朝日放送の株主総会

平成18年6月29日 午前10時〜
大阪市・本社ABCホール

ジャンプ君さんから頂いたレポです。サンキュ〜!!


1年最大の総会集中日、1社だけではもったいないと言うことで、考えた結果、一番議案が少なく、株主も少ない大証2部の朝日放送にまず出席して、その後、他社に移動する作戦です。

会場は大阪駅から1駅西の駅なんですが、特急が止まらないから意外に時間がかかります。以前、公開録画や試写会で行ったことがあるんですが、駅からはちょっと歩きます。会場近くには案内看板を持った社員がいました。



会場前では、組合の人が沢山いて株主向けにビラを配っていました。今時争議があるのか・・・ちょっとイヤな予感が。バスに乗り遅れたので着いたのは5分前。



最近は関西でも大きなホールが出来ているので、ロビーは小さく感じます。自動販売機の飲み物はお金無しで出てくるので紅茶を貰って会場に。ホールは前半分のところにロープがあり、前方に座るよう案内されますが、1000人近く入るホールなのでそれでもかなり余裕がありました。出席者は100人切れるくらい。

定刻に開会。権利株主3233人中、出席と議決権行使は1022人。社長が決まり事を言ってからビデオの営業報告です。ABC最大の全国区アイドルアナ?赤江珠緒さんが「株主のみなさま、おはようございます」と登場。さすが放送局らしく、番組のビデオなども使っての報告はわかりやすく、聞き易いです。
次の「対処すべき課題」「会計報告」は社長が読みました。多分他の総会と比べたら普通なんでしょうが、アナウンサーの後、というのはツライ! 読み間違えやダブりもすごく目立ち、下手だという印象が強かったです。正直、大丈夫かな?と思ったくらいです。ただ、後の質疑ではしっかり答弁されていたので、アナウンサーの後でまずく聞こえたというところが本当のようです。個人的には財務諸表までビデオで説明するか、その部分は議長の指名によりアナウンサー出身の取締役にやってもらうのがいいと思いました。

続いて質疑応答。事前に質問書があって、下請法、公取法、設備投資額などの質問で社長と経理担当が丁寧に答えます。

次に出席者からで、1人目は東京から来たという株主が4項目。なんか総務に電話を掛けたときにちゃんと答えてくれなかったようで、その個人的恨みをぶつけるように長々と15分以上質問。「私は会社法を相当勉強している」と自慢していましたが・・・内容はIRや新社屋に育児室があるか、とか議案に関係ない質問や、高値で買ったとか自分はタイガースファンとか余分な話が多い人でした。これ読んでいたら来年はちゃんと発言をまとめて来るか、出来たら来ないでね。

2人目は地元で長年持っている年長者。「第3者割り当てはして、既存の株主には何もないが」「会社を安定させることで価値を上げて応えるのと、配当や優待でお応えしたい」。

3人目は質問書出した株主。またも下請法や労働争議について雑誌記事の引用などして国会みたいな質問。多分関東の人。答えは要するに「違法な行為はない」(当たり前だけどね)。4人目は地元株主、さすがに切れていて「議長はもっとてきぱきとやらな、あきまへんで」(ホンマや〜)と苦言。質問は「防衛策を導入した方がいい。ストックオプションか、分割がいい」。答え「参考にします」。

議案をあっさり可決して、11時35分終了。

感想は、2人の株主の質問で1時間掛けるのは進行に問題あり。もちろん一番悪いのは長い質問をする株主ですが・・・。あの2人がいなければ1時間早く終わっていた。全員がそれだけの質問をすれば、どれだけ時間がかかるか、考えてほしい。あと、送ってくる事業報告は紙じゃなくて、赤江さんのDVDにしてほしいね!(笑)

お土産は局のグッズで、革のパスケース(うれしい!)、ボックスメモ、ペンケースでした。疲れたので缶コーヒーを貰いました。



イベントとして最新の大型中継車の展示があり、中に入らせていただきました。モニターや機械が沢山ある新車で、17人乗れるそうです。



第1計画では、終了後すぐに福井の江守商事へ向かう予定でしたが、間に合いません。駅に戻るのも結構距離があるので、裏道を歩いて、阪急に向かうことに決定〜。


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