なぜそんな当たり前のことを書くかといいますと、ネットをしていたら株太郎さんのＨＰからネタをパクったＨＰを偶然発見したんです。
まあ普通は人のネタをパクったりしませんし、引用するなら「誰々さんからいただきました」とか書くんですが、かなり常識のない管理者らしく、株太郎さんも困っているそうです。
自分で苦労せずに、ネット情報を盗むだけなので、情けないことに間違えて写していたりしています。
気を取り直して、総会のルポ開始です。駅は神戸新交通「市民広場」。総会ではおなじみです。
駅からも近いし、案内もいるので迷いませんが、駅の表示が「第７期定時株主総会」となっていて、会社名がありませんでした〜。
受け付けで書類などを受け取ります。直ぐ横に「質問者受け付け」がありまして、質問をする株主はそこで質問券を受け取ると優先的に質問できます。この方式はボクの参加総会ではここだけです。
地下の入り口に降りると、製品展示があり、ゴルフやテニスの道具、ボールなどを見たり、パンフレットが貰えます。
社員の方に質問している人もいました。また今回の優待品の展示コーナーもありました。また女性社員の方が飲み物を配ってくれます。
会場は大きなホールで、一部をビデオ席にしているほか、質問券のある人の席もあります。
満員だと１０００人近くはいるようですが、出席は２５０人くらい。
収納式のテーブルもあるのでメモを取りやすいのはありがたいです。場内にはスーツを着たガードマンが多数いて、物騒な雰囲気です。一体何を警戒しているのか・・・。
定刻に開始。株主は１７９２８人で、出席は５０７７人。
報告事項はスライドとナレーション。内容は書類と同じですが、財務諸表の説明は極限まで省略しています。
リーマンショックの影響は国内、海外とも大きかったものの、業績は予想をかなり上回ったようで、１株当たり利益は４０３６円を確保。配当も４０００円なのでありがたいけど、大丈夫なのか？
１０時２５分から議案の説明があり、その後「質疑方法の決定」があります。質問を受けた後は採決のみ行う、と言うだけで、別に決めるほどのことでも無いんじゃないかと思います。
１０時２９分から質問タイム。発言は事前に申し込んだ３人だけですが、それぞれかなり長い質問でした。
１人目は中年のビジネスマン。
「株価が下落一方」
↓
「上場以来低迷していることは真摯に受け止めている。海外ビジネスの増益基調により業績も上がっている。ＩＲも積極化したい」
「クリーブランド社買収の効果がないのでは」
↓
「２００７年に買収以来、７〜１１億円程度のシナジー効果が出ている。２００９年は不況による打撃があった。今年の海外では１０億円以上の改善を見込む」
「単独と連結の利益の差」→「１１億円あり、のれんと配当調整」
「配当が４０００円だが」→「財務は安定していて問題ない」
２人目は年寄り。
「特定株主が多く、取引が少ない」→「株主構成はコントロールできない。配当が高く長く保有される株主が多い」
「優待制度の改善はないか」
↓
「現在は２段階。会社を知っていただくという観点から１株から実施。コストとの絡みもある。今の方式でいきたい」
「ゴルフ場の優待はできないのか」→「展開するゴルフ場が兵庫県のみになる。株主は全国にいる」
３人目は若い人。
「今の優待では、１株しか持たない。今の株主に増やして貰う工夫が要ると思う」
↓
「検討はするが様々な意見がある。知名度を上げるために１株から実施」
「ブランドと社名が結びつかない」→「商品やトーナメントでは必ず社名を入れている。効果は出ているが十分とは思っていない」
「僕らの間ではゼクシオはオジンクラブ扱い。若い人向きの商品がない」
↓
「石川遼プロとの契約で若い層にも展開。クリーブランドブランドを中価格帯に投入」
１１時７分から採決し、１１時９分に閉会しました。
ゴルフでは横峯さくらとも契約していて、ブランド力はある会社だと感じます。
ただ、確かに最近は安いゴルフ用品も多く、ゼクシオなどはかなり高い部類に入り、難しい面もある。
若い人にどう訴えるかはキーポイントですが、財務のいい会社なので、期待したいところです。
お土産に
石川遼プロ＆横峯さくらプロ柄の図書カード1000円をいただきました。ありがとうございました。
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