エイチアイエスの株主総会

平成21年1月29日(木曜日) 10時〜

場所 ヒルトン東京 4階 「菊」


本日2件目〜。

去年の総会はトルコ事故の被害者が来てかなり緊迫した感じでした。

新聞やワイドショーでは事故のその後についてはあまり報道されませんが週刊誌には掲載されていました。





「週刊現代7月5日号」と「フラッシュ7月29日号」に掲載されていました。去年の株主総会で事故の説明会をやるって言ったのを守ったみたいですね。

記事は澤田会長が説明会で逆切れして途中で帰っちゃったみないな事が記事になっています。大人気ないですね。

あと事故したバスのタコメーターがあるのに無かったと言って隠していたとか、隠していたんじゃなくて忘れていたとか書いてあります。

女性の手の傷は痛々しいですね。傷跡は消えるのかな?これを消す費用もエイチアイエスが負担なんだろうか?


言い分としては、HIS側は事故を起こした運転手の不注意が原因で旅行契約上の債務不履行責任は発生しない、被害者側はHISが企画した無理な日程で事故になった。ってな感じかな。

HISは運転手の責任にしながらもチャーター機や見舞金、治療費を払っているみたいですね。

詳しくは去年のレポを見てね。


株太郎は被害者側に同情的なんですが知り合いはHIS側ですね〜。海外旅行はツアーであっても自己責任。規約をしっかり読んで、保険をキッチリ掛けて出かけましょう〜って感じでしょうか。


海外での事故は怖いね〜。



残念なことに総会後に行われていた懇親会は見送りになりました。昨今の経済情勢を勘案したそうです。

中止じゃないので景気が良くなったら復活するのかな?

飯が無くなったからか総会の開始時刻も去年と違って30分早くなっていました。


最寄り駅は西新宿駅。1件目の湯島駅から千代田線で霞ヶ関駅、丸の内線に乗換えて西新宿駅。





到着は、9j時58分。





飲み物は無し。毎年の事だけど。





会場は300人入れる大きさ。出席株主は180人ぐらいでしょうか。


いつも通りの、株主数議決件数、監査報告、召集通知の説明は画像と音声で、決議事項の説明の前にトルコ事故についての説明が社長からありました。


平成18年10月に起きたトルコの事故について、このご旅行に参加されたお客様のお気持ちを考えますと今でも大変無念に存じております事を皆様にお伝えしたく存じます。

事故発生をの知らせを受け当社は国内や海外の各支店からスタッフをすみやかに現地に向かわせ、当時取締役であった楠原を事故対策本部の実質的な責任者として現地に派遣して対応させて頂くとともに、チャーター機を2機手配して事故の合われたお客様やご心配されて現地に赴かれたご家族様に乗って頂きご帰国して頂きました。

ご帰国後は治療に専念して頂くようご提案をし、旅行会社として可能な範囲でしかしながら同業他社様の例を乗り越えて私どもなりに誠心誠意つとめてまいったつもりでございます。

昨年の株主総会が開催される以前に、特別保障規定に基づく保証金の対象となるお客様のほぼ全員に、そして現在残った方々にも当社の保証金のお支払いを済ませております。

この保証金は事故の発生について、当社に責任があるかどうか問題に関わらずお支払いするもので総額で1億3300万円の保証金をお支払いしました。

さて、皆様にお約束した説明会でございますが、昨年の3月9日に開催いたしました。この説明会の席で、当社が負担する治療費の期間をそれまで提案していた事故発生日から3年を経過する日を延長し、治療が終了するまでと提案させていただいています。

今まで申し上げた当社の提案は、いずれもバス事故に遭われたお客様をはじめ、ご家族の皆様のお気持ちが少しでも和らげばとの思いからさせて頂いたものでありまして、旅行会社の特別保障責任を超えた企業倫理に基づきご提案させて頂いたものであります。

なお、このバス事故に対する法的な責任となりますと、顧問弁護士が先例などを参考にした結果、明らかになっている事実関係からは当社に法的な責任があるとは言いがたい、という見解を頂戴しています。

以上、申し上げた事情から、当社は3月9日の説明会で提案させて頂いた「治療が終了まで当社が医療費を負担する」という提案を最終のものとさせて頂きました。

ところで説明会そのものは、当社の誠意を必ずしも十分にお伝えできない状態となりましたので、3月下旬には当社の考え方を書簡にして事故に遭われたお客様にお送りしました。

