2496 アルクの第6回定時株主総会

平成21年8月27日(木曜日) 10時〜。

場所 新宿NSビル NSスカイカンファレンス(30階) ホールA

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今月3件目の株主総会です。明日で今月の株主総会は終わりです。

月に3〜4件ぐらいが丁度良いかな。月に0件とか1件ぐらいだとサボリ癖がついて株主総会に行かなくなりそう。


会社四季報には「1969年創業。語学教材制作・サービス展開。電子媒体との融合推進、法人向け研修も実施。10年5月期はTOEICなど語学通信教育の解約収まり堅調。eラーニングのASP提供開始、高単価の医学・経済の英語版実用書も伸びる。が、IT機器償却や紙代高騰、残業代重い。営業益横ばい。高卒認定試験のウィザスが平本社長から株譲受、15%保有し第2位株主に。日本語教育や外国語コンテンツ開発で連携。新型インフルが語学研修に懸念材料」と書かれています。


株主優待は通信教育教材が50%割引きとか自社製品とか。

去年の11月権利の株主優待は18900円のスッゲー教材でしたが、今年の5月権利は1500円ぐらいの本が3冊なんですよね。去年の5月権利は1600円の本が1冊。この差は何なんでしょうね?

超ショボイ株価なので貰えるだけありがたいけどさ〜。


総会後に会社説明会があるってさ。今月は総会が少なくて体力的に問題ないからこれも聞いて行くか〜。


それと〜重大な事が・・・・決算が1月になるんです!!今期は変則で平成21年6、7、8、9、10、11、12、平成22年1月までの8ヶ月決算です。1億4000万円の赤字の予定です。

これまで5月が期末決算で11月が中間決算だったので5月、11月に株主優待がありましたが、11月は無くなり1月まで伸びてしまうのでしょうね〜まだ株主優待についてはHPの方で変更の発表が無いのでわかりませんが・・・・。


アルクは株太郎の持ち株の中で含み損が多いランキングの3位になってるんですよ〜株主優待で回収しないと〜。

何年かかることやら・・・・。


会場の最寄り駅は新宿駅。自宅の最寄り駅から小田急線で新宿駅。乗換えが無いので楽だな〜。


到着は、9時42分。





都庁の第二庁舎の手前にあります。入り口は階段で降りた所にあります。





エレベーターはガラス張りなので外が見えます。会場は30階なので眺めが良いですね〜。





飲み物はエビアン500ml、お茶のペットボトルなど。





会場は70人ぐらい入れる大きさ。出席株主は60人ぐらいでしょうか。


社長の挨拶、株主数議決権数、監査報告、召集通知の説明、議案の説明があり10時27分から質問タイム。


株主優待が好評だと思う。優待販売の方を利用した株主の人数は?売上は?業績に影響はあるか?

贈呈品を含んだ利用率は64%。優待割引販売の方は3%ぐらい。売上、損益に与える影響はかなり軽微。


会社が社長に1億2000万円貸付をして、その利息が169万9000円、その返済はすでに終了していると召集通知の書かれているが、会社の役員に対する貸付は今後もあるのか?多額な貸付なので保証人とか担保は取ったのか?取締役会や監査役会で議論はしたのか?

使い道に関してはプライバシーに関わるので説明は差し控えたい。取締役会にかけて監査役会の承認も取って手続きとしてすべてルール通りにやった。今期中の返済の見通しがあったし十分な不動産担保を入れた。


質問タイムは10時35分に終了。

質問は2つだけでした。説明会もあるので少ないのでしょう。


議案の採決、取締役、監査役の紹介があり10時41分、株主総会終了。


10分休憩してから会社説明会〜。





会社説明会で使う10ページぐらいの資料が配られました。


10時52分から会社説明会。残った株主は35人ぐらいでしょうか。


資料を使いながら説明→質問タイム→説明→質問タイムを繰り返す感じ。


決算月が変わる。5月から1月になるのはなぜか?

教育業界は2月から5月が需要がもっともある。決算の監査法人の監査、チェックがこの期間に当たるので営業の部員も含めて営業の活動の時間が取れない。後手後手に回っているので変更する。決算月は重要な問題だと思っていないが、5月決算ではメリットがない。夏は落ち込む時期だが5月決算だといきなり落ち込む時期から始まる。1月決算にした方が業務の上でも対外的なイメージにも良くなるのではないかと考えている。


他社では理系の英語はほとんど無い。理系離れと言われているがニーズはあるのか?

理系は7割の人が大学院に行く。論文の発表は英語でやるので需要はある。他社でも参入してきているが当社は3年前からやっているので優位性がある。


アルクのブランドの認知度は?

英辞郎、ヒアリングマラソンのユーザーはたくさんいるので英語を学習している人などには認知度はあると思う。英語の先生や学習塾の人達には知られていると思う。NOVAは英語を勉強してるかしてないかにかかわらず国民の9割以上が知っている。それに比べるとアルクはまだまだだと思う。PRについて考えなきゃいけないと思っている。控えめに来ているので今後力を入れたい。


アイノ(?)というサイトはウェブで無料で英会話を学習できる。

優れた学習エンジンだと思う。うまく使えないかと思って経営者はアメリカ人なんですが会って提携する事にした。アイノの方にコンテンツが学習できるようになっている。アイノのビジネスモデルは広告収入やコンテンツを売ると言う事ではなく学習エンジンを徹底的に普及させていくこと。無料ですからいつまで続くかわからない。


語学学校は無いが?

箱を持った英会話スクールは昔からたくさんある。大手だけで10社ぐらい。必ずしも箱は要らないと思っている。提携すれば良いと思う。先生がどこにいても生徒がどこにいても良いような学習スタイルを作る。英会話のガバ(?)、ビジネスブレークスルー、ベネッセなどと提携している。


などなど。11時49分、会社説明会終了。


お土産は、





まこと学ぶ英語の本  1470円
まこのストラップ


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