいと思います。
場所は地下鉄本町駅から徒歩ですが、一般によく使う御堂筋線、東京で言えば丸の内線にたいな線の駅からは地下鉄ホームを延々と歩いて行かなくてはなりません。会場まで徒歩５分の２２番出口まで７，８分かかりますので余裕を見て向かいます。
受付を済ませ、ちょっとお決めの教室くらいの会場に。椅子が１００くらい並んでいます。
定刻に開会。株主は２６３３人、出席は８０６人、会場には６０人くらいいます。単元株制度はありません。
報告事項は社長が読み上げます。単体なので、会計も短く終わります。震災の影響や金融機関の不景気もあり、売り上げは計画を下回っていますが、利益は計上しています。
また、投資有価証券をすべて売却し、市場の動向に左右されないことにしました。
１時４３分から質問タイム。発言は２人。
１人目。
「経常利益率が２２期に比べ減っている」
↓
「当社はパッケージの販売。売り上げが伸びると利益が上がる。固定費の１４億円は決まっていて、売り上げの上下があっても固定経費は変わらない」
「現金が多いが」
↓
「定期が２０億ある。他社へのＭ＆Ａ、自社でのシステム開発の２つの使い道がある。Ｍ＆Ａは上手く行かない。社内投資に力を入れており、機会を待っている」
「買収防衛策は？」→「無し。社内関係者で株は６割持っている」
２人目。
「筆頭株主が変わったが」→「社長の株を個人資産管理会社に移しました。個人的理由です」
「目標の売上高利益率３５％は高すぎないか」→「過去に達成したことのある数字で目標にしている」
１時５４分から議案の審議。
１号配当の件で質問１人。
「配当性向と見通しは」→「中間配当と合わせ８０００万円。今年は配当性向１００％を超えたが、利益の４割を考えている」
議案はすべて可決し、２時に終了。
１０分の休憩を挟んで会社説明会です。ここで、クレクレオバサン軍団はすべて退出。
また、他の株主もかなり帰ってしまい、２５人くらいが残りました。
松岡社長は「だいぶん、減りましたね」と開始。配られた資料を基に、決算の概要と来期の展開が説明されました。
「全体の社員数は変わらないが、東京が増えている」
「信金が共同システムを運用している」
「信組は当社システムを共同システムにしており、堅い売り上げ」
「ＩＦＲＳは欧州危機の影響で導入延期になった」
「それにより一般企業向きの売り上げは伸び悩んだ」
「来期も信金向きシステム販売、地図デジタル更新、資金管理システムの販売を実施」
その他、扱う商品の説明がありました。日頃、個人株主がここの商品を見ることはないので非常に有意義でした。
説明後、質疑があり、終了後も社長に質問される株主もおられました。
ちなみにＭＢＯについてですが、上場費用はかかるが、上場してあられる信用というものが、金融機関相手にビジネスをするために役に立つので、考えていないということでした。
会計の仕訳はホント難しいし、まして、国際会計になると大変なので、ここのシステムは必要なモノだと思います。今後も独自路線でがんばって欲しいと思います。
お土産に
「ハイパワーＬＥＤライト」「ゴルフカレンダー」をいただきました。防災用品はありがたいです。ありがとうございました。
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