その中で、当社の最終提案の内容を改めてお伝えし、その提案にご同意頂けるかどうかご考慮くださるようにお願いしております。

現在では半数を超えるお客様とお話が進んでおり、すでに解決に至っているお客様もいらっしゃいます。

また、横転したバスが掛けていた保険金の請求も当社がお手伝いさせて頂いており、保険金を受け取られたお客様もいます。

ただ残念ながら、事故に対する法的な責任について、当社とは異なる見解の方々も中にはいらっしゃいまして、こちらの方々とは大きな隔たりを埋める事がかなわず、事故発生から2年3ヶ月ほど経っておりますが解決金の金額も含めまして、話し合いで解決すりには困難な状況であり、もはや裁判所のご判断を仰いでもらうしか他に道が無いような状況を余儀なくされています。

従いまして当社の最終提案とこの方々の間では誠に遺憾ではございますが効力がなくなってしまい、当社としては大変不本意ながら決壊という状態になっております。

また昨年の夏に監督官庁であります国土交通省にバス横転事故の顛末に関する進捗報告を行いましたが、その際にご助言がありましてバスが掛けていた保険金の請求のお手伝いのご案内を改めてさせて頂いております。

もっともこのお手伝いのご案内を差し上げた事はバス横転事故に対する法的な責任について当社の見解を変更したものではありません。

事故に遭われたお客様のお気持ちは当社としても切にお察し申し上げます。

が、バス横転事故に対する法的な責任とないますと当社に責任があるとは言いがたいという見解でございます。

安心、安全、品質の向上という面につきましては先ほどの事業報告の説明でご紹介いたしましたように、当社は従来以上に取り組んでいますが、旅行業法や旅行業約款の面から可能な事と可能ではない事があります事はご理解して頂く存じます。

また、先ほど申し上げましたとおり、CSRを意識して最終のご提案をいたしましたが、これにご同意いただけない方のお考えは旅行業のビジネスモデルのあり方に大きな影響を及ぼすと言っても過言ではなく、当社のみならず旅行業界全体で対処しなければならない論点であるように思います。

もし旅行業のビジネスモデルのあり方を変えていくことになりますと、旅行業法や旅行業約款の変更という事もしょうじえましょうし、規模の大きくない旅行会社の中には今後の事業の存続にも大きな影響が出てくる事も十分考えられます。

つまりは当社1社で判断できる範囲を超えた問題になっているとご理解いただきたく、この点からも司法の判断を仰ぐ他に道は無いと考えるしだいです。

以上がトルコバス横転事故をめぐる顛末でございます。


議案の説明をして、10時43分から質問タイム。



<株主N氏>

今の議長の説明で昨年の株主総会でトルコ事故について悩める家族の方の説明の足しになったと思い安心しております、ありがとうございました。

今期の決算書を見させて頂くとあなたが今おっしゃった、対処すべき課題、安心安全、お客様のニーズ、社会貢献などのあなた方の頑張り次第なのでぜひ頑張っていただきたい。

当社の単体の損益計算書を見させていただきますと、営業売上が2.5%UPしているにもかかわらず最終的な利益は無く純損失として9億3000万円計上されました。原因は何だろうかと思いますと特別損失のところに、投資有価証券の評価損が29億円、関係会社株主評価損が14億円計上されて営業利益の41億円が吹っ飛んでしまった。

このような状況になったのは世界経済が悪いからだとは思いますが株式の評価損が出て損失になりました。評価損の上位3社、どこが足を引っ張ったのか教えてください。

<議長>

一番大きいものは有価証券として保有していたスカイマークの株式の評価損27億円ほど。

2番目に大きいのは関係会社の整理、子会社でありますATB、旧マップインターナショナルという旅行会社になりますがこちらを減損している。

今期に入って解散と本体への吸収した。事業の方は本体の方で継続という形になっている。この2つで特別損失の8割以上を占める。

<株主N氏>

スカイマークの27億円の評価損ですが、スカイマークはHISが大きく関わっている会社だと思います。このスカイマークがなぜこのように評価が落ちたのか?

<議長>

スカイマークさんに関しましてはおっしゃられるとおり創業時にはHISが大きく関係していましたが、途中から本体のより健全な経営をするために持分法から外れて、株式を保有しているだけの関係になっています。

従いまして人を派遣するなど経営の方には参画していない。我々としては1株主として見守るというスタンス。

<株主N氏>

スカイマークを遠くから眺めていくだけでは経営は立ち直らないと思う。今後もほっとくのか?助言していくのか?スカイマーク株をどうするのか?

