朝日放送の株主総会

平成20年6月26日午前10時〜

場所 大阪市・ABCホール

ジャンプ君さんから頂いたレポです。ありがとうございます〜!!


今日は3件掛け持ちの予定で、家を出ました。

地元の駅に着くと、神戸方面への電車が事故で遅れているとの放送が・・・。ボクの乗る大阪方面行きは定刻に来たのですが、途中から事故の影響で自転車みたいな速さになったり、何度も停車して、進みません。

去年も同じ3社で掛け持ち失敗しているので、今年はボクにしては珍しく前日にシミュレーションしていたのですが、もはや掛け持ちどころではありません。


梅田駅到着は9時40分。すぐにJRに乗り換え、朝日放送に向かいます。


朝日放送は今月新社屋に移転したばかりで、最寄り駅は同じなのですが駅からの方向は逆になり、距離も近くなりました。

おかげで何とか10時ジャストに到着。

社屋前では恒例の労組演説が行われていました。会社の入り口には、社員がたくさんいて入り口を封鎖。「株主の方ですか?」と確認してから案内されます。





階段を上がると、宣伝カーが展示してありました。





ホールは同じ名前ですが、会場になる新社屋のABCホールは、スタジオという感じで、席もおそらく移動式になっているみたいです。

大きさも小さくなり、200人くらいで一杯になりそう。出席者は100人くらいでした。一応第2会場が用意されていたのですが、ここだけで十分でした。





初めに社長から新社屋完成のお礼がありました。株主は1833人、出席は郵送含めて687人でした。

報告はスクリーンで、番組風にまとめているいつものスタイル。加藤明子アナが案内役として出演です。

番組の一部や音楽も入っていて、いつものことながらさすがという出来映えです。事業報告もDVD版にしたらいいのにと思います。

10時23分から、社長が対処すべき課題を説明。放送業界は地デジと、コンテンツ事業がテーマみたいです。


10時30分過ぎから質問タイム。この会社はこれからが大変なんです。組合関係の一般株主には何のことか分からない質問が出たり、関係者株主の質問が出るので・・・・と思ったんですが、挙手がない!


あれっ? 社長も「よろしくお願いします」と質問を促しておられます。これで安心した一般株主が発言。


「負ののれんの計上について」→「ABC開発の分で、時価12億を、3億7500万で入手している。残りの8億あまりを5年で償却する」


「東京のテレビ局がやっている番組見学を優待にできないか」→「見ていただきたいのだが、セキュリティー問題がある。優待は積極的に考えていきたい」


3人の発言があり、議案の採決をして、11時過ぎに終了。


社長が交代すると言うことで新旧社長の挨拶がありました。

総会終了後、一般株主は新スタジオの見学をさせていただけると言うことで、参加しました。


さすがにキレイなのですが、倉庫みたいな空間でした。

実際にバラエティー情報番組で使っているスタジオでセットもそのまま、株主も上がることも出来ました。





あと何千万もするカメラも見ることが出来ました。





面白かったのは「バーチャル映像体験」で、街の中や、空中、宇宙を歩いたりする映像に出演?できました。飛び跳ねたり、動くのが大変なのではと、テレビを見ていると思うのですが、実際は何もない板の上を歩くだけなんです。





すべてコンピューター画面の方が、合わせてくれます。面白かったのですが、テレビモニターに映った自分の姿は、あまりにも美しくなく、ショックでした。


感想ですが、去年までは組合や会社関係者の発言がやたらと長く、その答弁も長くなり、理解不能な総会、というより一般株主の発言をさせないための工作かと思うほどだったのですが、今年は一般株主が発言できたでよかったと思います。

社員株主が相当いるようではありますが・・・。報告内容や見学も素人には興味深い内容で、こぢんまりながらも有意義でした。


お土産をいただきました。





「新社屋完成記念クリスタルライト付きレターオープナー」

なかなかの豪華版です。ありがとうございました〜。


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