2402 アマナの第40期定時株主総会

平成22年3月27日(土曜日) 10時〜

場所 本社 1階 会議室

サイト内の情報の無断転載・無断転用を禁止します


今回で4年連続で出席しています。毎年、土曜日か祭日に株主総会が開かれるのでカレンダー通りに休める方に優しい会社です。

2007年から毎年出席しています。


会社四季報には「広告やパンフレットなどで使用する写真等の受託制作と、写真家保有の写真の代理販売を行う。家電・化粧品軸に広告需要やや好転。代理店比率下げ、直販で好採算の販促受託進める。堅調なCG制作の素材をWeb広告・カタログ等へ活用し粗利改善。低迷のストック写真も素人投稿写真使い廉価サービス開始。外注費削減続け営業益続伸。複写機大手の簡易広告作成サービスへストック写真提供。投稿写真も個人ブログやチラシ用に廉価仲介し用途拡大」と書かれています。


株主優待は100株以上で、北海道産地直送の食料品、自社コンテンツを用いたオリジナルグッズ。保有年数によって金額が変わります。

株太郎は期末だけしか権利を取っていないので保有期間は1年未満になり、2000円相当の自社コンテンツを用いたオリジナルグッズ。


総会後に事業説明会があります。


会場の最寄り駅は天王洲アイル駅。新宿駅からですと山手線で浜松町駅、東京モノレールに乗換えて天王洲アイル駅。


モノレールに乗るのはアマナの株主総会の時だけかな〜。





到着は、9時30分。





建物はおしゃれな感じじゃ〜ないですね。色がありません。





受付をして出席票とお土産をもらいます。





そしていつものラウンジで飲み物をもらいます。ちょっとフケた、しょこたん似のオネーサンがいましたよ〜。





コーヒー、烏龍茶、オレンジジュースなど。お菓子も少しありましたが年々ショボくなってます〜。





会場はギュウギュウにイスを並べた感じで80人ぐらい入れます。この会場は満タンで第2会場にも株主がいるようです。


社長の挨拶、株主数議決権数、監査報告、召集通知の説明、議案の説明があり、10時32分から質問タイム。


1000株株主。株価低迷でカミさんと間では冷たい空気が流れている。配当が1株につき12円。この配当をもらってもインパクトは無い。配当を内部保留し競争力の強化や新たに投資した方が株主利益につながるのではと思う。

株主の皆様、お客様、社員は運命共同体だと思っている。毎期、真摯な気持ちで取締役会で議論している。今期は計画を超える利益が出たということで、まずは株主の皆様に還元する必要があるという事で今回の配当をした。


売上が下がっている。今年の予想も横ばい。回復のめどは?

2004年に上場した。1番の問題は上場のタイミングだった。我々の業界を取り巻くデジタル化の環境が迫っていた。2004年に上場をする為に2002年ぐらいから大きな投資は一斉していなかった。2005年から21世紀型のビジネスモデルという事へというのが大きなテーマだった。

30年仕事をやってきて24〜25年は紙が相手の仕事だった。紙メディアが衰退をしてきている。業界がアナログからデジタルへ変わっていく。我々が考えたのはいかにアナログを捨ててデジタルに移行するかと、デジタルメディアにいかに対応していくか。静止画だけではなくて動画までいかに対応するか。CGにどう対応していくか。これにどう対応していくか。

それが21世紀型のビジネスモデルの第1歩と考えた。次にビジュアルコニュニケーション。コンテンツ、CM、雑誌の広告記事とかすべて皆さんが目にしている物のビジュアルコンテンツ。この中でいかに合理的にすべてのメディアに対して制作を提供できるようになるかという事をこの数年かけてやってきた。

2005年にまずは海外をクローズして売却し、そのお金で国内を強化。2009年に21世紀型のビジネスモデルがやっと整ってきた。これまでは変革する為の助走の時期だった。21世紀にどのように成長していくシナリオは出来ている。


言葉の上ではポジティブな話だが数字で計画を出して欲しい。

今期123億円の予定。景気は回復してきているが広告業界は博報堂さんの発言では広告業界の回復は秋以降と言っている。外的環境がまだまだネガティブな部分があるので123億円と数字は慎重な数字を出している。2〜3年にわたっての中期経営計画を出すのはいまの環境の中では大きくはずれる可能性がある。ビジネスモデルを成長させ2ケタの成長を続けられるようにしていきたい。


650名の社員がいる。会計制度が変わって年金の扱いが変わるが影響は?

