7853 YAMATOの株主総会

平成23年12月22日
午後1時〜  大阪市・umeda AKASO

ジャンプ君さんから頂いたレポです。サンキュ〜!!

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株主総会の今年最後を飾るのは今年も情報通信や、ニュービジネスに挑戦する関西系ベンチャーの旗手YAMATOです。

個人的に川合社長のファンでもあり、毎年楽しみにしています。しかし、今期に債務超過になったため、上場廃止猶予期間入りしております。

会場は各線の梅田駅から徒歩10分くらいの飲み屋が多い場所にあるライブハウスです。





あまり知られていませんが、「バナナホール」といえば知っている人もいるかもです。





一応交差点に案内社員はいますが、ボート券売り場も近く、見つけるのは大変。

早めに会場に着き、受付をして、場内に。ライブハウスなので、天井は高く、空間が大きい上に、暖房が無いため、メチャ寒いです。





ダウンを脱ぐことは出来ません。ニット帽もかぶったままです。


定刻に開会。株主は5294人、出席は720人、会場には20人くらいです。単元株制度無しです。

報告はスクリーンとナレーションで実施ですが、スライドが社内会議で使うようなモノで、字が小さく不明瞭なため見にくいです。まあ特別な話はないので、招集通知で足ります。

メインのコンピューター関係については、景気の影響はあるが、利益が上がっています。


MANAペレットなどの部門は赤字ですがわずかな額です。
新型モーターなどの部門はわずかな開発費用がかかっているだけです。

したがって事業部門は多少の利益があるが、本社の管理費用が負担になっているのが現状です。

継続疑義が付記されていますが、その後資金の融資があり、債務超過は解消される方向です。


1時24分から質問。発言は1人。


「第3者割り当てはやむを得ないと思うが、本当に黒字化が出来るのか。これが最後のチャンスだと思う。赤字の責任をどう考えるのか」

「上場以来赤字であることは申し訳ない。しかし逃げ出すことはしない。コストを下げると売り上げが落ちる。リスクマネジメント事業はオリジナリティーがあり、これを広げていけば展開が見えてくる」


1時半から取締役候補者辞退による、議案の修正と審議。


すべて可決して。1時35分終了。


社員の方が会場を説明会用に模様替えする間、会場後方で待機です。ドリンクがありますが、全部アイスです〜。寒すぎ〜。





2時に会社説明会開始です。まず各部門の報告。


EDコントライブは曽和取締役。最近の業績は貸し倒れ引き当てが無くなり、黒字体質が固まりました。またアミューズメント、コミック関係へ広げていくとのこと。説明がちょっと長いな。

リスクマネジメント事業は岩月担当。教育関係の売り上げが落ちていますが、まあ儲かっています。来期は大きく伸びるとのことです。

EC事業は高橋担当。海外メーカーとの取引が無くなったため売り上げが大きく減っているが、人員を減らし収益を確保しています。

ミュージックジャム事業は曽和取締役。インディーズ向けのパッケージサイトを展開している部門。これはそこそこ楽しみな分野です。今期はK−POPの受注があり利益確保です。

マナチュラ事業は女性、小林担当。環境商品で時代にマッチしているが、今期は宣伝などの経費がかかり、赤字です。しかし、製品の評価は高く来期は収益が上がる見込みです。

あとは川合社長から第3者割り当ての説明があり、一時は正直ダメかと思ったこともあったと発言がありました。

全体に各事業は将来性があり、大きくは儲からないが、収益性はあるので、正直なぜ赤字なのかよく分かりませんでした。やり方次第では大化けすると思います。

また川合社長は赤字であっても堂々と株主の批判を受けており、その誠実な姿勢は好感をもてます。来期は黒字化の見込みなので、がんばって欲しいです。ただ製品は良いが価格が高く、なかなか普及しにくいのがネックかなと思います。株主の方の意見もおおむね好意的でした。

あと、この会場は寒い!出来たら暖房のある会場がいいかなあ。

お土産に





「おうちでつくれるAg+」「ダイアリー」をいただきました。ありがとうございました。

また夜の開催の「森源太ライブ」招待チケットも配布されましたが、時間の関係でボクは見ませんでした。


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