SFOODSの株主総会
平成20年5月22日(木)午前10時〜
兵庫県・西宮神社会館
ジャンプ君さんから頂いたレポです。サンキュ〜!!
初夏の陽気の中、5月2回目の総会です。会場は関西では有名な西宮神社の中にあります。
最寄り駅は阪神西宮駅。駅を出たら門前町で「西宮神社」のちょうちんが一杯かかっているのですぐ分かります。
ボクは初詣で行って以来です。
神社での総会なんて初めてで、なんとなく荘厳な気分になります。
これは本殿。
会場には9時40分頃到着。
受付はなかなかきれいな女性社員がテキパキとこなしてくれます。出席票がお土産引換券にもなっているようです。
ロビーにはお茶が用意されて、立派なソファもあり、休憩できます。よく考えれば結婚式もやるので、会館があるんですね。同窓会などの集会も出来るそうです。
出席株主は150人くらいです。2分前に役員入場。一部株主から拍手が起こります。
定刻になって女性社員のアナウンスに従って、社長が演壇に立つとまた拍手。
社員株主かどうかは微妙な感じですが、食肉業界だけに、いろいろ深〜い関係者なのでしょう。
出席数は議決権個数だけの報告で、約8割です。ちなみに社長はじめ上位3人だけで過半数です。
社長は非常にはっきりしたしゃべり方で元気のある人でした。
報告はビデオで。写真も多く、文字も一部動いたりして、分かりやすくする工夫が見られました。対処すべき課題もビデオでした。
10時23分から質問タイム。質問は1人。
「繰り延べ税金負債20億円の内容は?」
↓
「昨年買収した子会社の持っている株の時価評価と取得原価との差で、今後処分する段階で、利益が出れば減っていくもの」
続いて、丁寧に議案の審議をして、10時30分頃終了。
役員全員の紹介のあと、創業者の会長が今期で引退すると言うことで挨拶がありました。
「昭和41年の今日に会社を創業し、今日が創立記念日。
この後、代表を退くことになりました。食の安全や食糧危機などが心配されており、その中で何らかの貢献が出来る企業にしたいと考えてやってきた。
当社が扱うバラエティミート、いわゆる内臓肉などは、海外ではあまり使用していないので、安く仕入れることができる。
これを利用して栄養ある食べ物を提供してきた。
40年以上を経て、1部上場まですることができた。ありがとうございました。今後ともご支援ください」
というようなお話でした。
終了後は役員の方が、並んで株主を見送り。地元の古い企業だけに、顔見知りも多いようで会長にねぎらいの声をかけたり、握手を求めたりする株主が多かったのが印象的でした。
ボクはたまたまですが、この会社の近くを通ることがあるのですが、どちらかと言えば質素で、大企業という感じはしません。
会長や社長も、スマートとは言い難いのですが、非常に誠実な姿勢で話されているのが分かりました。
こういう地味だけれどもまじめな企業が1部に上がれるというのは、なかなかいいことなのではと思いました。
お土産に「ハリーズブランド ローストビーフセット」(ローストビーフ750g、ローストビーフソース180g、西洋わさび40g)をいただきました。
ありがとうございました。