当社は退職金制度はありませんので影響はありません。


10時47分、質問タイム終了。


議案の採決をして10時48分、株主総会終了。


15分休憩で事業説明会〜だって〜。





休憩中はラウンジや第2会場などで、飲み物とお菓子を頂きました。↑この写真は第2会場です。70人ぐらい入れるかな。


11時3分、事業説明会開始です。

スライドや動画を使っての説明がありましたが、この場でデモンストレーション的な事はやりませんでした。

小池徹平が出演している〜ロート製薬のハダラボっていうCMはアマナがCM、ウェヴ、ツイッターとか〜もろもろ作ったらしいです。ここで見たTVCMのメイキング映像はロートのHPにもUPされていました。タレントを使う場合はスムーズに進むように綿密な段取りが特に必要。当社の営業のプリデューサーが綿密なスケジュールを組んだ。2日かけて撮影したんだってさ。


11時22分から質問タイム。


ハダラボの仕事でアマナが受け取る金額は?利益率は?

全部で約1億円弱。利益率は50%。


ハダラボのCMストーリーもやっているのか?

企画の段階からやっている


競合会社はどこか?シェアは?

年間の広告宣伝費が約6兆円と言われている。それを考えるとマーケットのシェアは無いに等しい。


ロートが直接アマナを指名したのか?

代理店の電通と共に。大きなメディアがからむ場合は代理店経由。メディアがからまない販売促進のようなものだと直接が多い。


広告代理店向けの営業と直接企業に営業をしているそうだが、どちらが伸びると業績が良くなるのか?

広告代理店のみを相手にすると効率は良い。効率は良いけれども手離れも良い。広告代理店が次回もコンペに勝つとは限らないので。安定した仕事を得るという意味ではバランスを取る必要がある。直接だと来年も再来年もという見通しがたつ。ですが利益が高いのは代理店経由のもの。広告業界が産業として認められてそれほど年月は経っていない。改革が遅れてる産業だと思う。スポンサーさんのほうが時代に対する感度が高い。広告代理店ばかりに頼っていると時代に取り残されると思う。21世紀型に脱皮するメーカさんから直接お付き合いする方が我々も遅れないという効果があると思う。 


今年は攻めだと言っていたが。攻めると利益が出ないのではという不安がある。利益率は下がるか?

増収増益を考えている。1〜3月が終わろうとしているがマーケットは様々で回復している産業もあれば死んじゃったんじゃないのっていう産業もある。前半はこういう状態で進んで後半は回復するというのが博報堂も我々もそういう風に考えている。


M&Aをしてアナログ部分をリストラするから、コストになっていたと思う。

仮にM&Aをやるとすると、21世紀型の体制を取っている会社様とになると考えている。


株主優待について。どのように決めているか?今後の考えは?

積極的に考えている。1つは我々のやっているビジュアルコニュニケーションを皆様と共有したいという事で、我々のビジュアルを使った商品。それと株主構成を見るとご高齢の方が多いので高齢の方に喜んでもらえる商品。今後も続けいたと考えている。


株主優待の反響は?

さまざま。こんなの使えないよとお叱りもある。


フォトストック。静止画が何万もあると思う。著作権の管理は?黙って使っているのがあると思う。

不正使用を防止しようと考えている。当社と契約している写真家がいるので、写真家の方が目にして報告を頂いたり。最近、イスラエルの会社で不正利用を検索するコンピューターがある。ここと契約してデーターを送ると世界中のウェブサイトを検索してくれる。年々進化しつつある。


11時38分、事業説明会終了。


お土産は、





布の手提げバッグ
ポストイット 7.5cm×10.5cm
メモ用紙 21cm×15cm



帰りは吉野家でメシです。





キャンペーンのスクラッチは牛丼50円引きが出ました。どんぶりと湯飲みは抽選なんです。当たれば良いな〜。


サイト内の情報の無断転載・無断転用を禁止します


inserted by FC2 system