議長>

今の段階では先ほど申し上げたとおり、1株主としてであり、経営に参画関与をするスタンスではありません

<株主N氏>

スカイマークの1株の評価は?

<議長>

期末簿価で1株108円、合計11億円。今後過程の話ですが1株54円を下回ったらまた改めて減損しなければならない。

<株主N氏>

減損になるような株式を今後も持つのか持たないのか?必要なものだとは思うがスカイマークは同業他社と競争して立ち上がれるのか潰されるのか心配。

<議長>

非常に厳しい状況ではありますが頑張っていきたい。

<株主N氏>

最後、我々に対してメッセージをお願いします。

議長>

海外旅行でNo1になる。そして世界に出て行く。ぜひ応援をよろしくお願いします。



<去年もトルコ事故の質問をしたT氏>

トルコ事故の23名の被害者のうち1人が亡くなられて2人が意識不明の重症、私の娘は意識不明の1人でした。

色々な経緯の説明が社長からありましたが、正しい部分もありまずが必ずしも全部を言い尽くしていない。

確かに法的な責任云々につきましては、これは最後どうしても被害者と旅行会社が合意できなければ裁判も仕方が無いと思っています。

しかし我々はですね、エイチアイエスさんの格安のツアーに行く人ばかりで、23名の非常に善良な被害者がいて半数ぐらいが合意できていないのですがそう人に対して裁判をしろと、大会社が迫ってくるのはどうかと思います。

<手紙>

去年の総会のときにも申し上げましたが、被害者の中にですねPTSD(心的外傷ストレス障害)に悩んでいる人がいらっしゃいますが、去年も手紙を預かって読ませて頂きましたが今年も預かってきました。本当に申し訳ありませんが朗読いたします。

1年前、株主総会という場をお借りしてT様にお手紙を読んでもらいましたHYです。総会にいらっしゃっている方々のご意見やお力で、その後事故後、初めて説明会が行われました。株主の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

<去年もトルコ事故の質問をしたT氏>

これはHYさんのおっしゃるとおりです。

<手紙>

ただ説明会の冒頭に澤田氏(会長)は自分には第一線を離れて権限は無い、と何度も言われました。そして被害者の方から貴社に対して責任の所在に対して色々な証拠、例えば事故当日の日程表や行程表、添乗員の記録とかタコメータの記録の提示をお願いしたわけですけども、論理的な説明を求めますと澤田氏はHISも自分も被害者だという事をおっしゃいました。謝罪ではなくむしろ逆切れかなと。その中で自分たちも被害者なら私たちと一緒にトルコのバス会社を訴えれば良いじゃないかと何度も言った。

<去年もトルコ事故の質問をしたT氏>

この方はですね逆切れされた澤田会長の迫力に気を配り私の耳から離れませんでしたとのことです。

<手紙>

HISの第一責任者である社長の存在は澤田会長にけされてしまいえらい印象でした。

<議長>

本当に申し訳ないのですがご質問の趣旨は?

<去年もトルコ事故の質問をしたT氏>

わかりました申し訳ありません。この方は感謝しながら、御社も被害者というのなら私たちと一緒に加害者といいましょうかトルコのバス会社を、一緒に訴えようと被害者説明会でおっしゃったのですからぜひやっていただきたいというお願いであります。

先ほどの議長の説明に対して2〜3質問があります。まずおっしゃるように3月9日に説明会をやっていただきました。ありがとうございました。

これはあの〜ホントに事故の1年数ヶ月たって始めての事でした。私も旅行会社に色々な友人がおりますし、HISと並ぶような大きな会社の方ともお話をしましたが、こういう事故ががあったときに被害者に対して事故の内容とか原因とか対策とか保障とか説明をしないなんて無いよと言われました。

HISさんからはそんなことが無くってこの前はじめてあった。で、その中で新しい提案が出てきていたんですが、その前に議論が紛糾しました。

それは澤田会長が一緒に裁判をしようじゃないかおっしゃった。ホントにそんなことが出来るんですか?その時点でですね、事故を起こしたバス会社はまだHISは使っていた。

事故を起こして責任があるバス会社を本当に訴えるんですか?我々被害者と一緒にやるのであれば、まずHISさんが訴えればいいんじゃないですか?とお聞きしたい。ま〜そんな事でもめまして、途中常務から新しい提案書とタコメーターです。

