駅の写真を撮ったり、会場までゆっくり歩いて向かいます。
パークのオープンは１０時ですが、本日は株主優待デーで、優待チケットを持っている人は９時から入場できるので、すでにコースターに乗っている人も・・・。
株主は横の通用門から入場します。会場のターミネーターまでは３，４分かかります。
入り口で受付とともにお土産をもらい、通路を進むと、キティちゃんなどがお迎え。
子供は喜ぶでしょうね。ただ、小学生以上は同伴で入れないので、入っているのは幼児ですね。
すぐに普段はシアターに入るために並ぶ場所に出ます。
そこでドリンクをもらい、シアター内に入るか、その場所も第２会場になっているので、そこで参加することも出来ます。
第２会場は飲み物もあるし、テーブルもあるので小さな子供連れの人にはいいかな、と思います。
定刻に役員が入場。でも社長はステージに上がらず、客席に椅子を持って来て、「この場所で皆さんとお話をしたいが、承認していただけますか？」と話しかけます。
上手いですね〜。拍手の中、 挨拶が始まります。
「今日 は株主の皆さんと話すことが一番重要なことだと思っています」。ちなみにガンペル社長はアメリカ人なので話は英語。
社長の後で女性の通訳が日本語で話します。
株主数は１０９０６人、出席は２９６３人で実際に会場にいる人も７００人くらいはいたかと思います。
１０時１０分くらいから報告。地元ＦＭのＤＪがスクリーンを使って説明。プロの話し手が生というのは初めてですね。さすがに分かりやすいです。
１０時２５分から社長が説明。
「社会貢献を大事に考えて活動している」「今期の業績見込み」「安全性の確保について」「配当方針は配当性向１００％。おそらく日本ではないのではないか」「優待について」「議案の説明」です。
書類はほとんど見ないで、自分の言葉で説明するんですが、アメリカ流なのかな〜。テンポが良く、通訳で時間がかかるのですが、気分的にはあっという間です。
１０時４５分から「今日の最も重要な時間だと考えている、皆様からの意見を聞く時間です」と質問タイム。
「団塊の世代をどう引きつけるのか」
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「ハリウッドドリームザライトは団塊の世代の方も乗りたがるなど成功した。新しいプログラムも、子供から団塊の世代までを対象にした物になるので期待して欲しい」
「夏休み以外の閉園時間が早い」
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「いろいろなパターンでやってみた。延長すれば売り上げは上がる。しかしその分のコストをカバーできない。従業員の帰りの交通も考えるとやるなら２４時間になるが・・・」
「園内に日本語が多いが海外客への対応は」
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「感情的なつながりを大事にしている。ストーリー性を重視し、シンプルに分かりやすくしている。英語は対応しているが、そのほかについてはストーリーを要約した紙を用意したいと思うがどうですか？」
「韓国タレントを呼んでいることの目的」
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「東方神起を呼んだのは、韓国向けのＰＲ。韓国のマスコミに取り上げられることで本国でＰＲしてもらう」
「女性トイレの紙が取りにくい位置」→「すべて洋式にしたためだと思う。改善する」
「大阪府、大阪市との関係は」→「知事とも会談、市とは連絡を取っている。地域への貢献をしたいと思っている」
「ファンタスティックワールドは木がじゃまでうちの子が見えないから切って欲しい」
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「初めは大きなショーをやる予定の無かった場所だったが、ショーに合うように整備した」
（このオバサン納得せず）
「子供が見えない〜って言うんです。雑草もある。雑草が整備なのか。ＴＤＬはよく見える」→「点検します」
（あまりのジコチューに会場内しらける）
「顔認証パスも一般チケットと同じゲートで待ち時間が長い。ゲートを分けたらどうか」
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「ゲートを増やすのはコストがかかるが、分けるのはよいアイデア。改善する」
「くわえたばこの人がいる」→「注意させます」（そんなの見なかったけどな〜。１人くらいはいるでしょう〜）
「安全性のＰＲは」
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「法律やルールはすべて満たしている。また欧米の国にもルールがあり、そちらの方が厳しい場合はそちらに合わせ、さらに当社独自の基準も適用している。ＷＥＢでのＰＲを考える」
「プラチナパス予約の電話が通じない。オークションに一杯出ている」→「プラチナパスホルダーの優位性を考えたい」
「ウィケットがクローズするらしいが」→「続けたい意向だが、決まっていません」
「クルーが掲示板に悪い書き込みをしている」
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「５〜６０００人のクルーすべてを管理するのは難しいし、勤務時間外については管理できない」
「エンターティナーの質が落ちている」
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「そういう認識は無い。交代制であり、セカンドキャストなどは実力差があるのは仕方ないが・・・」
「年間パスをあまり売る気がないのではないか」
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「これはゲストではなく、皆さんも経営者だと考えて欲しい。年間パスは得だし、ショップの割引もある。プラチナはお得すぎるのです。理解して欲しい」
「サンリオのように午後開催にしてほしい」
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「会場については皆さんが所有されるこのパークでやりたかった。しかし、普通のゲストもいる。総会のために１つのアトラクションを閉めなくてはならないことも考えた」（席に向かって）「皆様、夕方開催の方がよい方は手を挙げてください。では１０時の方が良い方は？」（ほとんど１０時）上手すぎる〜。
議案の採決をして、１１時５５分終了。
「みなさん、皆さんが所有されるこのパークでこの後お過ごしください。そして、もう１人皆様にご紹介したい人がおります。私の妻です」
席にいた奥様が起立し、拍手を受けていました。
役員紹介のあと、場内でミニミュージカルがありました。
終了後外に出ると、社長夫妻がおり、株主と記念撮影したり話したりしていました。
今までたくさんの総会に出ましたが、全く違うタイプの総会で、アメリカ式なのかな？と感じました。
一応台本はあるようですが、社長は参考程度に見るだけでほとんど自分で答弁していました。
よくある「貴重なご意見ありがとう」みたいなことは一切無く、何らかの答えをすぐに出す、というのは、さすがだと思います。
２時間ですが、長く感じなかったのは社長の姿勢につきると思います。ぜひ日本人の社長も見習っていただきたいものです。
一貫しているのは「皆様はこのパークを所有されているのです」という発言。そういわれるといい加減な質問も無くなるし、ほどよい緊張感と、アットホームな雰囲気が生まれるのかなと思いました。
中に１人変なオバサンがいましたが・・・。
配当も倍増、優待もまだまだ考えるとのことで、個人的にはお勧めです。
なお総会後はそのままパーク内で１日遊べます。
お土産はパーク内で使える商品券１０００円分でした。
ありがとうございました。