YAMATOの株主総会

平成19年12月21日(金曜日)午前10時〜
大阪市・ホテル阪急インターナショナル

ジャンプ君さんから頂いたレポです。ありがとうございます!!


今日は3つも重なっているのですが、いろいろ考えても掛け持ちが困難なので、行きの電車の中で考えました。まずは駅から近いYAMATOで受付をして、土産だけもらい、他へ移動しようと言う作戦です〜。

最寄りの阪急梅田駅には9時過ぎに到着。すぐに会場へ向かい、宴会場へ上がります。ロビーにも人はいませんでした。受付には女性社員が2人いて、すぐに対応してくれたのですが、土産は無し。早くも計画が挫折です〜。



開場も9時半からということなので、すぐに出て、別の総会に向かいます。JRと阪急は一応隣接してはいるのですが、大きい駅でその一番遠い端から端まで歩くのでふらふらです。

写真の真ん中に見える建物がYAMATOの会場です。



別会社の総会が終わり、もう一つと迷ったのですが、YAMATOは行ったことがないので、すぐに戻りました。ちょうど総会が終わり、株主の方が懇談会に入場しているところです。間に合ったな〜。



懇談会会場は、総会の隣の部屋で、丸テーブルが6セットほどあり、正面に役員席とスクリーンがあります。まもなく、メンバーがそろい、コーヒーも配られて11時過ぎに開始です。

社長はノーネクタイですが、なかなかしゃれたジャケットとシャツを着ており、センスも良さそうです。他の役員はスーツでした。

スクリーンに映されるデータは手元にもすべてプリントアウトされて、配られているのでメモも取りやすくなっています。よい配慮で好感度アップですね。内容はまずグループ全体の業績や事業内容など、そのあと、各子会社の社長がそれぞれの説明をします。割とコンパクトにまとまっており、一般株主にも分かりやすいです。

川合社長は今までの失敗も率直に述べられたうえで、今後の方針も説明されました。正直、業績見通しについては多少楽観的な印象はありました。ただ、過去の反省にたって、無理な拡大はせずに少ない投資で成果を得ようとする姿勢は強調していました。

説明の後は質問タイム。

「納入先について」→「官庁や大企業などに営業をかけている」

「本体の従業員が多い」→「持ち株会社だが、参加の企業の支援や上場事務など仕事は多くこれでもフル回転です」

「役員で株主で無い人がいる」→「持った方がいいとは思うが・・・。子会社の株主ではある」

「沖縄事業について、言葉遊びをしているだけに見える」→「芸能関係は穂積隆信や地元のタレントを使って、発掘している。酒屋も地元では老舗。出版も順調です」

「株主還元は」→「株主還元は重視していて徐々にやっていきたい。今期は優待を実施している」

株価の低迷もあり、厳しい質問も多かったです。役員の方はそれぞれ真剣に答えておられました。

12時過ぎに終了。

社長以下、参加株主を「ありがとうございました」と丁寧に見送っていただきました。

感想としては、新興企業で業績が悪い場合、無理な資金集めに向かい、根拠のない事業計画などを示して、ごまかそうとしたあげく、自滅することがあるのですが、YAMATOは、マネーゲームには走らず、実体のある事業で立て直しを図る姿勢が出ていました。財務状況が悪く、先行きは不透明ではありますが、可能性のある会社だと思いました。川合社長や、小椋取締役はキャラクター的にも魅力がある人でした。また、失敗や悪い点も避けることなく、率直に認めているのもいいですね。やはり人間は失敗から学ぶモノです。トヨタや日産も過去には大危機があったわけですからね。

おみやげをいただきました。



「セキュリティーUSBメモリ、コンテナ3・0(512MB)」(アマゾン価格8229円)「木のおもちゃパズルウーモ」(315円)「YAMATOオリジナル平成20年ダイアリー」「雑誌ハナビヨリ」他パンフレット。ありがとうございました〜。


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