タコメーターがあれば運転手がどんな運転をしていたかわかるんですから、2007年の2月に常務が出席したグループの話し合いが2回ありました。そのとき何度も聞きましたがタコメーターは無かったとおっしゃっていた。

それが1年後の3月9日に被害者全員にタコメーターが配られました。これはおかしいじゃないかと、無いと言ったタコメーターが出てきたんですか?っ聞いたら、常務は2月の中旬に自分にメールが来ていて添付されていたんだと、自分はそれに気が付かなかったんだと。

タコメーターを隠蔽していたんじゃないかと、タコメーターの記録は事故の前日のものだった、当日のものは無いかと聞いたら無いと。第1問はですね、前後のタコメーターを入手してトルコの法規にのっとって走っていたか分析して報告していただきたい。

それから、その説明会で澤田会長は何度も裁判を一緒にやっていこうじゃないかとおっしゃっていましたから、本当に我々と一緒になってトルコのバス会社なり運転手なり旅行会社なり本当に訴える気があるのか?その点についてお伺いしたい。

3月9日の説明会で新しい提案について合意が出来なかった。

今までは事故直後に頂いた手紙では会社の公印を押した180日以内の医療費は全額払います。3年以内については健康保険を使っていただける前提で自己負担分を払います。現地との交渉については誠心誠意仲介すると書いています。

医療費以外の保障については発生内容をかんがみ対処しますと書いています。この3点がありましたので被害者の方は事故直後でありましたけども何かやっていただけるという安心感があって治療に専念した。

ところが実際には合意が出来なかった。それは御社からの和解金が去年の総会でも申し上げましたが、15万円から105万円の提案がありました。

3月9日の説明会ではタコメーター騒動がありましてそこまで話が進まなかった。

タコメーターでもめた時に澤田会長はこんな説明会をやってもしょうがない、打ち切ると言って一方的に退出されました。我々にとっては途中でHISが打ち切って完結していない説明会。

したがいまして非常に遺憾。完璧な説明会を開いていただきたいと。

合意できないのであれば180日以内の医療費を払うとか条件をすべてキャンセルすると言う。またこれまで負担したきた費用、飛行機のチャーター代なども返してくれと、請求すると手紙に書いてあった。

いまだに金額を言ってこないが請求する気がいまだにあるのか?

<議長>

まず大前提として言いたいのは、我々としましては今回の事故に関しては残念に思っています。

そして解決に至っていないのは遺憾に思いますし残念に思っています。

ただ、ここは総会の場でありますし、他の株主様にもご了解いただけたらと思いますが、先ほど保険で何とかなるのではないかとおっしゃられましたが、ジャンボジェット機2機をチャーターして現地に行っています。

億を越える費用がかかっています。社会的責任として社会として出すと判断しました。じゃあどこに責任があるかと申しますと、我々は株主様から資金をお預かりしてこの会社の経営をやらしていただいています。

得た利益を株主様に還元しますと社会的責任の1つとしてやっています。

旅行業法約款に沿った処理はある面では仕方ないと思う。

1個人のお客様からの要求を我々がすべて受け入れるということも時と場合によっては出来ない。

我々としては旅行業法、約款の範囲をこえた対応を取締役会で決議できる最大限の事をやらして頂いたと手前勝手な話かもしれませんが思っています。

そして、安心と安全という定義づけで、お客様と旅行会社の間に若干の隔たりがあります。海外旅行を手がけています。海外は日本の約款だけでコントロールできない事もあります。

価格も含めてより海外に行きやすいと要望がある。

すべてのリスクをヘッジすると言う事になりますと、旅行価格に転嫁されることになる。

安心と安全というものに関しての定義に関してはT氏様のご意見をよく理解しているつもりですし、それに対して異論を唱えるつもりもありません。

業界全体全体の問題と認識していまして、そういう意味で司法の判断があると今後の海外旅行、パッケージツアーに対するあり方の見直しの機会になりますので、そういう意味でですね、裁判所に判断を仰ぐしかないというような点も、あるところをぜひご理解いただきたいと思いますし、

色々な質問を頂きましたが、ここで細かい議論をやるということもよしとは判断できませんし、実際説明会は何回かやらせていただいています、4回ほどと認識していますがこれがT氏様には説明会ではなかったと認識に隔たりがあるのですが、今回も前回の株主総会とほぼ同等の質問を頂戴したと、

事故から2年3ヶ月の年月が経っていますし、先ほど申し上げた通りここにお集まり頂いた株主様のこと考えましても、今回の件は取締役会で決議できるレベルを超えている。

パッケージツアー全体を見直す意味を含めまして司法の判断を仰がして頂ければというふうに逆にお願いしたいと思います。以上説明申し上げました。

<去年もトルコ事故の質問をしたT氏>

たしかに、御社に責任があるか無いか、これについては平行線で裁判をも仕方が無い。事故直後に180日以内の治療費は全額払うと3年以内は健康保険を使って普段分は払うとおっしゃいました。

今度の新しい提案ではずう〜と払うとおっしゃった。一見、良さそうな提案ですが他の条件を合意しなければ全部反故になるという。それはおかしいのではないか?澤田会長が一緒に裁判しようじゃないかなんてことは取締役会でやれるわけです。

この2件に関しては旅行業界は関係ないし取締役会で決めれるんじゃないか?

<議長>

各論でですねお話をするとT氏様の疑問に残られる点もあろうかと思いますが、総論でですね、我々としましてはすべての条件を提示させていただきまして、これを出来るかぎりのレベルまで引き上げて我々としては対処させていただいたつもりです、

手前勝手に聞こえるかもしれませんが。

その中の1部の協議を重ねて納得いただけない、こうして欲しいああしてほしいという中で、最終的にトータルの総論で条件面での合意が出来れば我々としては作っていきたいと判断していまして、各論におきましての撤回だとか別にしまして、議論をずーっと継続してやってきているので我々としては出来うる限りの条件を提示したという認識でいます。

本件に関してこういった議論になる事は非常に遺憾で残念な気持ちでいっぱいです。

またこういったご旅行に参加される皆様がこういったことにならないように、再発しないようにということで昨年の4月から力を入れています。

このような事故が起きていますと今の約款、業法で対応できる範囲がお客様との要望との間に隔たりが出来てします。

いかにしてこういった事故を起こさないようにするか全力で取り組んでいます。

ここでですね、T氏との各論の議論をですね2年3ヶ月までさかのぼってやるというのは今回の総会の目的から外れていますし、私どもとしてはここだけは本当にご理解いただきたいのですが、全名的な解決を望む姿勢は今も変わっていません。

ただしそこに対しての若干の隔たりがあり、いまこの部分に関しては埋めようがないと判断せざるを得ない。

本当に申し訳ありません。

<去年もトルコ事故の質問をしたT氏>

私だけでこんなに時間を使うのは本意ではありません。確かに旅行全体に関わる問題だということはわからないことも無い。

事故直後の混乱の時に社長が書いてきた手紙、我々が追加の条件を呑まなければ拒否するというのは社会人のどんな人に聞いてもありえない。

国土交通省にこの話を言いました。チャーター費の費用や医療費を返せと言っているんですがと話したらそんな馬鹿な事はないと、ありえいえないと言われた。

裁判になりますと、費用も時間もかかりますし、できれば御社と話し合いで解決したいと思っています。説明会を再度きちんと開いて我々と共通理解を持っていただけないかと思います。

<議長>

我々も旅行会社としてどこまで対応したらいいか、日本旅行業協会、国土交通省、それ以外にも相談している。我々の対応いかんで、例えばチャーター便を手配すると言う事は我々だから出来たことで、すべての旅行会社ができると言う事ではない。

対応面では業法約款を超えているとの意見を頂いている。

申し訳ありませんがやはり司法の判断を仰いだほうが今回の件は得策ではないかと考えております。

従いまして仮に説明会を開催したとしても、今ここでやっている議論と同じになる可能性が高いと我々は判断していまして、我々としてもこれ以上の対応をするのであれば、司法の判断があったほうがより動きやすい。

あるいは株主様にもご説明申し上げやすい。と言う判断をしています。以上よろしくお願いします。



11時30分、去年、トルコ事故について質問した被害者の父で株主の人の質問が終わったのでロックフィールドの株主懇親会に向かいます。



今年も1人ぼっちで来ていましたね。他の被害者はどうしたんだろ?わざわざ株買ってまで文句は言いに来ないか。

株太郎は去年は被害者寄りでエイチアイエスは悪でしたが、今年はエイチアイエスは十分とは言わないが出来る限りの補償はちゃんとしていると感じて、被害者はこれ以上望むならもう裁判しかないのではと感じだ。


お土産は、





ヒルトンの甘いパンとエコバッグ


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